【Wilson】 Defyre デファイア 98 PRO V1 レッドライン インプレ レビュー

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インプレッション

どうもじょりじょりです。

ウイルソンから、トッププロが「プロストック」でテスト使用していると噂になり、発売前からかなり話題を集めていた新シリーズ「DEFYER(ディファイア)」が登場しました。

その中でも、競技者が求めるコントロール性と、現代的なスピン性能を高次元で融合させたツアー系モデルが、この「DEFYER 98 PRO V1」です。

ウイルソン特有の「しなる柔らかさ」にスピン性能を足したような絶妙な仕上がりになっており、似たモールド(形状)の2023ピュアアエロ98とはまた違った感触でした。どちらかというと、最新の「2026 ピュアアエロ98」に近いフィーリングですね。

ちなみに筆者は、「DEFYER 100」と「98」を打ち比べた結果、断然98の方が好みでした!

(※「Wilson DEFYER 100 V1」のインプレ記事はこちらから!

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じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えています。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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総評

100と比べると少し硬めの打感でした。ただ、スピン性能がそこそこありつつも暴発が少ない、

優秀な「コントロールラケット」です。

カンカン弾いて勝手にスピンがかかるラケットとは真逆の性能で、「しっかりボールを掴んで、自分の力で押し込んでスピンをかける」タイプ。パワーアシストは控えめですが、フルスイングしても面のブレはかなり少なかったです。

  • ストローク:★★★★★ (星5) 基本の弾道は低め〜中間ですが、しっかり回転をかければ山なりの「やや高め」までしっかり持ち上がります。ボールを掴む時間が長く、ライジングで叩いてもバックアウトしない再現性の高さがあります。バウンド後の伸びは、ピュアアエロやVCORE以上よりもあったみたいです。

  • ボレー:★★★★☆ (星4) 勝手な反発力(飛びすぎ)は少なめ。アシストは100より控えめですが、球が浮く感じもなく、かなり扱いやすい性能です。筆者はこのボレーの性能で98に惚れました。

  • サーブ:★★★★☆ (星4) 飛び自体は98平方インチの平均的レベル。しかし、ボールを「押せる時間」が長いため、しっかりパワーを伝えつつ回転をかけられます。フラット・スピン・スライス、どの球種も打ちやすく、非常に扱いやすい98平方インチです。

レーダーチャート・スペック表

カタログスペック

項目スペック
フェイス面積98平方インチ
平均重量305g
バランスポイント315mm
フレーム厚22.0 – 23.5 – 22.0mm
ストリングパターン16 × 20
全長27.0インチ
主なテクノロジーTORQ SHAFT, AIRFOIL BUMPER, SI3D

インプレ

ストローク

「叩き込んでもバックアウトしない安心感。重い球が飛ぶ」

ストロークの仕上がりはかなり良かったですね。人によっては「少し硬い」という感想を持つかもしれませんが、筆者はボールをしっかり潰せる打感でとても好みでした。

弾道は勝手に上がるタイプではなく、普通に打つとやや低めに出やすい印象です。ただ、自分からしっかり回転をかけると軌道がグッと上がり、山なりのボールもコントロールしやすくなります。

中途半端に合わせにいくと「飛ばなさ」を感じてしまいますが、自分からしっかり振っていくプレーヤーにはブレが少なく、暴発などのミスが起きにくいラケットです。

ボレー

「高いフレーム剛性で面ブレゼロ」

相手の強烈なショットに対しても、面が負けてブレる感覚が全くありません。ボレーに関しては、カチッとしたドライな打球感になります。

ストローク時ほどのホールド感(球持ち)はなく、どちらかというと「パンッ」と素直に弾き出すフィーリング。キレのある決めるボレーがかなり打ちやすかったです。

サーブ

「どの球種も問題なく打てる」

サーブのトスを上げてからフィニッシュまで、振り抜きは問題なかったです。

ストリングパターンが「16×20」とやや密になっていることもあり、フラットサーブのスピード感と、スライスサーブで横に滑らせるキレが際立っていました。スピンサーブで高く跳ね上げるには相応のヘッドスピードが要求されますが、弾道を抑えてスピードと回転で相手を崩すサーブに相性が良かったです。

競合ラケットとの比較

ラケット名打球感の柔らかさホールド感パワーアシストスピン性能弾道の高さ暴発の少なさ(再現性)
ウイルソン Defyre 98 PRO V1★★★☆☆
(少し硬め)
★★★☆☆
(しっかり振ればホールドも〇)
★★★☆☆
(少し控えめ)
★★★★☆
(押し潰すスピン)
低め〜中間★★★★★
(再現性〇)
ヨネックス VCORE 98★★★★☆
(YONEXらしい柔らかさ)
★★★☆☆
(やや球離れ早)
★★★★☆
(良好)
★★★★★
(引っ掛かるスピン)
高め★★★☆☆
(たまに暴発あり)
バボラ ピュアアエロ 98★★★☆☆
(Defyreより少し硬め)
★★☆☆☆
(Defyreよりほんの少し硬い?)
★★★☆☆
(少し控えめ)
★★★★☆
(押し潰すスピン)
低め〜中間★★★★☆
(ほぼ暴発なし)
ウイルソン BLADE 98 (16×19)★★★★★
(柔らかくしなる)
★★★★★
(ホールド○)
★★☆☆☆
(控えめ)
★★★☆☆
(自然な回転)
低め★★★★★
(再現性〇)

オススメプレーヤー

  • フルスイングでラケットを振り抜いていきたいハードヒッター
  • 軌道が上がりすぎるスピンではなく、低めの弾道からグッと落ちる重いスピンを打ちたい方
  • ラケットにパワーアシストよりも、打った分から少し上乗背された飛び、高いコントロール性を求める方
  • 競技志向の学生、一般中上級〜上級者のストローカー

逆に、「ラケットにある程度ボールを飛ばしてほしい」「軽い力で楽にスピンをかけたい」というアシスト重視の方には、同シリーズの「DEFYER 100(300g/16×19)」の方が扱いやすく感じると思います。

まとめ

一言でまとめると、「少ししっかり目の打感で、とにかく叩きやすい98平方インチ」です。

打った感覚としては、「2026 ピュアアエロ98」に近いなという印象を受けました。特にボレーのキレの良さは非常に似ています。ただ、ストロークに関しては、DEFYERの方がウイルソンらしい「潰せる柔らかさ」を感じられます。

ウイルソンが満を持して投入した新シリーズですが、その期待を裏切らない、非常に完成度の高い高性能な98平方インチラケットでした!

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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