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【2026年11月】ATP・WTAトップ10の使用ラケット・ストリング一覧|世界ランキング上位20人のセッティングと試打した感想

ATP・WTAトップ10の使用ラケット・ストリング一覧(2026年11月) テニス
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どうもじょりじょりです。

今回は、2026年11月2日付の世界ランキングで、ATP(男子)とWTA(女子)のトップ10に入っている20人の使用ラケットとストリングを一覧にまとめました。

男子はパリ・マスターズのあとでズベレフ選手がシナー選手を抜いて1位に。ホダル選手が初めてトップ10に入りました。女子は1位がリバキナ選手で、2位のサバレンカ選手、3位のアンドレエワ選手が続いています。

表だけでなく、僕が実際に打ったことのあるラケットとストリングには、短い感想を付けています。プロと同じものを使ってみたい人の参考になればうれしいです。

※ランキングはATP・WTAの2026年11月2日付のものです。プロ選手のラケットの中身(プロストック)はメーカーが公表していないので、中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。テンションも大会や天候で変わるので目安として見てください。

▶ ほかの選手の使用ラケットは「プロ選手の使用ラケット一覧」で探せます

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この記事のポイント

  • ATPトップ10はヘッドが4人(ズベレフ・シナー・コボッリ・ホダル)で最多。バボラとヨネックスが2人ずつ
  • WTAトップ10はヨネックスとウイルソンが3人ずつ。ヘッドが2人、テクニファイバーとダイアデムが1人ずつ
  • 塗装と中身が違う「プロストック」が多数派。ほぼ市販に近いのはアルカラス選手、シフィオンテク選手、スビトリーナ選手くらい
  • 男子はナチュラルとのハイブリッドがズベレフ・デミノー。メドベージェフ・コボッリは2026年はポリの単張りの大会もあり、時期や大会で張り方を変える選手が多い
  • 女子はルキシロンが4人(サバレンカ・アンドレエワ・ガウフ・コスチュク)と人気
  • スピードは塗装か型まで含めると男女で4人(シナー・ホダル・ムチョバ、中身がスピードプロのガウフ選手)。今いちばん勢いのあるシリーズです

ATPトップ10の使用ラケット・ストリング一覧(2026年11月2日付)

順位選手ラケット(塗装)中身ストリングテンション
1位ズベレフヘッド グラビティ100インチ・18×20のプロストック(ProかTourかで意見が分かれる)縦ヘッド ホークタッチ×横バボラ VSタッチ(ナチュラル)と紹介されている17〜22kgと低め(掲示板)
2位シナーヘッド スピード(2022年の塗装)22mmの旧スピードMPの型ヘッド ホークタッチ 1.30縦横28kg(2025年ウィンブルドン)
3位アルカラスバボラ ピュアアエロ98ほぼ市販スペック(2023年モデルの型という話)バボラ RPMブラスト 1.30(RPMチームという情報も)縦25・横23kg(2025年ウィンブルドン)
4位シェルトンヨネックス EZONE 982022年のEZONE 98に鉛縦ポリツアーストライク×横ポリツアープロ(4月は縦ポリツアースピン)縦54・横57ポンド(約24.5/25.9kg・2026年6月ハレ)
5位メドベージェフテクニファイバー T-Fight昔のテクニファイバーの型(ダイナコア95かXTC 98)レーザーソフトの単張り(2026年6月ハレ)。縦ナチュラル×横レーザーソフトの大会も21kg(2026年6月ハレ)
6位コボッリヘッド ラジカルラジカルMPの型のプロストック、315g前後シグナムプロ ファイアーストームの単張り(2026年6月ハレ)。縦ナチュラルのハイブリッドの時期も26kg(2025年モンテカルロ)
7位フィスバボラ ピュアアエロ98(2026年の塗装)前のアエロ98かアエロVSの型、ガットありで340g前後バボラ RPMブラスト22〜23kg(2023年の情報)
8位ティアフォーヨネックス パーセプトパーセプト(VCORE Pro)の型、ほぼ市販の重さヨネックス ポリツアープロ 1.2544ポンド(約20kg・2026年4月ヒューストン、6月ハレも同じ)
9位デミノーウイルソン ウルトラ99プロスチーム99の型・16×19・27.5インチ縦ルキシロン ナチュラル×横4Gラフ19.5〜24kg(天候で変える)
10位ホダルヘッド スピードMPプロストック PT339.2(ガウフ選手と同じ型)ヘッド リンクスツアー 1.25情報なし

選手名から、それぞれの詳しい記事に飛べます。

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WTAトップ10の使用ラケット・ストリング一覧(2026年11月2日付)

順位選手ラケット(塗装)中身ストリングテンション
1位リバキナヨネックス VCORE(2023年の塗装)2016年ごろのVCORE SVヨネックス ポリツアーファイア約25kg(56ポンド)前後と高め
2位サバレンカウイルソン ブレード98 18×20(本人専用デザイン)2026年3月から新しいブレード(V10)系という見方縦ルキシロン アルパワー×横ルキシロン エース情報なし
3位アンドレエワウイルソン ブレードプロ100(塗装)スチーム100の型(16×20・27.25インチ)ルキシロン 4G 1.2553ポンド(ショップの紹介)
4位ガウフヘッド ブーム(2026年の紫)スピードプロの型のプロストック(PT339.2)ルキシロン アルパワー 1.2553ポンド(ショップの紹介)
5位ペグラヨネックス EZONE 98ストリング込みで320g前後ヨネックス ポリツアーレブ 1.2555ポンド(ショップの紹介)。3〜4種類を使い分け
6位スビトリーナダイアデム アクシス98(本人専用カラー)市販と同じと言われている情報なし情報なし
7位ムチョバヘッド スピード(2026年の塗装)スピードMP系(TGT339.2という噂)情報なし縦24.5・横23.5kg(2026年ウィンブルドン)
8位ノスコバヨネックス EZONE 98情報なし情報なし情報なし
9位シフィオンテクテクニファイバー T-Fight 300(I.G.)ほぼ市販、グリップの形だけ本人仕様テクニファイバー レーザーコード 1.2553ポンド(ショップの紹介)
10位コスチュクウイルソン ウルトラ99プロスチーム99かスチーム100の型ルキシロン 4G 1.2555ポンド(ショップの紹介)

女子はストリングやテンションの確かな情報が少なく、アメリカのテニスショップが紹介している「選手のセット」の内容を載せているところがあります。実際の大会のテンションとは違う可能性があります。

メーカー別に見ると

メーカーATPWTA合計
ヘッドズベレフ、シナー、コボッリ、ホダルガウフ、ムチョバ6人
ヨネックスシェルトン、ティアフォーリバキナ、ペグラ、ノスコバ5人
ウイルソンデミノーサバレンカ、アンドレエワ、コスチュク4人
バボラアルカラス、フィス—2人
テクニファイバーメドベージェフシフィオンテク2人
ダイアデム—スビトリーナ1人

男女合わせるとヘッドが6人でトップです。特にスピードは、シナー選手・ホダル選手・ムチョバ選手、中身がスピードプロのガウフ選手と、型まで含めると4人が使っています。ヨネックスはEZONE 98が3人(シェルトン・ペグラ・ノスコバ)と、モデル単位ではいちばん人気でした。

ウイルソンは女子に強く、アンドレエワ選手とコスチュク選手、デミノー選手は、塗装は違っても中身はスチーム系の型と言われています。スチームの型は今もプロに人気ですね。

ストリングの傾向

  • ナチュラルとのハイブリッド:ズベレフ(横にバボラ VSタッチと紹介されている)、デミノー(縦ルキシロン ナチュラル)。メドベージェフ・コボッリも縦ナチュラルの時期がありますが、2026年6月のハレではポリの単張りでした
  • ルキシロン:サバレンカ(アルパワー×エース)、ガウフ(アルパワー)、アンドレエワ・コスチュク(4G)、デミノー(横に4Gラフ)
  • ヨネックス:シェルトン、ティアフォー、リバキナ、ペグラ。ラケットと同じメーカーでそろえている選手が多いです
  • RPMブラスト:アルカラス、フィスのバボラ組
  • テンションは人それぞれ:シナー選手は28kg、リバキナ選手は25kg前後と高め。ティアフォー選手は44ポンド(約20kg)、ズベレフ選手は17〜22kgと低め

【11月3日追記】ストリングをもう少し詳しく:ナチュラルのメーカーと2026年の張り上げ表

「ズベレフ選手はどこのナチュラルを使っているの?」というように、ストリングの細かいところも調べ直しました。2026年の大会で張り上げ表が出ている選手は、その数字を優先しています。

2026年の大会の張り上げ表に出ていた選手

選手大会ストリングテンション
シェルトンヒューストン(4月)縦ポリツアースピン×横ポリツアープロ縦52・横55ポンド
シェルトンハレ(6月)縦ポリツアーストライク×横ポリツアープロ縦54・横57ポンド
ティアフォーヒューストン(4月)・ハレ(6月)ポリツアープロ44ポンド
メドベージェフハレ(6月)レーザーソフトの単張り21kg(約47ポンド)
コボッリハレ(6月)ファイアーストームの単張り記載なし

※ヒューストンは会場に貼られた張り上げのボード、ハレは読者が共有した張り上げ表をもとにした海外サイトTennisnerdの記事です。ポンドの数字は「縦/横」の順です。

選手ごとの補足

  • ズベレフ:海外のストリンガーやショップのサイトでは「縦ヘッド ホークタッチ×横バボラ VSタッチ(ナチュラル)」と紹介されています。ナチュラルはヘッドではなくバボラ、ということになります。ただしどれも「よく言われているセッティング」という書き方で、大会の張り上げ表は見つかりませんでした。テンションは天候で細かく変えることで知られていて、Tennisnerdは「ナチュラルを横より1kgくらい高めに張る傾向」と書いています
  • シナー:ヘッド ホークタッチ 1.30の単張りで28kg(約61ポンド)。複数のサイトで同じ数字です
  • アルカラス:RPMブラスト 1.30で縦25・横23kgという情報が多い一方、Tennisnerdの2026年のまとめでは「RPMチーム 1.30」となっています。腕への負担を考えてRPMチームに変えた時期がある、という話とも合います
  • シェルトン:横はずっとポリツアープロですが、縦はポリツアースピン(4月)→ポリツアーストライク(6月)と変わっています。テンションも縦より横を高くしているのが特徴です
  • メドベージェフ:縦ナチュラルの大会もありますが、2026年6月のハレではレーザーソフトの単張りで21kg。ボールやコートで使い分けている、という見方はそのままです
  • コボッリ:2025年のモンテカルロは縦ナチュラル×横ファイアーストームでしたが、2026年6月のハレではファイアーストームの単張りでした
  • ティアフォー:2026年もポリツアープロを44ポンド(約20kg)。トップ10で一番低いくらいのテンションです
  • デミノー:縦ルキシロン ナチュラル×横4Gラフ(どちらも1.25)。2026年の張り上げ表は見つかりませんでした
  • フィス・ホダル:フィスはRPMブラスト、ホダルはリンクスツアー 1.25で、テンションの新しい情報は見つかりませんでした
  • 女子:リバキナはポリツアーファイア 1.25を56ポンド前後、ガウフはアルパワー 1.25を53ポンド前後、シフィオンテクはレーザーコード 1.25を53ポンド前後と、海外のストリンガーのサイトでも同じ数字が紹介されています。サバレンカの縦アルパワー×横エースはTennisnerdでも同じですが、テンションは「分からない」とのことでした。スビトリーナ、ムチョバ、ノスコバのストリングは、今回も確かな情報が見つかりませんでした

参考:Tennisnerd「String tensions from Houston ATP 2026」(2026年4月2日)、「Pro Player String Tensions from Halle 2026」(2026年6月18日)、「ATP Top 50 String Setups」、ストリンガーのサイトBrad Stringing「Pro Setups」

トップ10の使用ラケットを試打した感想(じょりじょりのインプレまとめ)

ここからは、トップ10の選手が使っているラケット(市販品)のうち、僕が実際に打ったものの感想です。プロのラケットは中身が市販品と違うことが多いので、「同じシリーズの市販品はこんな感じ」という目安として読んでください。

ヘッド スピードMP(シナー・ホダル・ムチョバ)

ヘッド スピードMP 2025(筆者が試打したラケット)
ヘッド スピードMP 2025(筆者が試打したラケット)

ヘッドらしい少し硬さのある打感ですが、しっとりボールを掴んでくれて球持ちが長いです。トップスピンが自然にかかり、面の安定感も高いので、ボレーもサーブもそつなくこなせる万能なラケットでした。今日公開したCX400ツアーとの比較記事でも、ストローク・ボレー・サーブのすべてでスピードの方が扱いやすかったです。同じヘッドのブームMPとの比較も書きました。

▶ 【インプレ】HEAD SPEED MP 2025を徹底レビュー

ヘッド グラビティ(ズベレフ)

ヘッド グラビティ プロ 2023(筆者が試打したラケット)
ヘッド グラビティ プロ 2023(筆者が試打したラケット)

グラビティ プロ(2023年)は、18×20なのに100インチで飛びも良く、フレームが薄くて振り抜きが良いので、ボールを潰してどんどん打てるラケットでした。ボレーも浮かずに弾いてくれて、スペック以上に使いやすかったです。2025年のツアー(98インチ)も打っています。

▶ 【HEAD】グラビティ プロ(2023)インプレ/グラビティ ツアー 2025 インプレ

ヘッド ラジカルMP(コボッリ)

ヘッド ラジカルMP 2025(筆者が試打したラケット)
ヘッド ラジカルMP 2025(筆者が試打したラケット)

2025年のラジカルMPは前作より硬くなって、フレームのブレがなく軌道は低め。打ち込み続けるときやテンポの速いショットには安心感があり、ボレーとサーブもコントロールしやすかったです。ただ硬いので、人を選ぶラケットだと思います。

▶ 【HEAD】2025年モデル ラジカルMP 試打評価

ヘッド ブーム MP(ガウフの塗装)

ヘッド ブームMP 2026(筆者が試打したラケット)
ヘッド ブームMP 2026(筆者が試打したラケット)

打感が柔らかくて扱いやすいパワーのある、とにかく使いやすい100インチでした。ボレーも打ちやすいです。ただガウフ選手の中身はスピードプロなので、市販のブームとはかなり別物です。スピードMPとの違いは比較記事にまとめています。

▶ 【HEAD】BOOM MP 2026 インプレ

バボラ ピュアアエロ98(アルカラス・フィス)

バボラ ピュアアエロ98 2026(筆者が試打したラケット)
バボラ ピュアアエロ98 2026(筆者が試打したラケット)

98インチの中ではいちばん好きなラケットです。飛びすぎないのに苦しい体勢では助けてくれて、ボレーのキレも抜群。擦り上げるより、厚く当ててスピンをかける打ち方で性能が出ます。2026年モデルは前作より少しだけ飛びが控えめで、軌道もほんの少し低めでした。

▶ 【Babolat】ピュアアエロ98 2026 インプレ・評価

ヨネックス EZONE 98(シェルトン・ペグラ・ノスコバ)

2022年モデルを打っています。しっかり振ればスピンがかかり、軽く振れば弾いて飛んでくれる、スイングスピードの許容範囲が広い98インチでした。ボレーも飛びすぎずに、狭いコースを正確に打てます。

▶ 【YONEX】EZONE 98(2022)インプレ

ヨネックス パーセプト(ティアフォー)

ヨネックス パーセプト100(筆者が使っていたラケット)
ヨネックス パーセプト100(筆者が使っていたラケット)

パーセプト100を自分で買って使っていました。ボックス形状の打感と黄金スペックの使いやすさがあって、フラットドライブの精度が出しやすいラケットです。前身のVCORE Pro 97も打ちましたが、97はストロークの伸びが良い分、使いこなすには技術がいる印象でした。

▶ ヨネックス パーセプト100 インプレ

ヨネックス VCORE SV 98(リバキナ)

ヨネックス VCORE SV 98(筆者が試打したラケット)
ヨネックス VCORE SV 98(筆者が試打したラケット)

リバキナ選手と同じく、VCORE SV 98にポリツアーファイアを56ポンドで張って試しました。板みたいに硬くなるかと思いましたが、ポリツアーファイアが滑りやすいので思ったほど硬くならず、暴発が減ってフラットドライブが打ちやすかったです。

▶ 【YONEX】リバキナ選手のセッティング VCORE SV98×ポリツアーファイア 56ポンド インプレ/VCORE SV 98 インプレ

テクニファイバー T-Fight(メドベージェフ・シフィオンテク)

テクニファイバー T-Fight RS305(筆者がメインで使っていたラケット)
テクニファイバー T-Fight RS305(筆者がメインで使っていたラケット)

T-Fight RS305と315 ISOFLEXをメインで使っていた時期があります。突出した性能はないけど全部が高水準で、打ちたいショットをそのまま再現してくれる優等生のラケットでした。ストリングで性能がかなり変わるのも特徴です。

▶ 【テクニファイバー】T-Fight RS305 インプレ/T-Fight 315 Isoflex インプレ

ウイルソン ウルトラ99プロ(デミノー・コスチュク)

ウイルソン ウルトラ99プロ(筆者が試打したラケット)
ウイルソン ウルトラ99プロ(筆者が試打したラケット)

フレームはしっかりしているのに、インパクトで面がしなってボールを掴む感覚が強く、意識しなくても軌道が上がるラケットでした。16×18でスピンもよくかかります。一方で、昔の型なので振り抜きは少し重く、スイングスピードが遅いと暴発しがちでした。

▶ 【Wilson】ULTRA 99 Pro レビュー

ウイルソン スチーム100/ブレードプロ100(アンドレエワ)

ウイルソン スチーム100(筆者が試打したラケット)
ウイルソン スチーム100(筆者が試打したラケット)

2012年のスチーム100を打っています。球際でも程よいアシストがあって、しっかり振ってもコートの中に入る、苦手なショットがないラケットでした。16×20なので、16×19でたまにある暴発がなく、強打のミスが減ります。女子プロに人気なのも分かります。

▶ 【Wilson】Steam 100(2012)インプレ

ウイルソン ブレード V10(サバレンカ)

ウイルソン ブレード V10(筆者が試打したラケット)
ウイルソン ブレード V10(筆者が試打したラケット)

100・98(16×19)・98Sを打っています。どれもしなりが強くなりつつ、シャフトの作りで面ブレが抑えられていて、「しなるのに面がブレない」好みのアップデートでした。18×20は打っていませんが、サバレンカ選手が「前のは硬くて木みたい」と話していた理由は、打ってみると分かる気がします。98インチのブレードはCX200 2027との比較記事も書いています。

▶ 【Wilson】BLADE V10シリーズ比較

ダイアデム(スビトリーナ)

ダイアデム NOVA100(筆者が使っていたラケット)
ダイアデム NOVA100(筆者が使っていたラケット)

アクシス98は打っていませんが、同じダイアデムのNOVA100をシングルスとダブルスでしっかり使いました。アシストは少なめで、飛びすぎず飛ばなさすぎずのちょうどいいラケット。暴れないので、粘り強く深いボールで切り返すスビトリーナ選手のテニスには合っていそうです。

▶ 【ダイアデム】NOVA100 インプレ・評価

トップ10の使用ストリングを試打した感想

ストリングは、トップ10の選手が使っているもののうち、僕が張って使ったものの感想です。

ストリング使っている選手僕の感想
ヘッド ホークタッチシナー柔らかいのにボールを潰せて、テンション維持も優秀
バボラ RPMブラストアルカラス、フィス2か月メインで使用。硬いと言われるが、しっかり振るとボールを潰す感覚が出る
ヨネックス ポリツアーストライクシェルトン(縦)ある程度のスイングスピードがある人向け。試合での安定感がとても高い
ヨネックス ポリツアープロシェルトン(横)、ティアフォー困ったらこれ。結局戻ってくる定番ポリ
ヨネックス ポリツアーファイアリバキナフラットで伸びる高反発ポリ。高めのテンションだと暴発が減った
ヨネックス ポリツアーレブペグラ一時期メイン。柔らかく、スピンが軽く意識するだけでかかる。回転系のサーブが打ちやすい
ルキシロン アルパワーサバレンカ(縦)、ガウフ発売から長くたってもプロが使い続ける理由が分かる名作
ルキシロン 4Gアンドレエワ、コスチュク(デミノーは横に4Gラフ)テンション維持が最高で、張り替えの回数が少なく済む
テクニファイバー レーザーコードシフィオンテク厚い当たりでスピードとノビが大きく上がる。薄く擦るスピンだと良さが出にくい
テクニファイバー レーザーソフトメドベージェフ(横)レーザーコードより柔らかい、標準的なポリ
シグナムプロ ファイアーストームコボッリ(横)7年くらい使っている愛用ポリ。安くて柔らかく、適度な弾き
ヘッド リンクスツアーホダル2か月使っても使用感が変わらない。少し硬めでホールド感もある

ほかのストリングの感想は、こちらにまとめています。

▶ 【2026年】テニスストリングおすすめ48選|100種類以上試打したインプレまとめ

プロのセッティングを真似するときの注意

  • 塗装と中身が違うことが多い:同じ塗装の市販品を買っても、プロと同じラケットにはなりません。ほぼ市販に近いのはアルカラス選手、シフィオンテク選手、スビトリーナ選手くらいです
  • 重さは市販より重い選手が多い:フィス選手はガットありで340g前後。いきなり鉛を足すより、まず市販のままで試すのがおすすめです
  • テンションはそのまま真似しない:シナー選手の28kgやリバキナ選手の25kgは、プロのスイングスピードがあってこそ。自分の普段のテンションから少しずつ変える方が安全です
  • 縦ナチュラルはお金がかかる:まずは同じポリの単張りや、ナイロンとのハイブリッドで雰囲気を試すのもアリです

よくある質問

Q. ATPトップ10でいちばん使われているメーカーは?
A. 2026年11月2日付のトップ10ではヘッドが4人(ズベレフ・シナー・コボッリ・ホダル)で最多です。

Q. WTAトップ10でいちばん使われているメーカーは?
A. ヨネックス(リバキナ・ペグラ・ノスコバ)とウイルソン(サバレンカ・アンドレエワ・コスチュク)が3人ずつで並んでいます。

Q. 市販品でいちばんプロに近いラケットは?
A. アルカラス選手のピュアアエロ98、シフィオンテク選手のT-Fight 300、スビトリーナ選手のアクシス98は、ほぼ市販に近いと言われています。

Q. 中級者がプロと同じストリングを使っても大丈夫?
A. ポリツアープロや4Gのように、一般の人でも扱いやすいものも多いです。ただRPMブラストやポリツアーストライクのように、ある程度スイングスピードが必要なものもあるので、テンションを少し下げて試すのがおすすめです。

まとめ

2026年11月2日付のATP・WTAトップ10の20人は、男女合わせるとヘッドが6人で最多、モデル単位ではスピードの塗装・型とEZONE 98が目立ちました。ただ、ほとんどの選手は塗装と中身が違うプロストックを使っているので、同じ塗装の市販品を買っても「プロと同じ」にはならない点は覚えておきたいところです。

とはいえ、同じシリーズの市販品を打ってみると、その選手のプレースタイルに合っている理由が分かることも多いです。気になる選手のラケットがあれば、まずは試打してみてください。ランキングが大きく動いたら、この記事も更新します。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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▶ 【2026年】ATPファイナルズ出場選手の使用ラケット一覧

▶ プロ選手の使用ラケット一覧

参考:ATP Rankings/WTA Rankings(2026年11月2日付)

じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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