どうもじょりじょりです。
今回はメインラケット探しの一環で、2026年9月に発売されたプリンスの新作「ビースト100(300g)2026」を打ってきました。
先に結論を言ってしまうと、このラケットをメインラケットにします。
それくらい良かったです。ストローク・ボレー・サーブのどれを打っても大きな不満がなく、「これなら試合でも迷わず使える」と思えたラケットは久しぶりでした。
気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
総評
「ちょうど良い掴み感と飛び、VCOREのような振り抜きの良さ、浮かないボレー。全ショットの完成度が高い黄金スペック」という結論になりました。
プリンスのパワー系シリーズということで、正直「飛びすぎるかな?」と構えていたんですが、打ってみると飛びは適度。打ち込んでも合わせても狙ったところに収まってくれます。
特にボレーは本当に良くて、浮かずに楽に返球できるうえにブレもほとんどありません。サーブもスピードと回転のどちらも出しやすく、苦手なショットが見当たりませんでした。
☆ポイント☆
- 掴み感と飛びのバランスがちょうど良い
- ヨネックス(VCORE)に近い振り抜きの良さ
- ボレーが浮かず、面がブレない
- フラットでもスピンでもサーブが打ちやすい
スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| モデル | 2026年モデル(2026年9月10日発売) |
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 重量 | 300g |
| バランス | 320mm |
| スウィングウエイト | 288 |
| フレーム厚 | 24-26-23mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 主なテクノロジー | ザイロン、ATS、PVS2、レクサスフレーム&エアロフェイス、エキスパンドパラレルホール |
数字だけ見ると、100インチ・300g・320mmの王道の黄金スペックですね。スウィングウエイトは288と、ほどよく振りやすい数値です。
今作の目玉は新素材の「ザイロン」で、フレームを硬くしすぎずに面のねじれに強くする狙いがあるようです。後で書きますが、ボレーでブレを感じなかったのはここが効いているのかもしれません。

カラーはマット塗装のネイビー。光の当たり方で少し紫っぽくも見える落ち着いた色で、個人的にはかなり好みです。

インプレ
今回はシングルスとダブルス2時間じっくり打ってこれました。ストロークのラリーからボレー、サーブまでひと通り試せたので、ショットごとに感想を書いていきます。
打感
硬すぎず柔らかすぎずの打感です。PVS2のおかげか、嫌な振動はほとんど来ませんでした。
ビーストは「弾き系」と言われることが多いラケットですが、筆者的には一瞬だけボールが乗ってから出ていく、ちょうど良い掴み感がありました。弾きっぱなしで飛んでいくというよりは、乗せてから押し出せる感覚ですね。
ストローク
ストロークはちょうど良い掴み感と軌道、飛びのバランスがかなり良かったです。
- 打ち込んでも飛びすぎず、コートに収まってくれる
- 合わせるだけでもしっかり深さが出る
- 振り抜きが良く、打点に遅れにくい
特に振り抜きの良さは、VCOREなどのヨネックスのラケットに近い感覚でした。320mmのバランスで300gあっても、スイング中に重さで振り遅れる感じはほとんどありません。
自分から打ち込んでいく場面でも、相手のボールに合わせる場面でも同じように扱えるので、ラリー中にラケットへの不安がないのが一番大きいですね。
軌道は高く弾むスピン系というより、やや低めでスピードの乗ったドライブが打ちやすいタイプです。回転をかけようと思えば十分かかるので、軌道が低すぎて困るということはありませんでした。
ボレー
今回いちばん良かったのがボレーです。本当によかった。
- 面を合わせるだけで浮かずに低く返ってくれる
- 相手の強いボールでもブレない
- 楽に深さが出る
弾き系のラケットだとボレーがポンと浮いてしまうことがありますが、ビースト100はそれがほとんどありませんでした。楽に返球できるのに浮かないというのはかなりありがたいです。
また面の安定感が高く、速いボールをブロックした時もラケットが負ける感じがありません。ダブルスでも安心して前に出られるラケットだと思います。
サーブ
サーブはスピードも出しやすく、回転もかけやすかったです。
フラットで叩いた時はラケットパワーでしっかりスピードが出ますし、スピンやスライスでも振り抜きの良さのおかげでヘッドがよく走り、回転がしっかりかかってくれます。
ファーストもセカンドも同じラケットで迷わず打てるのは、試合で使う上でかなり大事なポイントですね。
ネットの評判と比べてみた
筆者の感想だけだと偏るので、YouTuberの方たちの評価とも比べさせて頂きます。
評価が一致しているところ
- 面の安定性が高く、打ち負けにくい
- パワー系の割に飛びすぎず、コートに収まりやすい
- サーブが打ちやすく、特にスピードが出しやすい
- 低めの軌道でスピードのあるドライブが打ちやすい
このあたりはどのレビューでもおおむね共通していて、筆者の感想ともほぼ同じでした。ボレーで浮かずブレなかったのも、この面の安定性の高さが理由だと思います。
評価が少し違うところ
一番違ったのは打感(掴み感)です。「球離れはかなり早め」「球持ち感は少ない」という評価が多く、弾き寄りのラケットとして紹介されています。
筆者は「ちょうど良い掴み感」と感じたので、ここは少し差がありますね。普段使っているラケットや張ったストリングによって感じ方が変わる部分だと思うので、「柔らかく包み込むような球持ち」を期待している方は一度試打してみるのがおすすめです。
またスピンについては、「回転は標準〜やや強め、勝手にかかるタイプではない」という評価が多いです。筆者もサーブで回転はかけやすかったですが、自分で振って回転をかけにいった時にしっかり応えてくれる、という表現の方が近いかもしれません。
ピュアドライブとの比較
ピュアドライブと比べられることが多く、「ピュアドライブの方が飛んでスピン寄り、ビースト100の方が収まりが良くフラットドライブ寄り」という評価が多いです。飛びすぎるラケットが苦手な人にはビーストの方が合いそうですね。
ピュアドライブ2025は筆者も以前インプレしていて、2018年モデルから雑振動を取ったようなマイルドな打感という印象でした。同じ黄金スペックの弾き系同士ですが、ビースト100は打ち込んでも合わせても飛びすぎず、コートに収まってくれる安心感があります。ピュアドライブだと飛びすぎると感じる人は、ビースト100を一度試してみる価値はあると思います。
▶ 【バボラ】ピュアドライブ100 2025 インプレ・レビュー
メインラケットにした理由
ここ最近メインラケット探しを続けていて、前回のツアーO3 100(305g)ではバックハンドは良かったものの、フォアで少しブレを感じていました。
ビースト100はそのブレがなく、ストローク・ボレー・サーブすべてで「このショットはちょっと不安」という部分が見当たりませんでした。
- 打ち込んでも合わせても収まる=ラリーで迷わない
- ボレーが浮かない=ダブルスでも前に出られる
- サーブでスピードも回転も出せる=組み立ての幅が広い
何か一つが突き抜けているというより、全部が高いレベルでまとまっている。メインに求めるものはまさにそこなので、ビースト100に決めました。
こんな人におすすめ
ビースト100 2026がおすすめな人
- 黄金スペックでパワーとコントロールのバランスを取りたい
- 振り抜きの良いラケットが好き(VCOREなどヨネックス系が好きな人も)
- ボレーで浮かずに安定して返したい、ダブルスもよくやる
- サーブでスピードも回転も出したい
- ピュアドライブだと飛びすぎると感じる
合わないかもしれない人
- フレームがしなる柔らかい打感や、強い球持ち感を求める→ファントム系の方がオススメ
- 高い軌道のスピンで勝負したい→ビーストO3 100の方が合うかもしれません
- 飛びをもっと抑えたい→ビースト98も候補に
まとめ
ビースト100 2026は、ちょうど良い掴み感と飛び、VCORE並みの振り抜き、浮かないボレー、スピードも回転も出せるサーブと、全ショットの完成度が高いラケットでした。
筆者的には掴みと飛びのバランスが絶妙で、打ち込んでも合わせても安心して使えるラケットという印象です。
というわけで、しばらくはこのビースト100をメインに使っていきます。使い込んでみて感じたことがあれば、また追記していきたいと思います。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。


