どうもじょりじょりです。
前回の記事でも書いた通り、メインラケットはプリンスの「ビースト100 2026」に決めました。
ただ実は、ビースト100を打った時に同じプリンスの「ツアー100」もついでに打っていました。
結論から言うと、ツアー100も性能は申し分なかったです。正直かなり迷いました。それでも最終的にビースト100を選んだのは、「シングルスで振られた時」と「大会で連戦した時」を考えたからです。
今回は、ツアー100のインプレと、ビースト100と比べてどこで差が出たのかをまとめてみました。2本で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

総評
「自分でしっかり振れるなら、打ち込みもボレーも高いレベルでこなせる攻撃的な100インチ」という結論になりました。
ストロークはしっかり打ち込んでいきやすく、ボレーも打ちやすくて不満なし。性能面で「ここがダメ」というポイントはほとんどありませんでした。
ただ、ラケットが助けてくれる量はビースト100より少なめです。振られた時や疲れてきた時も、ある程度は自分のスイングでボールを飛ばす必要があります。
☆ポイント☆
- ストロークはしっかり打ち込んでいきやすい
- ボレーは打ちやすく不満なし
- 振られた時もある程度のスイングが必要
- 疲れてきた時のサーブはビースト100の方が楽
スペック
| 項目 | 305g | 290g |
|---|---|---|
| モデル | 2025年モデル(2025年9月下旬発売) | 同左 |
| フェイスサイズ | 100平方インチ | 100平方インチ |
| 重量 | 305g | 290g |
| バランス | 313mm | 325mm |
| スウィングウエイト | 287 | 285 |
| フレーム厚 | 22-23-20mm | 22-23-20mm |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
| 主なテクノロジー | テキストリーム×ザイロン、PVS | 同左 |
今回試打したのは305g です。
今作のツアーは、テキストリーム×ザイロンを搭載してフレームの剛性を高め、スピードボールを打つ方向に作り直されたシリーズです。
ビースト100(24-26-23mm)と比べると、フレーム厚は22-23-20mmとかなり薄め。この差が、後で書く「振られた時」の違いに出てきたと思います。
インプレ
ストローク
ストロークはしっかり打ち込んでいきやすいです。
- 振った分だけスピードが乗ってくれる
- 打ち込んでも面がブレずに狙ったところへ飛ぶ
- 自分から攻めていく展開が作りやすい
しっかり振り切った時の気持ち良さはかなりのもので、自分から主導権を取りにいくストロークが打ちやすいラケットでした。ラケットに飛ばしてもらうというより、自分のスイングをそのままボールに伝えてくれる感覚です。
ただ、その裏返しで振られた時もある程度のスイングが必要です。
体勢を崩されて当てるだけになった時や、走らされて短いスイングで返す時は、ボールが思ったより伸びてくれません。しっかり振れる体勢なら何も問題ないんですが、守備の場面ではビースト100の方がラケットが助けてくれる感覚がありました。
フレームが薄い分、ラケットのアシストより自分のスイングが求められる。ここがビースト100との一番の違いだと思います。
ボレー
ボレーは打ちやすく、特に不満はありませんでした。
- 面の向きをそのまま出しやすい
- 当てた時のコントロールが良い
- 取り回しも悪くない
薄めのフレームのおかげか、面の感覚がつかみやすく、狙ったところにコントロールしやすいです。ボレーに関してはビースト100と比べても遜色ないと感じました。
サーブ
サーブも元気なうちはしっかり打てます。振り切ればスピードも出ますし、回転もかけられます。
差が出たのは疲れてきた時です。
試合の後半や長いラリーが続いた後など、疲れてスイングスピードが落ちてくると、ツアー100は自分でしっかり振らないとボールに力が乗ってくれません。ビースト100の方がラケットパワーで助けてくれるので、疲れてからもサーブの質を保ちやすかったです。
1セットだけならツアー100でも問題ないですが、試合の後半まで考えるとこの差は大きいですね。
ビースト100を選んだ理由
ここまで書いてきた通り、ツアー100の性能自体は申し分ありません。それでもビースト100にしたのは、次の2点です。
① シングルスで振られた時がきつそうだった
シングルスでは走らされてギリギリで返す場面が必ず来ます。そういう時にもある程度のスイングが必要なツアー100より、ラケットが助けてくれるビースト100の方が安心して守れると感じました。
② 大会で連戦するならビースト100
大会では1日に何試合も続くことがあります。体力が落ちてきた時にストロークもサーブも助けてくれるのはビースト100の方でした。
万全の状態での1試合ならツアー100もかなり良いです。ただ、メインラケットは疲れている時や苦しい場面でこそ頼れるものを選びたいので、今回はビースト100にしました。
| 比較 | ツアー100 | ビースト100 |
|---|---|---|
| 打ち込み | ◎ | ◎ |
| 振られた時 | △(自分で振る必要あり) | ○(ラケットが助けてくれる) |
| ボレー | ◎ | ◎ |
| 疲れた時のサーブ | △ | ○ |
| 連戦向き | ○ | ◎ |
こんな人におすすめ
ツアー100がおすすめな人
- しっかり振れる体力・スイングスピードがある
- 自分から打ち込んで主導権を取りたい
- ラケットに飛ばされるより、自分のスイングをそのまま伝えたい
- ダブルス中心で、走らされる場面が少ない
合わないかもしれない人
- シングルスで走らされることが多い→ビースト100の方が守りやすい
- 大会で連戦する、体力に自信がない→ビースト100の方が後半も楽
- 自分から回転をかけるより高い弾道で楽にスピンをかけたい→ツアーO3 100も候補に
まとめ
ツアー100は、しっかり打ち込んでいけるストロークと、不満のないボレーを持った攻撃的な100インチでした。性能だけで見ればメインにしてもおかしくないラケットです。
ただ、振られた時や疲れてきた時は自分のスイングが求められる分、シングルスや大会での連戦を考えるとビースト100の方が合っていました。
逆に言えば、体力に自信があって自分から攻めていくタイプの方や、ダブルス中心の方にはかなりハマるラケットだと思います。ビースト100と迷っている方は、「振られた時」と「疲れた時」を想定して打ち比べてみるのがおすすめです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。


