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【徹底比較】100インチのボックス系ラケット5本|CX400ツアー・スピードMP・パーセプト100・ブレード100・ツアー100を打ち比べ、シングルスとダブルスのおすすめは?

100インチ ボックス系ラケット5本の比較(CX400ツアー・スピードMP・パーセプト100・ブレード100・ツアー100) テニス
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どうもじょりじょりです。

今回は100平方インチのボックス系(箱型フレーム)ラケットをまとめて比較していきます。比べるのは、これまで試打してきた次の5本です。

  • ダンロップ CX400ツアー 2027(2026)
  • ヘッド スピードMP 2025
  • ヨネックス パーセプト100
  • ウイルソン ブレード100 V10
  • プリンス ツアー100 2025(305g)

どれも100インチ・300g前後・16×19で、カタログ上は「ボックス形状の黄金スペック寄り」という同じグループです。ただ、1本ずつ打っていくと打感も弾道もけっこう違いました。今回はストローク・ボレー・サーブを項目ごとに順位づけして、シングルス・ダブルスでどれを選ぶかまでまとめます。

ちなみに、同じボックス系100インチの定番であるバボラのピュアストライク100は、まだ打てていないので今回は入れていません。打てたら追記したいと思います。

各ラケットの単体インプレはこちらから

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結論:シングルスならツアー100かスピードMP、ダブルスならスピードMPかパーセプト

項目ごとの順位一覧

まずは結論から。項目ごとに1位〜5位で並べるとこうなりました(同率あり)。

項目CX400ツアー 2027スピードMP 2025パーセプト100ブレード100 V10ツアー100 2025
打感の柔らかさ5位3位2位1位4位
スピン・軌道のコントロール5位1位4位2位(同率)2位(同率)
飛び(パワー)2位1位5位3位(同率)3位(同率)
ボレーの打ちやすさ4位(同率)1位4位(同率)2位3位
ボレーの浮かなさ2位(同率)5位2位(同率)4位1位
サーブのスピード3位(同率)2位3位(同率)5位1位
回転系サーブ4位(同率)1位(同率)3位1位(同率)4位(同率)
シングルス向き◎◎
ダブルス向き◎◎

※あくまで筆者の感想です。ストリングやテンション、プレースタイルで感じ方は変わるので参考程度にお願いします。

全体の印象をひとことで

  • スピードMP:スピン・飛び・ボレーの打ちやすさで1位。5本の中で一番「ラケットが助けてくれる」万能型
  • ツアー100:ボレーの浮かなさとサーブのスピードで1位。自分で振れる人ほど攻撃的に使える
  • パーセプト100:飛びは一番控えめ。そのぶんボールが浮かず、コントロールで勝負できる
  • ブレード100:打感の柔らかさは断トツ。しなりで回転をかけるのが得意
  • CX400ツアー:一番硬く、フラットドライブで押していくタイプ。飛びは2番目

5本の中で一番オールラウンドに使いやすかったのはスピードMPでした。シングルスで打ち合うなら、しっかり振れる人はツアー100も強力です。ダブルスなら、ボレーとセカンドサーブが楽なスピードMPか、ボールが浮かずリターンやボレーを沈めやすいパーセプト100がおすすめです。

5本それぞれ、こんな人におすすめ

ヘッド スピードMP 2025:迷ったらこれ、万能型

  • スピンで軌道を作って、ラリーを安定させたい人
  • ラケットにある程度アシストしてほしい人
  • シングルスもダブルスも1本でこなしたい人

プリンス ツアー100 2025:自分で振って攻めたい人に

  • スイングスピードに自信があり、自分から打ち込みたい人
  • フラットサーブでスピードを出したい人
  • ボレーで浮かせず、低く沈めたい人

ヨネックス パーセプト100:飛びすぎが怖い人に

  • 100インチだと飛びすぎてアウトが多い人
  • クリアでしっかりした打感が好きな人
  • ダブルスで浮かないボレー・リターンを打ちたい人

ウイルソン ブレード100 V10:柔らかい打感としなりが好きな人に

  • 5本の中で一番柔らかい打感が欲しい人
  • しなりを使ってスピンやスライスをかけたい人
  • 98インチはきついけど、ブレードの打感が好きな人

ダンロップ CX400ツアー 2027:硬めの打感でフラットに押したい人に

  • しっかりした硬めの打感が好きな人
  • スピンより厚い当たりのフラットドライブで押していきたい人
  • 飛びもほしいけど、ラウンド形状の黄金スペックは飛びすぎる人

スペック比較

項目CX400ツアー 2027スピードMP 2025パーセプト100ブレード100 V10ツアー100 2025
フェイス面積100平方インチ100平方インチ100平方インチ100平方インチ100平方インチ
重量300g300g前後300g300g305g
バランス320mm320mm前後320mm320mm313mm
フレーム厚23.0mm23mm均一23.0mm22mm均一22-23-20mm
ストリングパターン16×1916×1916×1916×1916×19
特徴硬め・弾き寄りしっとり掴む・球持ちクリア・カッチリしなり・ホールド感薄めで剛性高め

※数値はメーカー公表値、または各インプレ記事で紹介した数値です。ツアー100は試打した305gモデルの数値です(290gモデルもあります)。

数字だけ見るとほぼ同じ5本ですが、違いが出るのはフレーム厚と素材・しなり方です。ブレード100は22mmと少し薄く、しなりを強く感じます。ツアー100は22-23-20mmと薄めですが、テキストリーム×ザイロンで剛性が高く、少しトップライトで振り抜きが良いです。残りの3本は23mmですが、球持ちのスピードMP、カッチリのパーセプト、硬めのCX400ツアーと、打感はかなりバラバラでした。

レーダーチャート

CX400ツアー 2027

CX400ツアー 2027 レーダーチャート

スピードMP 2025

スピードMP 2025 レーダーチャート

パーセプト100

パーセプト100 レーダーチャート

ブレード100 V10

ブレード100 V10 レーダーチャート

ツアー100 2025

ツアー100 2025 レーダーチャート

※筆者の感想のため、使う人によって差はでます。参考程度にお願いします。

デザイン・外観

ダンロップ CX400ツアー 2027

ダンロップ CX400ツアー 2027(筆者が試打したラケット)
ダンロップ CX400ツアー 2027(筆者が試打したラケット)

レッド×ネオンレッドで、新しいCXシリーズ共通のデザインです。

ヘッド スピードMP 2025

ヘッド スピードMP 2025(筆者が試打したラケット)
ヘッド スピードMP 2025(筆者が試打したラケット)

白と黒を基本にした、スピードらしいシンプルなデザインです。

ヨネックス パーセプト100

ヨネックス パーセプト100(筆者が使っていたラケット)
ヨネックス パーセプト100(筆者が使っていたラケット)

オリーブグリーンとミッドナイトネイビーの2色展開で、どちらも渋い色です。ヨネックスのアイソメトリック形状で、少し四角っぽく見えます。

ウイルソン ブレード100 V10

ウイルソン ブレード100 V10(筆者が試打したラケット)
ウイルソン ブレード100 V10(筆者が試打したラケット)

V10もブレードらしい緑で、エメラルドグリーンに赤の差し色が入っています。

プリンス ツアー100 2025

プリンス ツアー100 2025(筆者が試打したラケット)
プリンス ツアー100 2025(筆者が試打したラケット)

今回試打したのは305gモデルです。

打球感の比較:柔らかい順に並べると

  1. ブレード100 V10
  2. パーセプト100
  3. スピードMP 2025
  4. ツアー100 2025
  5. CX400ツアー 2027

一番柔らかかったのはブレード100です。ボールをベタっと受け止めてから押し出すようなしなりとホールド感があって、5本の中ではっきり一番でした。

2番目はパーセプト100。フレームのカッチリ感はあるものの、インパクトの衝撃は柔らかく、雑な振動がほとんどありません。ボールをグッと掴んでくれる感覚です。

スピードMPはしっとり掴む感覚がありつつ、ヘッドらしい少しの硬さもある中間くらい。ツアー100は剛性が高く、振ったぶんをそのまま返してくる手応えのある打感です。

一番硬かったのはCX400ツアーで、ボールを弾いて飛ばすタイプでした。硬めの打感が好きな人には逆にハマると思います。

ストローク性能の比較

スピンのかけやすさ・軌道のコントロール

  1. スピードMP 2025
  2. ブレード100 V10・ツアー100 2025(同率)
  3. パーセプト100
  4. CX400ツアー 2027

ここはスピードMPが頭ひとつ抜けていました。ボールを一度抱え込んでから持ち上げてくれる感覚があり、厚いグリップでも薄いグリップでも回転量と軌道を調整しやすいです。ラリーで高さを変えたり、深さを調整したりがとにかく楽でした。

ブレード100はしなりを使ってボールを持ち上げられ、ツアー100はしっかり振ると振ったぶんだけ回転が乗ってくれます。かけ方は違いますが、使いやすさは同じくらいでした。

パーセプト100は低め〜中くらいの弾道で、回転量で軌道を作るよりは、コースと深さを丁寧にコントロールしていくタイプです。CX400ツアーは球離れが早めなので、引っかけてスピンで落とすより、厚く当ててまっすぐ押していく打ち方が合っていました。

飛び(パワー)

  1. スピードMP 2025
  2. CX400ツアー 2027
  3. ブレード100 V10・ツアー100 2025(同率)
  4. パーセプト100

ボックス系の中では、スピードMPが一番アシストを感じました。球持ちで運んでくれるうえに、振り遅れたときや少し外したときもボールが失速しにくいです。

2番目はCX400ツアー。硬めの打感で弾いて飛ばしてくれるので、厚く当てたときのボールの勢いはあります。ブレード100とツアー100は同じくらいで、ラケットに飛ばしてもらうより自分のスイングで飛ばす感覚です。特にツアー100は、振られて当てるだけになったときはボールが伸びにくいので、自分で振る意識が必要です。

一番飛ばないのはパーセプト100でした。ただ、これは悪い意味ではなく、しっかり振ってもアウトしにくいということです。「100インチだと飛びすぎる」という人にはちょうど良いと思います。

ボレー性能の比較

ボレーは「打ちやすさ」と「浮かなさ」で順位がほぼ逆になったのが面白いところでした。

打ちやすさ(アシスト込み)

  1. スピードMP 2025
  2. ブレード100 V10
  3. ツアー100 2025
  4. パーセプト100・CX400ツアー 2027(同率)

スピードMPは面の安定感があり、当てるだけでもボールが失速せず深く返ってくれます。アシストもあるので、とっさのボレーやローボレーでも楽でした。ブレード100はホールド感があるので、タッチショットやドロップボレーがやりやすいです。

ツアー100は面の向きをそのまま出しやすく、不満はありません。パーセプト100とCX400ツアーはアシストが控えめなので、自分である程度運んであげる必要がありました。

浮かなさ

  1. ツアー100 2025
  2. CX400ツアー 2027・パーセプト100(同率)
  3. ブレード100 V10
  4. スピードMP 2025

逆に、ボールを浮かせずに沈めやすいのはツアー100でした。薄めのフレームで面の感覚がつかみやすく、低く直線的に飛んでくれます。CX400ツアーとパーセプト100も、飛びが控えめなぶんボールが浮きにくいです。

スピードMPは打ちやすいぶん、アシストで少しボールが浮きやすい場面がありました。ダブルスで相手の前衛に浮いた球を叩かれたくない人は、ここが気になるかもしれません。

「楽に返したい」ならスピードMP、「浮かせずに決めたい」ならツアー100という感じです。

サーブ性能の比較

スピードの出しやすさ(フラット系)

  1. ツアー100 2025
  2. スピードMP 2025
  3. パーセプト100・CX400ツアー 2027(同率)
  4. ブレード100 V10

フラットサーブでスピードを出しやすかったのはツアー100です。振り切ったぶんだけスピードが乗ってくれて、気持ちよく打てました。ただし、疲れてスイングスピードが落ちると、自分でしっかり振らないと威力が出にくいので、そこは注意です。

2番目のスピードMPはアシストがあるので、楽にスピードを出せます。ブレード100はしなりが大きいぶん、フラットでスピードを出すのは5本の中では一番難しく感じました。

回転系サーブ(スライス・スピン)

  1. スピードMP 2025・ブレード100 V10(同率)
  2. パーセプト100
  3. ツアー100 2025・CX400ツアー 2027(同率)

回転系のサーブはスピードMPとブレード100が良かったです。スピードMPは自然にスピンがかかるのでキックやスライスのセカンドサーブに安心感があり、ブレード100はしなりと球持ちで回転をしっかり乗せられます。

パーセプト100はコントロールしやすく、回転をかけてコースを突くのは得意です。ツアー100とCX400ツアーは、回転よりもスピードやコースで勝負する方が合っていました。

シングルス・ダブルスで選ぶなら

シングルス:ツアー100かスピードMP

シングルスならツアー100かスピードMPです。

  • ツアー100:自分から打ち込んで主導権を取りたい人向け。フラットサーブのスピードも出しやすく、攻撃的に戦えます。ただ振られたときや疲れたときは自分で振る必要があるので、体力とスイングスピードに自信がある人におすすめです。
  • スピードMP:スピンで軌道を作れて、アシストもあるので、守備の場面でもボールの質が落ちにくいです。長いラリーで粘りながら攻めたい人に向いています。

ダブルス:スピードMPかパーセプト

ダブルスならスピードMPかパーセプト100です。

  • スピードMP:ボレーが一番打ちやすく、回転系のセカンドサーブも安定します。前に出たときに楽に返せるのが強みです。
  • パーセプト100:飛びが控えめでボールが浮きにくいので、リターンを沈めたり、ボレーを低く打ったりしやすいです。スイートエリアも広く、足元の守備的なボレーも安定していました。

よくある質問

Q. 5本の中で一番万能なのは?
A. スピードMPです。スピン・飛び・ボレーの打ちやすさで1位、回転系サーブも1位タイでした。弱点はボレーで少し浮きやすいところくらいです。

Q. 一番飛ばないのは?
A. パーセプト100です。100インチだとアウトが多いという人は、まずパーセプトを試してみてください。

Q. 打感が一番柔らかいのは?
A. ブレード100 V10です。逆に一番硬いのはCX400ツアーでした。

Q. ピュアストライク100とは比べないの?
A. まだ打てていないので今回は外しました。試打できたら追記します。

Q. もっと楽に飛ばしたい場合は?
A. ボックス系ではなく、筆者がメインにしているプリンス ビースト100のようなパワー系の100インチも候補になると思います。

まとめ

100インチのボックス系5本を比べてみると、同じようなスペックでもかなり個性が分かれました。

  • 万能型で迷ったらスピードMP
  • 自分で振って攻めるならツアー100
  • 飛びすぎを抑えてコントロールするならパーセプト100
  • 柔らかい打感としなりならブレード100
  • 硬めの打感でフラットに押すならCX400ツアー

シングルスならツアー100かスピードMP、ダブルスならスピードMPかパーセプト100が筆者のおすすめです。ただ、打感の好みは人によってかなり違うので、気になったラケットはぜひ試打して確かめてみてください。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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