どうもじょりじょりです。
今日はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
ダビドビッチ・フォキナ選手は、2026年10月の上海マスターズの決勝で同じスペインのホダル選手に逆転勝ちして、マスターズ初優勝を決めました。ランキングも一気に13位まで上がっています。
使っているのはヘッドのエクストリームの塗装のラケットですが、中身は「PT333.2」というプロストックと言われています。
※2026年10月19日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はヘッド エクストリーム(上海では蛍光グリーンの塗装)
- 中身はグラフィン360+ エクストリームの型(100平方インチ)に、市販品とはレイアップの違うPT333.2と言われている
- ストリングの通し方は、ヨーロッパで売られていた360+ エクストリーム Proと同じ
- 重さはガットありで340g・バランス32cm・スイングウェイト330くらい
- ストリングはヘッドのホーク系とリンクスツアーのハイブリッド。2024年は縦ホークラフ×横ホークパワーを25/24kg
ダビドビッチ・フォキナの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年10月18日、上海マスターズの決勝のものです。黄緑の、エクストリームの塗装を使っています。
中身は360+ エクストリームの型の「PT333.2」
海外の掲示板Talk Tennisでは、2019年に「ダビドビッチ・フォキナ選手のギアは?」というスレッドが立ちました。そのころの写真では、すでにグラフィン360 エクストリームの塗装を使っていました。
2022年4月には「市販品に近いTGT333.1では?」という書き込みに対して、ヘッドのプロストックに詳しい人から「いや、PT333.2だ」という答えが出ています。333という番号は、エクストリームの型を表しています。
同じ人によると、PT333.1とPT333.2は同じ型で、レイアップ(カーボンの組み方)が少しだけ違うそうです。ストリングパターンは選手の希望に合わせて作られていて、ダビドビッチ・フォキナ選手のものは、上下の端に通る糸の本数がヨーロッパで売られていた360+ エクストリーム Proと同じ並びになっていると説明されていました。
2026年2月にも「MPなのかProなのか」という話が出ていて、「型は360+ エクストリーム(Pro・MP共通)で、レイアップがPTになっている」という答えになっています。フェイスは100平方インチで、98平方インチの今の市販エクストリーム Proとは別物です。
重さはガットありで340g、バランス32cm
| 項目 | ダビドビッチ・フォキナ選手(言われている数値) | 市販 エクストリームMP(2026) |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | 100平方インチ | 100平方インチ |
| プロストックの品番 | PT333.2 | ― |
| 重さ(ガットあり) | 約340g | ―(ガットなし300g) |
| バランス(ガットあり) | 約32cm | ― |
| スイングウェイト(ガットあり) | 約330 | ― |
| カスタム | ヘッドに鉛、グリップにシリコン | ― |
この数値は2022年にTalk Tennisで出たもので、2023年にも同じ数値の書き込みがありました。2024年のエストリル・オープンで本人のラケットを張ったというストリンガーも、「ガットありで340gだった」と書き込んでいます。
2023年には、本人が使っていたラケットを手に入れた人が「ヘッドに鉛が貼ってあり、グリップの中にはかなり奥までシリコンが入っていた」「そのままだと振るのが大変だった」と書いていました。ガットありで340gは、プロの中でもしっかり重めの部類です。
ダビドビッチ・フォキナの使用ストリング
ストリングは、ヘッドのポリを組み合わせたハイブリッドです。時期によって組み合わせが少しずつ変わっています。
| 時期 | 縦糸 | 横糸 | テンション |
|---|---|---|---|
| 2022年 | リンクスツアー | ホークラフ | 24kgくらい |
| 2023年 | リンクスツアー | ホークラフ | 53ポンドくらい(縦横を逆に書いている人もいる) |
| 2023年5月(マドリード) | アルパワー | ホークパワー | ― |
| 2024年5月(エストリル) | ホークラフ | ホークパワー | 暑い日は25/24kg、涼しい日は24/23kg |
2024年の数値は、エストリル・オープンで本人のラケットを張ったというストリンガーの書き込みです。気温によってテンションを1kg変えているのが、いかにもプロらしいところですね。2025年には「ホークツアーを使っている」という書き込みもありましたが、写真での確認はできていません。
エクストリームとヘッドのポリを使った僕の感想
エクストリームは、MPの2026年モデルを試打していて、Proの2024年モデルは自分で持っています。
エクストリームMP 2026は、マイルドでしっとりした打感で、手のひらの感覚がとても良いラケットでした。「スピン系」のわりに勝手に高く上がらず、ナチュラルに振れば中弾道に落ち着きます。スピンも勝手にかかるタイプではなく、スイングスピードに応じてかかるタイプです。Proの方はさらに面がしっかりしていて、厚く当てて押しつぶすフラットドライブが打ちやすいラケットです。
ダビドビッチ・フォキナ選手の中身は100インチの型ですが、340gまで重くしてあるので、市販のMPよりかなりボールを押せるはずです。重さで打ち負けず、そこからスピンをかけて叩いていくプレーに合っていると思います。
ストリングは、リンクスツアーを2か月くらい使いました。少し硬めでホールド感がある打感が長く続いて、使用感の変化が少ないポリです。ホークラフとホークパワーは打ったことがないのですが、ホーク系のホークタッチは、柔らかいのにボールを潰しやすく、テンション維持も良いポリでした。どちらも飛びは控えめなので、重いラケットをしっかり振るダビドビッチ・フォキナ選手には合っている組み合わせだと思います。
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【新旧比較】ヘッド エクストリームプロ 2026と2024の違いは?
【HEAD】リンクスツアー インプレ|2ヶ月使っても使用感が変わらないポリ
【HEAD】ホークタッチ インプレ|柔らかいのにボールを潰せて、テンション維持も優秀
市販でダビドビッチ・フォキナのセッティングに近づけるなら
- ラケット:エクストリームMP(2026)。フェイスサイズが同じ100インチなのはMPの方
- ストリング:縦ホークラフ×横ホークパワー、または縦リンクスツアー×横ホークラフ
- テンション:本人は24〜25kg(53〜55ポンド)。一般の人は48〜50ポンドくらいから
- 重さ:本人はガットありで340g。12時に鉛、グリップにシリコンを入れて、少しずつ重くしていく
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よくある質問
Q. ダビドビッチ・フォキナのラケットは?
A. 塗装はヘッドのエクストリームですが、中身はグラフィン360+ エクストリームの型の「PT333.2」というプロストックと言われています。
Q. 上海マスターズで優勝したときのラケットは?
A. 決勝の写真では、黄緑のエクストリームの塗装のラケットを使っています。
Q. ダビドビッチ・フォキナのストリングは?
A. ヘッドのポリのハイブリッドです。2024年の情報では、縦ホークラフ×横ホークパワーを25/24kgで張っていたそうです。
まとめ
- 塗装はエクストリーム、中身は360+ エクストリームの型の「PT333.2」
- 重さはガットありで340g前後。ヘッドに鉛、グリップにシリコン
- ストリングはヘッドのポリのハイブリッドで、気温でテンションを変えている
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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