どうもじょりじょりです。
今日はアルチュール・フィス選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
フィス選手はバボラの「ピュアアエロ98」を使っています。2026年は新しいピュアアエロ98の塗装になりましたが、海外の掲示板では「中身は前のモデルのまま」と言われています。さらに、アルカラス選手とは違って、しっかり重さを足しているのもポイントです。
※2026年10月13日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はバボラ ピュアアエロ98(2026年モデル)。2026年2月のドーハから新しい塗装
- 中身は前のピュアアエロ98(2023年)かピュアアエロVS(2020年)の型と言われていて、海外でも結論は出ていない
- 重さはガットありで340g前後。のどに鉛を貼って重くしている
- ストリングはRPMブラスト、テンションは22〜23kgくらい(2023年の情報)
フィスの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年10月のジャパンオープンと上海マスターズのものです。黄色と黒の、2026年モデルのピュアアエロ98の塗装を使っています。
塗装は2026年モデル、中身は前のモデル(と言われている)
2026年2月のドーハで、フィス選手が2026年モデルの塗装のピュアアエロ98を使い始めました。海外の掲示板Talk Tennisではすぐに「2026年モデルに変えたのか、プロストックなのか」という話になり、写真を見た人たちからは「塗装だけで、中身は前のモデル」という声がほとんどでした。
理由として挙げられていたのが、フレームの形です。2026年モデルはのど(スロート)の下のデザインが変わっていますが、フィス選手のラケットは前のモデルのままに見える、という指摘がありました。3月のインディアンウェルズでは2026年モデルと同じ蛍光色のグロメットに替わっていて、「バボラが掲示板を見て、グロメットだけ新しくしたのでは」と冗談まじりに話題になっていました。のどのデザインは前のままだったそうです。
中身は2023年のアエロ98か、2020年のアエロVSか
「前のモデル」がどれなのかは、海外でも意見が分かれています。
- 2023年のピュアアエロ98説:真ん中のグロメットの形が丸みのある2023年のアエロ98に近く、四角っぽい2020年のアエロVSとは違う、という見方
- 2020年のピュアアエロVS説:2025年11月に海外のプロストック販売サイトに「フランスのランキング上位の選手のもの」として、アエロVS(2020年)の型にアエロ98の塗装をしたラケットが出ていて、フィス選手のものではないかと話題になった
どちらもストリングパターンは16×20なので、パターンだけでは見分けられません。この記事では「前のモデルのどちらか」としておきます。
重さはガットありで340g前後、のどに鉛
| 項目 | フィス選手(言われている数値) | 市販 ピュアアエロ98(2026) |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | 98平方インチ | 98平方インチ |
| ストリングパターン | 16×20 | 16×20 |
| 重さ(ガットあり) | 340g前後(一時は350g) | ―(ガットなし305g) |
| バランス(ガットあり) | 327mm(販売されたラケットの数値) | ― |
| スイングウェイト | 345(販売されたラケットの数値) | ― |
| カスタム | のどに鉛、グリップにシリコン | ― |
2023年には、フィス選手のラケットを持っているという人が「普段はガットありで340g。シーズン途中で、のどに鉛をたくさん貼って350gにしていた時期もあったが、今は340gに戻した」と書き込んでいます。グリップはバボラの黒い普通のリプレイスメントグリップだそうです。
2025年11月にプロストック販売サイトに出たラケットは、ガットありで342g、バランス327mm、スイングウェイト345、硬さ(RA)68、グリップにシリコン入り、グリップサイズ3でした。フィス選手のものと確定したわけではありませんが、2023年の340gという話とも合っています。
同じピュアアエロ98でも、アルカラス選手はほぼ市販のスペックで使っていると言われています。フィス選手はそこに15gくらい足しているイメージで、同じラケットでも使い方がかなり違うのが面白いところです。
フィスの使用ストリング
ストリングはバボラ RPMブラストです。2023年の書き込みでは、テンションは22〜23kgくらいで、大会やコートによって変えているそうです。アメリカのテニスメディアTennis.comの2024年の記事でも、アルカラス選手やルーネ選手と同じく「アエロ98にRPMブラスト」の組み合わせとして紹介されています。
最近のテンションの数値は見つからなかったので、ここは2023年の情報です。
ピュアアエロ98とRPMブラストを使った僕の感想
ピュアアエロ98は、2023年モデルも2026年モデルも打っています。しなりがありつつパワーロスが少なく、アシストがちょうど良い98インチです。2026年モデルは前作より少しだけ飛びが控えめで、軌道もほんの少し低めになりましたが、大きな差はありませんでした。どちらも擦り上げるより、厚く当ててスピンをかける方が性能を引き出せるラケットです。
2016年のピュアアエロVSも打ったことがありますが、こちらはフェイスがボックス形状で、今のアエロとはかなり別物でした。もしフィス選手の中身がVSの系統なら、見た目はアエロでも、打感はかなり落ち着いたものになっているはずです。
RPMブラストは2か月メインで使いました。しっかり振るとボールを潰す感覚が出て、振れば振るほど飛びが抑えられるポリです。厚く当てて沈めるスピンが打ちやすく、ボレーではシャープに弾いてくれました。重めのラケットを速く振って叩いていくフィス選手には、合っている組み合わせだと思います。
【Babolat】ピュアアエロ98 2026 インプレ・評価|前作との違いと98インチの完成形
【バボラ】ピュアアエロ98 インプレ|しなりとパワーのバランスが最高の競技用ラケット
【バボラ】ピュアアエロVS 2016 インプレ|ボックスの打感にラウンドのパワーが合わさった名器
【バボラ】RPMブラスト インプレ・評価|2か月メインで使った打感と合う人
市販でフィスのセッティングに近づけるなら
- ラケット:ピュアアエロ98(2026年モデル)。中身まで近づけたいなら、中古の2023年モデル
- ストリング:RPMブラスト 1.25
- テンション:フィス選手は22〜23kg(48〜51ポンドくらい)。一般の人は46〜50ポンドくらいから
- 重さ:のどに鉛を貼ると、バランスをあまり変えずに重くできる。ただフィス選手の340gはかなり重いので、5gくらいから少しずつ
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よくある質問
Q. フィスのラケットは?
A. 塗装はバボラのピュアアエロ98(2026年モデル)です。中身は前のアエロ98(2023年)か、アエロVS(2020年)の型と言われています。
Q. フィスのラケットの重さは?
A. ガットありで340g前後と言われています。のどに鉛を貼って重くしているそうです。
Q. フィスのストリングは?
A. バボラのRPMブラストです。2023年の情報では、テンションは22〜23kgくらいでした。
Q. アルカラスとフィスのラケットは同じ?
A. 塗装はどちらもピュアアエロ98です。ただアルカラス選手はほぼ市販のスペック、フィス選手は鉛で重くしていて、セッティングはかなり違います。
まとめ
- フィス選手の塗装はピュアアエロ98(2026年モデル)、中身は前のモデルと言われている
- 重さはガットありで340g前後。のどに鉛を貼って重くしている
- ストリングはRPMブラストを22〜23kgくらい
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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