どうもじょりじょりです。
今回はメインラケットのプリンス ビースト100 2026に、ソリンコ ハイパーGソフト(1.30mm)を52ポンドで張って打ってきたので、そのインプレです。
ハイパーGは使ったことがある方も多い定番ポリですよね。その「ソフト版」は何が違うのか、実際にハイパーGと比べながら書いていきます。

結論:柔らかめだけど「柔らかいポリ」ではない。ハイパーGより少し持ってから飛ばす
先に結論です。
- 打感:ハイパーGより柔らかさは感じる。でも、いわゆる「柔らかいポリ」とまでは感じない
- スピン:引っかかりは良好。四角形ポリらしくボールをしっかり捉えてくれる
- 飛び:飛びは良い。ハイパーGが「弾き」で飛ばすのに対して、ソフトは少しホールドしてから飛ばす感じ
- ボレー:引っかかりもあってかなり打ちやすい
- サーブ:多少球持ちが良いかな、くらい。通常版との運用の差はそこまで大きくない
ハイパーGの性格はそのままに、弾きを少し抑えてホールド感を足したストリング、というのが筆者の印象です。
ハイパーGソフトのスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ソリンコ(SOLINCO) |
| 素材 | ポリエステル(コポリ) |
| 断面形状 | 四角形 |
| 今回のゲージ | 1.30mm(16) |
| カラー | ライム(黄緑) |
| 位置づけ | ハイパーGの柔らかい版 |
ゲージの選び方に迷う方は、ガットの太さ(ゲージ)の違いの記事も参考にしてください。

今回のセッティング
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ラケット | プリンス ビースト100 2026(300g) |
| フェイス/パターン | 100平方インチ/16×19 |
| ストリング | ソリンコ ハイパーGソフト |
| ゲージ | 1.30mm |
| テンション | 52ポンド(一本張り) |
| 張り上げ日 | 2026年10月31日 |
ビースト100は筆者のメインラケットです。ラケット自体のインプレはビースト100 2026のインプレ記事にまとめています。
ハイパーGソフト インプレ
打感:ハイパーGより柔らかい。でも「柔らかいポリ」ではない
打った瞬間に、ハイパーGよりは柔らかさを感じます。ハイパーGの硬めでパキッとした感じが少し和らいでいる印象です。
ただ、「ソフト」という名前から想像するほど柔らかくはありません。ポリツアーエアやブラックヴェノムのような、いわゆる柔らかいポリとは別物で、あくまでしっかり感のあるポリの中では柔らかめという位置づけです。腕への優しさを一番に求める方は、そこは期待しすぎない方がいいと思います。
飛び:ハイパーGは「弾き」、ソフトは「少し持ってから飛ばす」
飛びは良いです。ここがハイパーGとの一番の違いでした。
ハイパーGは弾きでボールを飛ばすタイプです。当たった瞬間にパンッと弾いてくれる感覚があります。ハイパーGソフトは弾きが多少少なくなって、少しボールをホールドしてから飛ばす感じです。
どちらも飛びは良いのですが、ボールの飛ばし方が違うイメージですね。パキッと弾き返したいか、一瞬持ってから押し出したいかで好みが分かれると思います。
スピン・引っかかり:良好
スピン性能、引っかかりは良好です。ハイパーGと同じ四角形ポリなので、ボールをしっかり捉えてくれる感覚があります。
引っかかりの強さで言えば、同じソリンコのツアーバイトほど極端ではありません。そのぶん打感が硬すぎず、扱いやすいバランスだと思います。
ボレー:引っかかりがあってかなり打ちやすい
ボレーはかなり打ちやすかったです。ストリングの引っかかりがしっかりあって、扱いやすいボレーが打てました。
ストロークと同じで、違いを挙げるなら、ハイパーGの方が少し弾くかもしれない、という程度です。
サーブ:多少球持ちが良い。運用はハイパーGと大差なし
サーブは多少球持ちしてくれるかな、という感じです。
ただ、ストロークほど差は感じませんでした。サーブに関しては、ソフトでも通常版でも運用はそこまで変わらないと思います。
ハイパーGとハイパーGソフトの違い
| ハイパーGソフト | ハイパーG | |
|---|---|---|
| 打感 | 柔らかめ(でもポリらしさは残る) | 硬め・しっかり |
| 飛び方 | 少しホールドしてから飛ばす | 弾きで飛ばす |
| スピン・引っかかり | 良好 | 良好 |
| ボレー | 引っかかりがありかなり打ちやすい | 少し弾くかも |
| サーブ | 多少球持ちが良い | 大きな差はなし |
まとめると、飛びやスピンの性格はほぼ同じで、「弾くか、少し持つか」が違いです。ハイパーGの弾きが強く感じる方や、もう少しボールを持つ感覚が欲しい方はソフト、パキッとした弾きでテンポ良く打ちたい方は通常版、という選び方で良いと思います。
ちなみに、ソリンコでもっと柔らかさやホールド感を求めるならレボリューション、癖の少なさならアウトラストも候補です。
テンション測定アプリで測ってみた(検証中)
今回は張り上げ翌日に、スマホのストリングテンション測定アプリでも測ってみました。

52ポンドで張ったのに、表示は62.6lb。実際より10ポンドくらい高く出ているようです。
別のラケットでも、VCOREにG-tour1を50ポンドで張って半年ほど放置していたものが、アプリでは51ポンドと表示されました。半年たって張った時とほぼ同じ数値はさすがに考えにくいので、筆者の環境ではこのアプリは高めに出る傾向がありそうです。
なので、アプリの数字は絶対値ではなく、同じラケットで張り上げ直後からどれだけ落ちたかを見る目安として使うのが良さそうです。まだ検証中なので、ハイパーGソフトのテンションの落ち方とあわせて、使い込んだら追記します。
テンションの目安や張り替え時期についてはガットのテンション目安の記事で詳しく書いています。
ハイパーGソフトが合う人・合わない人
合う人
- ハイパーGの性能は好きだけど、打感が少し硬いと感じる方
- 弾きよりも、ボールを少し持つ感覚が欲しい方
- ボレーで引っかかりが欲しい方
- ビースト100のように、ラケット自体にパワーがあるモデルを使っている方
合わない人
- ナイロンに近いような、はっきり柔らかいポリを探している方
- 弾きの強さでテンポ良く打ちたい方(通常のハイパーGの方が合いそう)
よくある質問
ハイパーGソフトは柔らかい?
ハイパーGと比べると柔らかいです。ただ、柔らかいポリの代表格と比べると硬めで、「しっかりしたポリの中では柔らかめ」というのが筆者の感想です。
ハイパーGとハイパーGソフト、どっちがいい?
飛びとスピンの性格は近いので、打感と弾き方で選ぶのがおすすめです。弾きで飛ばしたいならハイパーG、少しホールドしてから飛ばしたいならソフトです。サーブはどちらでも大きな差はありませんでした。
ハイパーGソフトは何ポンドで張ればいい?
筆者は100インチ・16×19のビースト100に1.30mmを52ポンドで張りました。普段ハイパーGを張っているテンションと同じくらいから試してみると、違いを比べやすいと思います。
海外での評価は?
海外のレビューサイトTennisnerdでも、通常のハイパーGより柔らかく快適だけれど、ポリらしい打ち味は残っているという評価です。筆者の印象とほぼ同じですね。
まとめ:ハイパーGの「弾き」を少し落ち着かせたストリング
- ハイパーGより柔らかいが、柔らかいポリではない
- 飛びは良い。ハイパーGは弾き、ソフトは少しホールドしてから飛ばす
- スピン・ボレーの引っかかりは良好、サーブの運用は通常版とほぼ同じ
ビースト100との組み合わせも良く、しばらくこのセッティングでお試ししてみます。テンション維持や、使い込んでからの変化は分かり次第追記します。
細めのゲージを試したい方は1.25mm、張り替え頻度が多い方は200mロールもあります。
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参考:Tennisnerd「Solinco Hyper-G Soft String Review」(2020年11月6日公開、2026年11月1日確認)
それではここまで読んで頂きありがとうございました。


