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【歴代】ジョコビッチの使用ラケット全推移|ヘッド→ウイルソン→ヘッド、中身はずっとラジカル系の95インチ

ジョコビッチの歴代の使用ラケット・ストリング テニス
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どうもじょりじょりです。

今日は、ノバク・ジョコビッチ選手がツアーに出てきたころから今までに使ってきたラケットとストリングの、歴代まとめです。

ジョコビッチ選手はセルビアの選手で、グランドスラムは24勝。2024年のパリ五輪では金メダルも取りました。2026年も現役で、ウィンブルドンではベスト4まで勝ち進んでいます。

ジョコビッチ選手はラケットのメーカーをヘッド→ウイルソン→ヘッドと変えていますが、海外の掲示板では「どのメーカーの時も、中身はずっとラジカル系の型」と言われています。この記事では、ツアーに出てきたころから今までのラケットとストリングを、時代ごとにまとめました。

※2026年10月29日時点でまとめた情報です。プロのラケットの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板や当時の報道で言われている情報です。

▶ ほかの選手の使用ラケットは「プロ選手の使用ラケット一覧」で探せます

▶ 今のラケットだけ知りたい人は 【2026年】ジョコビッチの使用ラケット・ストリング をどうぞ

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この記事のポイント

  • プロになったころはヘッド リキッドメタル ラジカル(MP)
  • 2000年代半ばから2008年まではウイルソン。塗装はnブレード→Kブレードだが、中身はラジカルそっくりに作ってもらった特注(「H22」と言われる)
  • 2009年にヘッドに戻ってスピードの塗装へ。中身はPT113B(95平方インチ・18×20)
  • 2018年ごろに18×19に変更。今はPT346.1(95平方インチ・18×19・27.1インチ)と言われる
  • ストリングは縦横テクニファイバー X-ONE バイフェイズ→ナチュラル×アルパワー。2009年ごろからずっと縦ナチュラル×横アルパワー
  • 重さはずっとガット込み350〜360g台・スイングウェイト360〜370くらい

ジョコビッチの歴代の使用ラケット

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上の写真は、初めてグランドスラムを優勝した2008年の全豪オープン決勝(ツォンガ選手戦)と、金メダルを取った2024年のパリ五輪のものです。2008年はウイルソン、2024年はヘッドのスピードの塗装ですね。

時期メーカー・塗装中身(言われているもの)主な出来事
2003年ごろ〜ヘッド リキッドメタル ラジカルMP市販のリキッドメタル ラジカルMPツアーに出始める
2000年代半ば〜2008年ウイルソン nブレード → Kブレードラジカルそっくりに作った特注(H22)2008年全豪で初優勝
2009〜2017年ヘッド ユーテック スピード プロ → グラフィン系スピードPT113B(95平方インチ・18×20)2011年に3冠、年間1位
2018年〜ヘッド グラフィン360 スピード → スピード プロ レジェンドなどPT346.1(95平方インチ・18×19)2018年ウィンブルドンで復活優勝、2024年五輪金

プロになったころはリキッドメタル ラジカル

ジョコビッチ選手がツアーに出てきたころのラケットは、ヘッドのリキッドメタル ラジカル(MP)です。海外の掲示板では「プロツアー660やトライシス260の流れをくむラジカルの型」と言われていて、この型が今までずっと続くジョコビッチ選手のラケットのもとになっています。

ウイルソン時代も中身はラジカル

2000年代半ばから2008年まで、ジョコビッチ選手はウイルソンと契約していました。塗装はnブレード、2008年からはKブレード(Kブレード ツアー)です。2008年の全豪オープンの初優勝も、このウイルソン時代でした。

ただ中身は、ウイルソンがジョコビッチ選手のために作ったラジカルそっくりの特注だったと言われています。2008年にウイルソンの担当者から話を聞いた人は「中身は特注の型で、塗装だけKブレード」と書いていて、ウイルソンのプロ用の部屋から出てきたフレームを持っている人も「ストリングの間隔はヘッドのラジカル ツアーとほぼ同じで、市販のKブレードとはまったく違う」と紹介していました。この特注のフレームは「H22」と呼ばれています。

塗装はKブレード ツアー(93平方インチ)でしたが、実際に並べて比べた人は「どう見ても93より大きい」と書いていて、ここからも中身が別物だったことがわかります。

2009年にヘッドへ。中身はPT113B

2009年、ジョコビッチ選手はヘッドに戻って、ユーテック スピード プロの塗装になりました。ここからずっと、塗装はスピードシリーズです。

中身はPT113Bというプロストックと言われています。ベースはTiラジカルやiラジカル、リキッドメタル ラジカルの系統の型で、ジョコビッチ選手が自分で型・カーボンの組み方・スペックを選んだそうです。ヘッドに戻った直後は「ラケットが合っていない」と言われた時期もありましたが、2011年にはグランドスラム3冠と年間1位を達成しています。

2010年の後半ごろからは、フェイスの内側に長い鉛を貼り始めたと言われています。

2018年ごろに18×19へ

2018年の初めにひじの手術をしたあと、ジョコビッチ選手はラケットに手を加えました。ストリングパターンを18×20から18×19に変えて、長さも少し(0.1インチくらい)伸ばしたと言われています。

このラケットはPT346.1と呼ばれていますが、海外の掲示板では「型は前と同じラジカル系で、ストリングの穴の位置を変えただけ」という見方が多いです。2018年のウィンブルドンで復活優勝してからは、ずっとこの18×19です。

ジョコビッチのラケットのスペック

時期重さバランススイングウェイトパターン
2007年ごろ(ウイルソン時代・ガット込み)347g―――
2009年(インディアンウェルズ・ガット込み)360g320mm37118×20
PT113B(〜2017年)361g328mm37018×20
PT346.1(2018年〜)353g324mm36018×19

PT113BとPT346.1は、海外のテニス用品サイトに載っている数字です。どの時代もガット込み350〜360g台で、フェイスは95平方インチ・フレーム厚22mmくらいと言われています。今の塗装のスピード プロ(100平方インチ・23mm)とはまったく別のラケットです。

ジョコビッチの歴代の使用ストリング

時期ストリングテンション
〜2007年縦横テクニファイバー X-ONE バイフェイズ 1.24mm25/24kg → 26/25kg
2008年ウイルソン チャンピオンズチョイス(縦ナチュラル×横アルパワーラフ)―
2009年〜縦バボラ VSチーム(ナチュラル)×横ルキシロン アルパワー28/27kg(2009年)
2010年代〜縦VSタッチ 1.30×横アルパワー 16L 1.2559/56ポンドくらい。縦と横の差は1kg
2025年縦ナチュラル×横ポリ28.5/27.5kg(ウィンブルドン)

ウイルソン時代の途中までは、テクニファイバーのマルチフィラメント縦横X-ONE バイフェイズでした。今のトップ選手で縦横マルチはほとんどいないので、かなり珍しいですね。

2008年からはナチュラルとポリのハイブリッドになり、2009年ごろからは縦ナチュラル×横アルパワーの組み合わせをずっと続けています。2014年ごろに専属のストリンガーの仕事を見た人によると、縦と横のテンションの差はいつも1kgだそうです。

ラジカルとスピードを使った僕の感想

僕はジョコビッチ選手のプロストックのもとと言われるリキッドメタル ラジカルMPを、今でもたまに打ちます。硬さはなくて、今のラケットにはないしなりで、バウンドしてからボールが失速しません。そのかわりスイートスポットは狭いです。

今の塗装のスピードは、MPは柔らかい打感でスピンをかけやすく、ボレーも安定しています。97平方インチのスピード ツアーは、打ち込んでもブレないかわりに過剰なアシストはなく、自分のしたいことを邪魔しないラケットでした。

ジョコビッチ選手は、20年以上同じラジカル系の型を使い続けて、メーカーが変わってもそれを作り直してもらっています。ラケットを変えずに、ストリングパターンや長さを少しずつ調整していくやり方は、一般の人にも参考になると思います。

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市販でジョコビッチのセッティングに近づけるなら

  • 型を近づける:中古のリキッドメタル ラジカルMP(98平方インチ)。中身の系統は近いと言われています
  • 見た目を同じにする:市販のスピード プロ レジェンド。ただし中身は別物です
  • ストリング:縦ナチュラル(VSタッチ)×横アルパワー。テンションは縦と横で1kgくらい差をつける
  • 重さ:本人はガット込み350〜360g台。一般の人は3時・9時に少しずつ鉛を足す

スピード プロ レジェンドの購入はこちら

ナチュラル(VSタッチ)の購入はこちら

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よくある質問

Q. ジョコビッチはウイルソンを使っていた?
A. 2000年代半ばから2008年まではウイルソンと契約していて、2008年の全豪オープンもウイルソンの塗装で優勝しています。ただ中身は、ヘッドのラジカルそっくりに作った特注と言われています。

Q. ジョコビッチのラケットの中身は?
A. 2009〜2017年はPT113B(95平方インチ・18×20)、2018年ごろからはPT346.1(95平方インチ・18×19)と言われています。どちらもラジカル系の型です。

Q. ジョコビッチのストリングは?
A. 2007年までは縦横テクニファイバー X-ONE バイフェイズ、2008年からはナチュラルとポリのハイブリッドで、2009年ごろからは縦ナチュラル×横アルパワーです。

まとめ

  • ヘッド→ウイルソン→ヘッドと変わっても、中身はずっとラジカル系の型
  • 2009年からPT113B(18×20)、2018年ごろからPT346.1(18×19)
  • ストリングは縦横マルチから、縦ナチュラル×横アルパワーへ

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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参考(確認日:2026年10月29日)

じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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