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どうもじょりじょりです。
今回は、プリンスの100インチ「ツアー100 2025(305g)」と、筆者がメインラケットにしている「ビースト100 2026(300g)」を比較していきます。
どちらもプリンスの100インチ・16×19で、新素材のザイロンも入っています。なので「ツアーとビースト、結局どっちがいいの?」と迷う方は多いと思います。実は筆者もメインラケット探しの最後まで、この2本でかなり迷いました。両方打ち込んだうえで、どこで差が出たのかをまとめます。
結論:自分で振るツアー100、助けてくれるビースト100。筆者はビースト派
筆者はビースト100派
ツアー100も性能は申し分なく、正直かなり迷いました。それでもメインに選んだのはビースト100です。
決め手は「振られた時」と「疲れた時」でした。万全の状態でしっかり振れるなら、ツアー100はかなり攻撃的に戦えます。ただ、シングルスで走らされた時や、大会で何試合も続いた時は、ラケットが助けてくれるビースト100の方が頼りになりました。
| 項目 | ツアー100 2025 | ビースト100 2026 |
| 打感 | 剛性が高く、振った分を返す手応え | 硬すぎず柔らかすぎず、一瞬乗って押し出す |
| 打ち込み | ◎ 振った分だけスピードが乗る | ◎ 打ち込んでも飛びすぎず収まる |
| 振られた時 | △ 自分で振る必要あり | ○ ラケットが助けてくれる |
| ボレー | ◎ 面を出しやすく、浮かない | ◎ 合わせるだけで浮かずブレない |
| サーブ(元気な時) | ◎ フラットのスピードが出しやすい | ◎ スピードも回転も出しやすい |
| サーブ(疲れた時) | △ 自分で振らないと威力が落ちる | ○ ラケットパワーで助けてくれる |
| 連戦向き | ○ | ◎ |
| 筆者の好み | ○ | ◎ |
プリンス ツアー100 2025 が向いている人
- スイングスピードと体力に自信がある人
- 自分から打ち込んで主導権を取りたい人
- ラケットに飛ばされるより、自分のスイングをそのまま伝えたい人
- フラットサーブでスピードを出したい人
プリンス ビースト100 2026 が向いている人
- パワーとコントロールのバランスを取りたい人
- シングルスで振られても、あと少しのボールを返したい人
- 大会で連戦する人、試合の後半でも楽をしたい人
- ボレーで浮かずに楽に返したい人、ダブルスも多い人
スペック比較・レーダーチャート
スペック比較
| 項目 | ツアー100 2025(305g) | ビースト100 2026(300g) |
| フェイス面積 | 100平方インチ | 100平方インチ |
| 重量 | 305g | 300g |
| バランス | 313mm | 320mm |
| スウィングウエイト | 287 | 288 |
| フレーム厚 | 22-23-20mm | 24-26-23mm |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
| 主なテクノロジー | テキストリーム×ザイロン、PVS | ザイロン、ATS、PVS2 |
| 発売 | 2025年9月下旬 | 2026年9月10日 |
※各インプレ記事で紹介した数値です。ツアー100は290g(バランス325mm)のモデルもあります。
スペックでの違い:一番の差はフレーム厚
重さはツアー100が5g重く、バランスは7mmトップライトなので、スウィングウエイトは287と288でほぼ同じです。振った時の重さの感覚は、ほとんど変わりません。
大きく違うのはフレーム厚です。ツアー100は22-23-20mmとかなり薄め、ビースト100は24-26-23mmの厚めのフレームです。この差が、後で書く「ラケットがどれだけ助けてくれるか」の違いにそのまま出てきたと思います。
レーダーチャート
ツアー100 2025

ビースト100 2026

※筆者の感想のため、使う人によって差はでます。参考程度にお願いします。
デザイン・外観
プリンス ツアー100 2025

今回比べたのは305gモデルです。
プリンス ビースト100 2026

マット塗装のネイビーで、光の当たり方で少し紫っぽくも見える落ち着いた色です。
打球感の比較
ツアー100 2025:振った分をそのまま返す手応え
テキストリーム×ザイロンでフレームの剛性が高められていて、自分のスイングをそのままボールに伝えてくれる感覚です。ラケットに飛ばしてもらうというより、自分で打っている手応えがはっきりあります。
ビースト100 2026:一瞬乗ってから押し出す
硬すぎず柔らかすぎずの打感で、PVS2のおかげか嫌な振動はほとんど来ません。「弾き系」と言われることが多いですが、筆者的には一瞬だけボールが乗ってから出ていく、ちょうど良い掴み感がありました。
ストローク性能の比較
打ち込んだ時:どちらも◎
ツアー100:振った分だけスピードが乗り、打ち込んでも面がブレずに狙ったところへ飛んでくれます。しっかり振り切った時の気持ち良さはかなりのもので、自分から主導権を取りにいく展開が作りやすいです。
ビースト100:プリンスのパワー系なので飛びすぎを心配していましたが、打ち込んでも飛びすぎずにコートに収まってくれます。軌道はやや低めで、スピードの乗ったドライブが打ちやすいタイプ。振り抜きはVCOREに近い感覚でした。
振られた時:ここが一番の差
ツアー100:体勢を崩されて当てるだけになった時や、走らされて短いスイングで返す時は、ボールが思ったより伸びてくれません。フレームが薄い分、ラケットのアシストより自分のスイングが求められます。
ビースト100:振られて体勢を崩された時や、届くか届かないかのボールでも、ラケットが助けてくれて相手コートまで返せることが多いです。それでいて、しっかり打ち込んだ時は飛びすぎない。この「あと少しを拾えるパワー」と「打ち込んでも収まるコントロール」の両立が、ビーストをメインにした一番の理由です。
ボレー性能の比較:どちらも浮かない
ボレーは2本とも良く、ここは甲乙つけがたいです。
ツアー100:薄めのフレームのおかげか面の感覚がつかみやすく、面の向きをそのまま出しやすいです。ボックス系100インチを5本打ち比べた時も、ボールの浮かなさはツアー100が1位でした(5本比較の記事)。
ビースト100:面を合わせるだけで浮かずに低く返ってくれて、相手の強いボールをブロックしてもブレません。パワー系なのにボレーがポンと浮かないのは、かなりありがたいです。筆者は鉛テープでグリップ5g+フレーム4g足していて、さらに面ブレが減りました。
違いをあえて言うなら、ツアー100は「自分で面を作って沈める」、ビースト100は「合わせるだけで楽に深く返る」という感じです。
サーブ性能の比較
元気な時:どちらもスピードが出る
ツアー100:振り切ればスピードも出ますし、回転もかけられます。ボックス系5本の比較では、フラットサーブのスピードの出しやすさは1位でした。
ビースト100:フラットで叩けばラケットパワーでしっかりスピードが出て、スピンやスライスも振り抜きの良さでヘッドがよく走ります。ファーストもセカンドも迷わず打てます。
疲れた時:ビースト100が楽
差が出たのは試合の後半です。疲れてスイングスピードが落ちてくると、ツアー100は自分でしっかり振らないとボールに力が乗りません。ビースト100はラケットパワーで助けてくれるので、疲れてからもサーブの質を保ちやすかったです。1セットだけならツアー100でも問題ないですが、試合の最後まで考えるとこの差は大きいです。
シングルス・ダブルスで選ぶなら
- シングルス:体力とスイングスピードに自信があり、自分から攻めていくならツアー100。走らされる展開が多い人や、大会で連戦する人はビースト100
- ダブルス:どちらもボレーは浮かないのでどちらでもOK。自分で面を作って沈めたいならツアー100、楽に深く返したいならビースト100
ちなみに、ボックス系100インチの中ではツアー100はシングルスにおすすめの1本でした。ボックス系同士なら攻撃力が光り、パワー系のビーストと比べると「ラケットの助け」の差が見えてくる、という位置づけです。
よくある質問
Q. ツアー100とビースト100の一番の違いは?
A. ラケットがどれだけ助けてくれるかです。ツアー100はフレームが薄めで自分のスイングが求められ、ビースト100は厚めのフレームで振られた時や疲れた時も助けてくれます。
Q. 飛ぶのはどっち?
A. ビースト100です。ただプリンスのパワー系の中では飛びは適度で、打ち込んでも収まってくれます。ピュアドライブやEZONEとの比較はこちらの記事にまとめています。
Q. ツアー100は290gと305gどっち?
A. 筆者が打ったのは305gです。290gはバランス325mmなので、振り抜きの軽さを重視するなら290gも候補になると思います。
Q. もっと高い軌道でスピンをかけたい場合は?
A. 同じプリンスならツアーO3 100も候補です。柔らかい打感で、バックハンドはかなり良かったです。
まとめ
ツアー100 2025とビースト100 2026は、同じプリンスの100インチでも、自分のスイングをそのまま伝えて攻めるツアー100と、振られた時や疲れた時もラケットが助けてくれるビースト100という違いがありました。
万全の状態での1試合なら、ツアー100もかなり良いです。ただ、メインラケットは苦しい場面でこそ頼れるものを選びたいので、筆者はビースト100にしました。2本で迷っている方は、「振られた時」と「疲れた時」を想定して打ち比べてみるのがおすすめです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
参考記事
【プリンス】ツアー100 2025 インプレ|性能は文句なし、それでもビースト100を選んだ理由
【プリンス】ビースト100 2026(300g)インプレ・評価|メインに決めた理由はボレーとサーブ
【2026年】メインラケット探し総まとめ|9本試打してプリンス ビースト100に決めた理由
【比較】ビースト100 2026 vs ピュアドライブ vs EZONE 100
【徹底比較】100インチのボックス系ラケット5本|CX400ツアー・スピードMP・パーセプト100・ブレード100・ツアー100


