どうもじょりじょりです。
バボラの超ロングセラー、RPMブラスト。
ナダルやアルカラス(今はRPMチーム)、ワウリンカなど、名だたるトッププロが愛用し、ポリエステルストリングでも人気が高い名作です。
今回は、このRPMブラストを徹底インプレ。2か月ほどメインで使ってきました。
「硬いと言われるけど実際どうなの?」「最新のガットと比べてどう違う?」といったところも書いていきます。
結論:「ボールの威力」と「打ち込んだ時の安心感」を両立した、幅広い層で使えるポリ
振れば振るほど安心感がでます。
巷では「硬い」という評価も散見されますが、一定以上のスイングスピードで叩いた時の「ボールを潰す感覚」があり、振れば振るほど飛びが抑えられます。
逆に合わせると弾きがでてしっかり飛んでくれます。
「守る」よりも「攻める」、そして「擦るスピン」よりも「厚く当てて落とすスピン」を打ちたいプレーヤーにとってはオススメのストリングですね。
打ち込むタイプの筆者はこのRPMブラストをメインにしようかと思いましたが、結局G-tour1に戻りました笑
インプレ

これをVCORE100に48ポンドで張ってきました。
打感:厚く当てた時の重たいホールド感でブレがない
「ブラスト=硬い」という先入観を持って打つと、意外な柔らかさに驚くかもしれません。
- 低速スイング時:弾きを感じ、しっかり振った時より硬い印象。
- 高速スイング時:インパクトの瞬間にグッととストリングがたわみ、ボールを潰す感覚が出ます。
しっかり振っていくと重めの打感で打ち込んでいけます。ここが人気のポイントなんでしょうね。
ストローク性能:バウンド後にボールがもう一伸びする
ストロークにおいて、エッグボールの質が上がったように思えます。
スピン性能
8角形断面ですが、エッジで無理やり回転をかけるタイプではありません。ストリングの滑り(スナップバック)を利用して、厚い当たりの中で自然に回転がかかるイメージです。
そのため、軌道が上がりすぎるミスが少なく、「低い弾道で入って、相手の足元で急激に沈む」という非常に攻撃的な球筋になります。
上げたい時もしっかり上げれるので、振って色々球の軌道を変えるストリングですね。
G-tour1より、立体的なテニスがしやすかったです。フォアの低めに打ち込んで次はバックの高めのスピンで相手を崩すなどコートをより3Dに使えるストリングでした。
パワー・反発性
ポリエステルの中では反発力は標準〜やや高め。
ただし、パワーのない人が使ってもアシストしてくれるタイプではありません。
合わせると飛びますが、しっかり振っていくと良さが出るストリングですね。
振れば振るほど抑えがきくので競技者が好みそうなパワー感です。
ボレー:シャープに弾く、攻撃的ボレーが可能
「ホールド感が強いと、ボレーで球離れが遅くなって扱いづらいのでは?」と思われがちですが、ブラストは不思議とボレーではシャープに弾いてくれます。
筆者はここがかなり好みでした。
- パンチボレー:しっかり面を作って押し込めば、鋭い弾丸ボレーが飛んでいきます。
- タッチ系:コーティングのおかげで不快な引っ掛かりが少なく、ドロップショットなどの繊細なタッチも意外と作りやすいです。
ボレーの時は合わせた時の反発がちょうど良く、ボレーも浮かないのでかなり良かったです。
サーブ:フラットの威力と、スライスのキレが絶品
サーブもひっかかりがでて安定感がありました。
- フラットサーブ:ボールをしっかり潰せるので、スピードだけでなく重たそうなサーブを打てました。
- スライス・スピンサーブ:スナップバックの恩恵で、回転の掛かりがかなり良いです。特にスライスサーブの「逃げていくキレ」は、G-tour1や丸形ポリで出せないキレでした。
他ストリングと比較
よく比較されるモデルと比べてみました。
| ストリング名 | RPMブラストとの違い |
| ルキシロン:アルパワー | アルパワーの方が打感は柔らかく、球離れが早い。ブラストの方が「重い打感」で、よりボールを潰している感覚が強い。 |
| ゴーセン:G-tour1 | 落ちた時のノビやショットのキレはG-tour1。 ボレーやサーブの回転系のキレはブラスト。 筆者は結局G-tour1から抜け出せませんでした笑 |
| ヨネックス:ポリツアーレブ | レブの方が弾きが強く、スピンも自動的にかかる感じ。飛びもレブの方が強く、30㎝程度は深く行くイメージ。ブラストの方が打ち込むほど抑えが効く。 |
参照記事
・【ルキシロン】なぜプロはアルパワーを使い続けるのか?発売30年でも進化を感じる名作を徹底評価
・【愛用】ゴーセン G-tour1をメインストリングで3年使い続けて評価。
・【YONEX】高性能ポリ ポリツアーレブ インプレ 評価 レビュー 感想
まとめ:どんなプレーヤーにおすすめ?
メリット
- 厚く当てた時の、抑えが効き潰して飛ばせる。
- バウンド後の伸びが他のポリよりもある。
- 多角形なのに打感がマイルドで、コーティングが長持ちする
デメリット
- スイングスピードが遅いと、単に「硬くて重いガット」に感じる
- テンション維持は標準的。伸びてくると硬くなるタイプ。
おすすめのプレーヤー
- 「自分からガンガン振っていきたい」ハードヒッター
- 「ボールが軽い」と相手に言われることが多い人
- 「厚い当たりのスピン」で立体的なテニスをしたい方。
RPMブラストは、発売から10年以上経っても人気の理由がわかるストリングでした。
オススメポンドは48~49ポンドが好みでした。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。


