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どうもじょりじょりです。
今回は11月7日発売のダンロップ「CX400ツアー 2027(2026)」と、同じダンロップのスピン系「SX300 2025」を比較していきます。
どちらも100平方インチ・300g・バランス320mm・16×19で、ダンロップの100インチ・300gで迷ったら必ず候補に入る2本です。ただ、打ってみるとキャラクターははっきり真逆でした。コントロール系のCXと、スピン系のSX。どこが違って、どんな人にどっちが合うのかをまとめます。
なお、同じダンロップの100インチ・300gには「FX500 2026」もありますが、まだ打てていないので、試打できたらこの記事に追記する予定です。
CX400ツアー 2027(2026)のインプレはこちらから
結論:楽にミスを減らすSX300、厚く当てて押すCX400ツアー
ざっくりの違い
ひとことで言うと、SX300は「ラケットが軌道を上げてくれて、全体的に楽」、CX400ツアーは「カッチリした打感で、まっすぐ押していく」ラケットです。
全体的にアシストがあって楽なのはSX300でした。一方で、ボレーはCX400ツアーの方が好みでした。サーブは回転系ならSX300、フラット気味ならCX400ツアーと、ここも得意なことがはっきり分かれています。
| 項目 | CX400ツアー 2027 | SX300 2025 |
| タイプ | ボックス形状のコントロール系 | スピン系(弾道補正あり) |
| 打感 | カッチリ硬め・弾き寄り | 弾きがありつつ、一度グッと掴む |
| ストローク | 厚く当ててフラットドライブで押す | 勝手に軌道が上がってコートに収まる |
| アシスト・楽さ | 控えめ〜中くらい | 全体的に楽 |
| ボレー | 低く抑えやすく、こちらが好み | アシストがあって打ちやすい |
| サーブ(フラット気味) | 押し込みやすい | アシストがちょうど良く確率は高い |
| サーブ(回転系) | 少し回転をかけてコースで崩す | 回転がかけやすい |
※あくまで筆者の感想です。
ダンロップ CX400ツアー 2027 が向いている人
- しっかりした硬めの打感が好きな人
- スピンよりフラットドライブで押していきたい人
- ボレーを低く抑えたい人、ダブルスで前に出る人
- フラット気味のサーブで押したい人
- 100インチの安心感が欲しいけど、98は苦手な人
ダンロップ SX300 2025 が向いている人
- とにかくミスを減らしたい人
- スピンで高い軌道を作って、相手を崩したい人
- 試合の後半や疲れた時も楽をしたい人
- スライスやスピンなど回転系のサーブを多く使う人
スペック比較・レーダーチャート
スペック比較
| 項目 | CX400ツアー 2027 | SX300 2025 |
| フェイス面積 | 100平方インチ | 100平方インチ |
| 重量 | 300g | 300g |
| バランス | 320mm | 320mm |
| フレーム厚 | 23.0mm | 23-26-23mm |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
| 形状 | ボックス | ラウンド寄り |
| 主なテクノロジー | ソニックコア、パワーグリッドストリングテック+、ビブロシールドなど | スピンブースト、V-ENERGY SHAFT、SPIN BOOST XT GROMMETSなど |
| 価格(税込) | 40,700円 | ショップにより異なる |
| 発売日 | 2026年11月7日 | 発売中 |
※メーカー公表値、または各インプレ記事で紹介した数値です。
スペックでの違い
重さ・バランス・パターンは同じですが、フレーム厚と形状が違います。CX400ツアーは23mmのボックス形状、SX300は真ん中が26mmと厚い黄金スペックらしいフレームです。
さらにSX300は、ダンロップの100インチの中で一番広いストリング面と升目(ストリングの間隔)を採用していて、スピンと弾道補正を強く出す作りになっています。この「作りの方向性」の違いが、打った時の性格の違いにそのまま出ていました。
レーダーチャート
CX400ツアー 2027

SX300 2025

※筆者の感想のため、使う人によって差はでます。参考程度にお願いします。
デザイン・外観
ダンロップ CX400ツアー 2027

レッド×ネオンレッドで、新しいCXシリーズ共通のデザインです。
ダンロップ SX300 2025

ティール×イエローの個性的なデザインです。写真だとかなり奇抜に見えますが、コートで使うとそこまで気になりません。デザインが気になる方には、性能は同じで黒×イエローの限定カラー「シャドーブラック」もあります。
打球感の比較
CX400ツアー 2027:カッチリ硬めで弾き寄り
新しいCXの3本(CX200・CX400・CX400ツアー)の中で、一番硬く感じたのがCX400ツアーです。フェイスのしっかり感が強く、ボールを弾いて飛ばすタイプの打感でした。
SX300 2025:弾きがありつつ、一度グッと掴む
黄金スペックらしいサクッとした弾きがありつつ、インパクトで一度ボールを掴むホールド感もあります。スピン系にありがちな「カツン」とした硬さはなく、前作よりフレームのねじれにも強くなりました。
ストローク性能の比較
弾道とスピン
CX400ツアー 2027:引っかけて回転量で勝負するより、厚めに当ててまっすぐ押していくスイングに合っています。フラットドライブは打ちやすいですが、軌道を作るのは自分の仕事です。スライスもそつなくこなせて、100インチの面の大きさがある分、少し外してもまともに飛んでくれます。
SX300 2025:最大の特徴は、フラット気味に振っても勝手に軌道を上げてくれることです。低いフラットドライブを打ってもネットしにくく、バックアウトも少ないので、黄金スペックのスピン系5本の中でもミスの少なさはナンバーワンでした(スピン系5本の比較記事)。前作より弾道補正が少し落ち着いたぶん、スピン量や軌道を自分で調整しやすくなっています。
飛びとアシスト
CX400ツアー 2027:CX200よりはアシストがありますが、球持ちで運んでくれる感じは少なめで、しっかり当てて飛ばす感覚です。
SX300 2025:飛びは強めですが、軌道が上がって収まってくれるので、「飛びすぎる怖さ」は少なめです。自分が飛ばしたい分+しっかりアシスト、という感じの飛びで、全体的にアシストがあって楽なのはSX300でした。
疲れた時
SX300は疲れてからの性能がかなり良かったです。スタミナを回復したい時は軌道を高くして逃げ、ポイントを早く終わらせたい時はテンポを上げる、という融通がききます。CX400ツアーは、しっかり振れている間はフラットドライブで押せますが、楽をさせてくれるのはSX300の方です。
ボレー性能の比較:好みはCX400ツアー
CX400ツアー 2027:アシストは控えめですが、ボールを低く抑えやすく、ボレーはこちらの方が好みでした。ボックス系100インチを5本打ち比べた時も、ボールの浮かなさは上位でした(5本比較の記事)。速い球を受けた時に少しブレを感じることはあるので、気になる人は鉛で少し荷重するのもアリです。
SX300 2025:アシストがあるので、こちらも打ちやすいです。すっきりした打感で、当てるだけでも楽に返せます。ただ、フレームのしなりからか微妙にブレを感じることがあり、男性同士のダブルスなら少し荷重した方が良さそうです。
「楽に返す」ならSX300、「低く抑えて決める」ならCX400ツアーという感じです。
サーブ性能の比較:キャラがはっきり分かれた
回転系ならSX300
スライスやスピンなど回転系のサーブは、SX300が明確に上でした。広いストリング面と升目のおかげで回転がかけやすく、セカンドサーブの安心感があります。2025年モデルはフラットで打ってもアシストがちょうど良く、オーバーしすぎないのでファーストの確率も高かったです。
フラット気味ならCX400ツアー
フラット気味に押し込むサーブはCX400ツアーの方が合っていました。カッチリしたフレームで厚く当てると、ボールに勢いが出ます。回転系を打つなら、回転量で勝負するより、少し回転をかけてコースで崩していく使い方がおすすめです。
シングルス・ダブルスで選ぶなら
- シングルス:ミスを減らして粘りながら、高い軌道で相手を崩したいならSX300。フラットドライブで押して、自分から主導権を取りたいならCX400ツアー
- ダブルス:ボレーを低く抑えたい・フラット気味のサーブで押したいならCX400ツアー。回転系のサーブでリズムを作り、楽にボレーを返したいならSX300
よくある質問
Q. CX400ツアーとSX300の一番の違いは?
A. ラケットの性格です。CX400ツアーはボックス形状で厚く当てて押すコントロール系、SX300は弾道補正で勝手に軌道が上がるスピン系でした。
Q. 楽なのはどっち?
A. SX300です。アシストがあって軌道も上がるので、全体的に楽に打てます。疲れてからの強さもSX300の方が上でした。
Q. ダブルスならどっち?
A. ボレーを低く抑えたいならCX400ツアー、回転系のサーブと楽なボレーを重視するならSX300です。筆者はボレーはCX400ツアーの方が好みでした。
Q. 同じダンロップのFX500 2026とは比べないの?
A. FX500 2026はまだ打てていないので、試打できたらこの記事に追記します。FX500ツアー(98インチ)は歴代比較のインプレを書いています。
Q. CXならほかのモデルは?
A. スピンで軌道を操りたいけどCXの打感が好きなら、CX400(285g)も候補です。CXの中では一番スピン寄りでした。
まとめ
CX400ツアー 2027とSX300 2025は、同じダンロップの100インチ・300gでも、カッチリした打感で厚く当てて押すCX400ツアーと、軌道を上げてくれて全体的に楽なSX300という、キャラがはっきり違う2本でした。
ボレーとフラット気味のサーブならCX400ツアー、楽さと回転系のサーブならSX300。自分がどっちのショットで勝負したいかで選ぶと、大きく外さないと思います。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
参考記事
【ダンロップ】CX400ツアー 2027(2026)インプレ・評価|100の安心感でフラットドライブ、CX200との違い
ダンロップ SX300 2025 インプレ・評価|飛ばない?前作との違いと疲れてからの強さ
【ダンロップ】SX300 歴代比較インプレ|2020・2022・2025でどう変わった?
【徹底比較】ダンロップ CX400 2027 vs CX400ツアー 2027
【徹底比較】ダンロップ CX400ツアー 2027 vs ウイルソン ブレード100 V10


