どうもじょりじょりです。
今日はロレンツォ・ソネゴ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
ソネゴ選手はイタリア・トリノ出身の選手で、ビッグサーブとフォアハンド、明るいキャラクターで人気があります。2026年10月時点のATPランキングは91位です。
使っているのはウイルソンのブレード98 18×20。プロは市販とは別物のラケットを使うことが多いのですが、ソネゴ選手は市販品にかなり近いブレードを、低めのテンションで使っていることで知られています。
※2026年11月1日時点の情報です。プロのラケットの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板や、イタリアのテニスメディアの記事で言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はウイルソン ブレード。2026年の全米オープンでも緑のブレードを使っていた
- ストリングパターンは18×20
- 2021年のローマの大会で、ウイルソンのストリンガーが測った数値はガットありで327.8g・バランス33cm・スイングウェイト336.5・RA62
- 測った人によると「市販のブレード98とかなり近い数値」。プロとしては軽めで、ほぼ市販スペック
- ストリングはルキシロン アルパワーソフト 1.25のフル張り。テンションは19/18kg(2021年)とかなり低め
- 2025年12月には、ウイルソンの新作(のちのDEFYER)を試していたという話も
ソネゴの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年のウィンブルドンと、バルセロナのものです。9月の全米オープンの写真でも、緑のブレードの塗装を使っていました。
ブレード98 18×20、市販品にかなり近い
ソネゴ選手のラケットは、イタリアのテニスメディアが何度か取り上げています。
2019年11月のデビスカップ ファイナルズのときの記事では、ブレード98の18×20で、ガットを張って326gと紹介されていました。2021年5月には、ローマの大会(イタリア国際)でウイルソンのストリンガーがソネゴ選手のラケットを測っていて、その数値がかなり細かく出ています。
| 項目 | ソネゴ選手(2021年ローマで測定) | 市販 ブレード98 18×20 |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | 98平方インチ | 98平方インチ |
| ストリングパターン | 18×20 | 18×20 |
| 重さ(ガットなし) | 305g | 305g |
| 重さ(ガットあり) | 327.8g | ― |
| バランス(ガットあり) | 33cm | ― |
| スイングウェイト | 336.5 | ― |
| 硬さ(RA) | 62 | ― |
| フレーム厚 | 21mm | 21mm |
この記事の中で、ストリンガーは「市販のブレード98とかなり近い」と話しています。海外の掲示板Talk Tennisでも、この数値を見た人たちから「塗装をツヤありにしただけの、誰でも買えるV7のブレード」「プロのラケットとしてはかなり軽い」という声が出ていました。
ただ、2020年の掲示板では「本当に市販品なのか、昔のブレードのプロストックではないか」と疑う声もありました。ウイルソンのプロ用のブレードには「H22」などのプロストックもあるので、ここは100%市販とは言い切れません。それでも、測った数値は市販品とほぼ同じ、というのが今のところの一番確かな情報です。
ちなみに、1試合で使う新しいラケットは2本くらいだそうで、4〜5本を用意するほかの選手と比べると少なめなのも面白いところです。
中身はV7のブレードと言われている
ソネゴ選手のブレードは、塗装は新しくなっても中身はV7のブレード(2019年ごろのモデル)と掲示板では言われています。2021年のローマの時点でV7と書かれていて、2025年1月にも「今もV7を使っている」という書き込みがありました。
2020年の記事では「カウンターヴェイル(振動吸収の素材。2015年のV6から採用)入りのブレード」と書かれていて、V6〜V7のころのブレードという点では話が合っています。
2025年12月、ウイルソンの新作を試す
2025年12月には、オフシーズンの練習でソネゴ選手がウイルソンの新しいラケット(開発中の名前は「Python」)を試している写真が出ました。これは2026年に発売されたDEFYERのことで、掲示板では「ブレードを使っている選手が何人かPythonに移っている」と話題になっていました。
ただ、2026年2月の「2026年もブレードを使い続けている選手」のリストにはソネゴ選手の名前があり、全米オープンでもブレードの塗装でした。試しはしたものの、ブレードに残ったようです。
ソネゴの使用ストリング
ストリングはルキシロン アルパワーソフト 1.25のフル張りです。2019年の記事では22/21kg、2021年のローマでは19/18kgと、さらに下がっていました。プロの平均は22〜23kgくらいと言われているので、かなり低めのテンションです。
記事の中でストリンガーは、「低めのテンションで面を柔らかくして、ボールを飛ばす力を足している。ラケット自体はパワーよりコントロール寄り」と説明していました。アルパワーソフトはプレストレッチなしで張っていて、張り替えの頻度もそこまで多くないそうです。
なお、ヨーロッパのテニスウェアハウスのソネゴ選手のページでは、普通のアルパワー1.25が紹介されています。どちらにしてもアルパワーの系統ですね。
ブレードとアルパワーを使った僕の感想
ソネゴ選手と同じ18×20は打ったことがないのですが、今のブレード98 16×19 V10はインプレを書いています。面の安定感が強く、ボックス系らしい柔らかさで振動が少ない打感でした。飛びは自分のスイングの分だけで、軌道はかなり低め。そのぶん厚く当てたときの球のノビが良いラケットです。
18×20になると、ここからさらに飛びと回転が抑えられる方向になります。それを19/18kgの低いテンションで飛ばしているのが、ソネゴ選手のセッティングの面白いところだと思います。
アルパワーは、ぐっと掴んで押し出してくれる唯一無二の打感のポリです。飛びは普通のポリくらいですが、球のノビが良くなって、相手が差し込まれる場面が増えました。テンション維持はあまり良くないので、プロのように張り替えられない人は、伸びてきたら張り替えるくらいがちょうどいいと思います。
【Wilson】BLADE 98 16×19 V10 インプレ|コントロールと球の伸びで勝負する98
【Wilson】BLADE V10シリーズ比較|100・98(16×19)・98Sのインプレまとめとおすすめスペック
【ルキシロン】アルパワー インプレ|なぜプロは使い続ける?発売30年でも色あせない名作
市販でソネゴのセッティングに近づけるなら
- ラケット:ブレード98 18×20。ソネゴ選手はほぼ市販スペックなので、プロの中ではかなり真似しやすい
- ストリング:アルパワーソフト 1.25か、アルパワー 1.25
- テンション:ソネゴ選手は19/18kg(42/40ポンドくらい)。いきなりここまで下げると飛びすぎるので、まずは普段より2〜3ポンド下げるくらいから
- 重さ:ガットとグリップを張った状態で約328g。市販のままでほぼ同じなので、鉛はいらない
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よくある質問
Q. ソネゴのラケットは?
A. ウイルソンのブレード98 18×20です。2021年に測られた数値は市販品とかなり近く、中身はV7のブレードと言われています。
Q. ソネゴのラケットの重さは?
A. 2021年のローマで、ガットありで327.8g、バランス33cm、スイングウェイト336.5と測られています。
Q. ソネゴのストリングとテンションは?
A. ルキシロンのアルパワーソフト 1.25です。テンションは2019年が22/21kg、2021年が19/18kgと、プロとしてはかなり低めです。
Q. ソネゴはDEFYERに変えた?
A. 2025年12月に試していたという話はありますが、2026年の大会ではブレードの塗装を使っています。
まとめ
- ソネゴ選手のラケットはブレード98 18×20。数値は市販品とほぼ同じ
- 中身はV7のブレードと言われていて、塗装だけ新しくしている
- ストリングはアルパワーソフトを19/18kgの低いテンションで
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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参考(確認日:2026年11月1日)
- SuperTennis「Tutti i segreti della racchetta di Sonego」(2021年5月)
- SuperTennis「Le racchette degli italiani: a Madrid la tensione sale」(2019年11月)
- Talk Tennis「Sonego Racquet」(2021年)
- Talk Tennis「Sonego racquet」(2020年〜2025年)
- Talk Tennis「Live by the Blade…Die by the Blade…」(2026年2月の書き込み)
- Tennis Warehouse Europe:Lorenzo Sonego
- ATP公式:シングルスランキング
- Getty Images:Lorenzo Sonego(2026年ウィンブルドン)
- Getty Images:Lorenzo Sonego(2026年バルセロナ)


