どうもじょりじょりです。
今日はセバスチャン・コルダ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
コルダ選手はアメリカの選手で、お父さんは1998年の全豪オープンで優勝したペトル・コルダさんです。本人も2018年の全豪ジュニアで優勝しています。2026年は2月のデルレイビーチでツアー3勝目を挙げ、3月のマイアミでは世界1位のアルカラス選手に勝ちました。2026年10月時点のランキングは81位です。
ラケットは長年ブレードのプロストック(18×19の特注)でしたが、2025年のシーズン後半から、ウイルソンの新作DEFYER(ディファイア)の試作品で試合に出ていました。DEFYERを発売前から実戦で使っていた、いわば「テスト担当」のような選手です。
※2026年10月24日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- ジュニア時代からウイルソン ブレード。中身はプロストックのH22と見られている
- 2022年ごろから18×19という珍しいパターンの特注品を、黒い塗装で使用
- 2022年の数値はガットなし323.5g・バランス31.5cm・スイングウェイト306(18×20)という書き込み
- 2025年後半からDEFYERの試作品(パイソン)で試合に出る。2026年2月にこのラケットでデルレイビーチ優勝
- 2026年の試作品は16×20で、ヘッドとグリップに発泡材入り。3時・9時とスロートに鉛
- ストリングはジュニア時代に縦アルパワー・横ナチュラルという情報
コルダの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年2月、デルレイビーチ・オープン決勝(トミー・ポール選手戦)のものです。この大会でツアー3勝目を挙げました。
ジュニア時代からブレード、中身はH22
コルダ選手は、ジュニアのころからウイルソンのブレードを使っています。2018年には「ブレードを18×20に変えた」という書き込みがありました。
海外の掲示板Talk Tennisでは、中身はウイルソンのプロストック「H22」(市販のブレードの元になった型)と見られています。2022年には、次のような数値が書き込まれていました。
| 項目 | コルダ選手(2022年の書き込み) | 市販 BLADE 98 18×20 V10 |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | 98平方インチ | 98平方インチ |
| ストリングパターン | 18×20(当時) | 18×20 |
| 重さ(ガットなし) | 323.5g | 305g |
| バランス | 31.5cm | ― |
| スイングウェイト | 306(ガットなし) | ― |
| グリップ | 4番・ウイルソンのレザー | ― |
ガットを張るとスイングウェイトは340前後になると見られていて、市販のブレードより20g近く重いセッティングです。
18×19の特注品を黒い塗装で
2022年ごろからは、全体を黒く塗ったラケットを使い始めました。掲示板では「ブレード(H22)の型で、18×19のパターン」と見られています。18×19のブレードは市販されていないので、コルダ選手のために作られた特注品です。
2023年には「なぜブレードの塗装にしないのか」「契約選手なのに黒いままは珍しい」と話題になっていました。のちにこの18×19のブレードが中古で出回ると、手に入れた人が「16×19と18×20のちょうど間くらいの打ち心地」「縦糸の間隔が均等で、打球が予想しやすい」と書き込んでいます。
2025年後半からDEFYERの試作品で試合に
2025年のシーズン後半には、コルダ選手はウイルソンの開発中のラケット「パイソン」で試合に出ていたと言われています。のちにDEFYERとして発売されるラケットです。2025年12月には、ヘビ柄の塗装の試作品がコルダ選手用として写真に出回っています。
2026年1月の全豪オープンでは1回戦で負けてしまい、「新しいラケットのせいでは」という声もありましたが、2月にはこのラケットでデルレイビーチ・オープンに優勝。3月のマイアミでは3回戦でアルカラス選手に勝ち、「DEFYERの評判を一気に上げた」と言われました。
掲示板では、プロのカスタマイズを担当する人から聞いた話として、コルダ選手の試作品は16×20で、ヘッドとグリップの中に発泡材(フォーム)が入っていると書き込まれています。スイングウェイトはガットなしで314という書き込みもありました。
写真からは3時・9時とスロートに鉛が貼られているのが見えていて、「ブレードのときとほぼ同じ量と位置」という声も出ています。
2026年5月には、コルダ選手本人がこのラケットについて話す動画が出ていて、「最初は好きじゃなかったけど、打ち続けるうちに気に入った」「ブレードより楽にボールが飛ぶ」といった内容だったそうです。
| 時期 | ラケット | 中身(言われているもの) |
|---|---|---|
| ジュニア時代〜 | ウイルソン ブレード | ブレード(H22) |
| 2018年 | ウイルソン ブレード | H22・18×20 |
| 2022年ごろ〜2025年 | 黒い塗装のウイルソン | ブレード(H22)の型で18×19の特注 |
| 2025年後半〜 | ウイルソン パイソン(試作品) | DEFYER 98の試作品・16×20 |
| 2026年7月〜 | ウイルソン DEFYER | DEFYER 98のプロストック |
コルダの使用ストリング
| 時期 | ストリング | テンション |
|---|---|---|
| 2018年(ジュニア) | 縦:ルキシロン アルパワー/横:ウイルソン ナチュラルガット | 縦54ポンド・横50ポンド |
| 2021年ごろ | アルパワーとナチュラルのハイブリッドという情報 | ― |
| 2026年 | はっきりした情報なし | ― |
ジュニア時代は、縦アルパワー・横ナチュラルの組み合わせで、縦54ポンド・横50ポンドという書き込みがあります。2021年ごろもアルパワーとナチュラルのハイブリッドと言われていました。DEFYERに変えてからのストリングは、はっきりした情報が見つかっていません。
2026年2月には、コルダ選手のラケットを担当するストリンガーさんが「グリップをプロラボのクッションエアーに変えた」とInstagramに載せていました。
DEFYER 98 PROとブレード98を打った僕の感想
DEFYER 98 PRO V1は発売してすぐに打ちました。勝手に飛ぶ・勝手に回るラケットではなく、ボールを掴んで自分で押し込むコントロール系のスピンラケットです。フルスイングしても面ブレが少なく、低め〜中間の弾道からバウンド後にグッと伸びます。DEFYER 100と比べて、僕は98 PROの方が好みでした。
インプレでは「ブレード98にスピンのアシストを少し足したい人に向いている」と書きましたが、ブレードからDEFYERに移ったコルダ選手は、まさにそのタイプだと思います。コルダ選手が話していた「ブレードより楽にボールが飛ぶ」という感想も、打ってみてよくわかります。
【DEFYER 98 PRO V1 インプレ】ウイルソン ディファイア98プロを試打レビュー
【Wilson】DEFYER 98 PRO v1 と DEFYER 100 v1(レッドライン)を徹底比較!選ぶべきはどっち?
【Wilson】BLADE 98 16×19 V10 インプレ|コントロールと球の伸びで勝負する98
【ルキシロン】アルパワー インプレ|なぜプロは使い続ける?
市販でコルダのセッティングに近づけるなら
- ラケット:DEFYER 98 PRO V1(16×20)。ブレード時代を真似したいならブレード98 18×20 V10
- ストリング:縦アルパワー・横ナチュラルのハイブリッド(ジュニア時代の情報)
- テンション:縦横で4ポンドくらい差をつける
- 重さ:本人は3時・9時とスロートに鉛。市販品に3時・9時から少しずつ足すのがおすすめ
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よくある質問
Q. コルダのラケットは?
A. 2026年はウイルソンのDEFYER(98)です。2025年後半から発売前の試作品で試合に出ていました。その前は長くブレード(H22)のプロストックでした。
Q. コルダの18×19のブレードは売っている?
A. 市販はされていません。コルダ選手用に作られた特注品です。
Q. DEFYERでアルカラスに勝った?
A. はい。2026年3月のマイアミ・オープン3回戦で、DEFYERの試作品を使ってアルカラス選手に勝っています。
Q. コルダのストリングは?
A. ジュニア時代は縦アルパワー・横ナチュラルを縦54・横50ポンドで張っていたという情報があります。今の情報ははっきりしていません。
まとめ
- 長くブレード(H22)のプロストック。2022年ごろからは黒塗りの18×19の特注品
- 2025年後半からDEFYERの試作品で試合に出て、2026年2月にデルレイビーチ優勝、3月にアルカラス撃破
- 試作品は16×20、ヘッドとグリップに発泡材、3時・9時とスロートに鉛
- ストリングはジュニア時代に縦アルパワー・横ナチュラル
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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- 【2026年最新】プロ選手の使用ラケット一覧
参考(確認日:2026年10月24日)
- Talk Tennis「Wilson Python/ Defyer – Released July 2026」(2025年〜2026年)
- Talk Tennis「Sebastian Korda new racquet」(2023年〜2024年)
- Talk Tennis「Wilson Pro Stock 18×19 – Sebi Korda’s racquet」(2024年)
- Talk Tennis「Sebastian Korda specs racquet」(2022年)
- Talk Tennis「Sebastian Korda Racket and String??」(2018年〜2021年)
- ATP公式:Korda vs Paul(2026年デルレイビーチ決勝)
- ATP公式:Alcaraz vs Korda(2026年マイアミ)
- Getty Images:Sebastian Korda(2026年デルレイビーチ決勝)


