どうもじょりじょりです。
今日は、ジョーウィルフリード・ツォンガ選手が現役時代に実際に使っていたラケットとストリングの紹介です。
ツォンガ選手はフランスの選手で、2008年の全豪オープンで準優勝、自己最高は世界5位。パワフルなサーブとフォアハンド、豪快なダイビングボレーで人気があり、2022年の全仏オープンを最後に引退しました。
ツォンガ選手のラケットは、キャリアの途中でウイルソンの「プレーヤー向けの薄いラケット」から、バボラの「アエロプロドライブ」へと、まったくタイプの違うラケットに乗り換えたことで有名です。しかもバボラに移ってからは、27.5インチの長いアエロプロドライブを使い続けていました。
※2026年11月1日時点でまとめた情報です。プロのラケットの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 2009年まではウイルソン。塗装はnSix-One 95やKブレード ツアーだったが、中身はジュニアのころから使っているハイパープロスタッフ6.5と言われている
- 2009年後半はKファクター コブラツアー。アエロプロドライブを気に入ったが、ウイルソンとの契約が残っていたので、いちばん近いウイルソンを使っていたという話
- 2010年1月にバボラと契約。中身は27.5インチのアエロプロドライブ プラス
- 2016年以降はピュアアエロの塗装でも、中身は昔のアエロプロドライブのまま。コアテックスの部品まで残っていて話題に
- 重さはガットありで347g、硬さはRA63と、市販よりかなり柔らかいという測定も
- ストリングは最初はアルパワー、のちに縦VSタッチ×横RPMブラストのハイブリッドという話
ツォンガの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2008年の全豪オープン準決勝(ウイルソン時代)と、2016年の全豪オープン(バボラ時代)のものです。
ウイルソン時代:中身はハイパープロスタッフ6.5
2007年ごろのツォンガ選手は、ウイルソンのnSix-One 95の塗装、2008年の全豪オープン準優勝のときはKブレード ツアーの塗装のラケットを使っていました。
ただ、海外の掲示板Talk Tennisでは「中身はハイパープロスタッフ6.5」という話が定番でした。ジュニアのころから同じラケットを使っていて、塗装だけ新しいモデルにしていたそうです。2009年の掲示板には「昔のプロスタッフは18×20」という書き込みもあります。
2009年:アエロプロドライブに一目ぼれ、でもコブラツアー
2009年の途中、ツォンガ選手は友人のアエロプロドライブを打ってみて、すごく気に入ったそうです。ただウイルソンとの契約がまだ残っていたので、ウイルソンの中でいちばんアエロプロドライブに近いKファクター コブラツアー(100平方インチ)に変えた、と言われています。
「本当にコブラツアーを使っているのか、それとも塗装なのか」という話にもなりましたが、ストリングパターンが昔のプロスタッフの18×20ではなく16×20になっていたことから、本当にコブラツアーを使っていたと見られています。このころのセッティングは、ルキシロンのアルパワー ラフ 1.25と紹介されていました。
2010年:バボラのアエロプロドライブ(27.5インチ)へ
そして2010年1月、ツォンガ選手はバボラと契約してアエロプロドライブに変えました。掲示板では「ツアーで一番パワーのある選手が、一番軽いラケットを使うのか」と驚く声もありました。
ツォンガ選手のアエロプロドライブは、アエロプロドライブ プラス(27.5インチ)です。2015年にはバボラの公式アカウントが掲示板で「ツォンガ選手は27.5インチのアエロプロドライブ プラスで、カスタマイズで重さを足していて、1年くらい前の情報ではガットなしで326gくらい」と答えていました。
塗装はピュアアエロになっても、中身は昔のアエロプロドライブ
バボラは市販品に近いラケットをプロに渡すと言われることが多いのですが、ツォンガ選手は塗装が新しくなっても中身は昔のアエロプロドライブのままでした。
- 2016年1月:ピュアアエロの塗装になったが、昔のアエロプロドライブにあったコアテックス(振動を抑える部品)がそのまま残っていたので、「塗装が雑すぎる」と掲示板で話題に
- コアテックスについては、「本物のコアテックス入り(2代目のアエロプロドライブ)を使っていた時期もあるが、その後はコアテックスなしの型に、コアテックス風の塗装をしていた」という書き込みも
- 2014年のツォンガ選手のラケットを手に入れた人は「コアテックスなしのアエロプロドライブで、市販のどのアエロより柔らかい」と書いている
ちなみに2013年には、バボラの新しいピュアストライク100をテストしていたという話もありましたが、最後までアエロプロドライブ系を使い続けたようです。
重さはガットありで347g、RA63と柔らかい
| 項目 | ツォンガ選手(言われている数値) | 市販 アエロプロドライブ プラス |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | 100平方インチ | 100平方インチ |
| 長さ | 27.5インチ | 27.5インチ |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
| 重さ(ガットなし) | 326g前後(2014年ごろ) | 300g |
| 重さ(ガットあり) | 347g(2016年の測定) | ― |
| 硬さ(RA) | 63(2016年の測定) | 70前後 |
| 引退後のスペック | ガットなし326g・バランス31.9cm・スイングウェイト323(ガットなし) | ― |
2016年に掲示板に出た測定では、ガットありで347g、硬さはRA63でした。市販のアエロプロドライブはRA70前後なので、かなり柔らかいことになります。掲示板では「バボラはプロにだけ柔らかいラケットを渡しているのか」とかなり盛り上がっていました笑
引退後の動画では、ツォンガ選手本人がガットなしで326g・バランス31.9cm・スイングウェイト323(ガットなし)と測っている場面があったそうです。グリップは革ではなく、合成のグリップだったとのことです。
ツォンガの使用ストリング
ストリングは、ウイルソン時代からバボラに移ったころまではルキシロン アルパワー(2009年はアルパワー ラフ 1.25)。テンションは57ポンドくらいだったという書き込みがあります。
その後は縦VSタッチ(ナチュラルガット)×横RPMブラストのハイブリッドに変えて、テンションは縦59・横55ポンドくらいという情報が出ています。長くて重いラケットにナチュラルを高めのテンションで張って、パワーを抑えながら球持ちを出していたのかもしれません。
アエロプロドライブとピュアアエロを使った僕の感想
ツォンガ選手と同じ27.5インチは打ったことがないのですが、アエロプロドライブ 2010はインプレを書いています。むき出しウーファーでボールをグチャッと潰して飛ばす、昔のバボラならではの打感で、スピン性能も今のアエロ並みにありました。現行より目が細かいぶん飛びは控えめで、フラットドライブも打ちやすかったです。
ツォンガ選手の塗装の方のピュアアエロ 2016は、フェイスが張り付くような柔らかさがある一方で、反発がかなり強いラケットでした。見た目は同じでも、中身は別物ですね。
昔のアエロプロドライブの打感を今のラケットで味わいたいなら、復刻版のピュアアエロ ラファ オリジンが一番近いと思います。RPMブラストは、しっかり振ると潰す感覚が出て、振れば振るほど飛びが抑えられるポリでした。
【バボラ】アエロプロドライブ 2010 インプレ|むき出しウーファーの打感が最高な名器
【バボラ】ピュアアエロ 2016 インプレ|3世代で一番パワーがある、張り付くような打感
【バボラ】ピュアアエロ ラファ オリジン 2023 インプレ|ナダルのアエロドライブ復刻版
【バボラ】RPMブラスト インプレ・評価|2か月メインで使った打感と合う人
市販でツォンガのセッティングに近づけるなら
- ラケット:中身に近いのは中古のアエロプロドライブ プラス(27.5インチ)。今買えるものなら、ピュアアエロ ラファ オリジン
- 長さ:27.5インチは振り遅れやすいので、まずは27インチで
- ストリング:縦VSタッチ×横RPMブラスト
- テンション:ツォンガ選手は縦59・横55ポンドと言われている。一般の人は縦52・横48ポンドくらいから
ピュアアエロ ラファ オリジンの購入はこちら
VSタッチ・RPMブラストの購入はこちら
よくある質問
Q. ツォンガのラケットは?
A. 2010年からはバボラのアエロプロドライブ プラス(27.5インチ)です。塗装がピュアアエロになってからも、中身は昔のアエロプロドライブだったと言われています。
Q. ウイルソン時代のラケットは?
A. 塗装はnSix-One 95やKブレード ツアーでしたが、中身はジュニアのころからのハイパープロスタッフ6.5と言われています。2009年後半はコブラツアーでした。
Q. ツォンガのラケットの重さは?
A. 2016年の測定でガットありで347g、RA63でした。
Q. ツォンガのストリングは?
A. 最初はアルパワー、のちに縦VSタッチ×横RPMブラストのハイブリッドという情報があります。
まとめ
- ツォンガ選手は2009年までウイルソン(中身はハイパープロスタッフ6.5)、2010年からバボラ
- バボラでは27.5インチのアエロプロドライブ プラス。ピュアアエロの塗装でも中身は昔のアエロプロドライブ
- ガットありで347g・RA63と、市販よりかなり柔らかいという測定も
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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- 【2026年最新】プロ選手の使用ラケット一覧
参考(確認日:2026年11月1日)
- Talk Tennis「Tsonga racket」(2015年)
- Talk Tennis「Tsonga specs surprise」(2016年)
- Talk Tennis「Tsonga Pure Aero」(2016年)
- Talk Tennis「Tsonga racquet」(2018年〜2024年)
- Talk Tennis「Tsonga APD Original Mold」(2024年〜2025年)
- Talk Tennis「Jo-Willy using Aeropro drive cortex!!!!!」(2010年)
- Talk Tennis「Tsongas Wilson racquet」(2009年)
- Talk Tennis「tsonga using new racquet?」(2009年)
- Talk Tennis「Jo Wilfred Tsonga」(2008年)
- Getty Images:Jo-Wilfried Tsonga(2008年全豪オープン)
- Getty Images:Jo-Wilfried Tsonga(2016年全豪オープン)


