どうも、じょりじょりです。
今回は膝のサポーターのレビューです。テニスはストップ&ゴーや左右への切り返しが多く、膝への負担がとても大きいスポーツです。ケガの予防や、膝に不安を抱えながらプレーしている方も多いのではないでしょうか。
筆者は半月板が割れて、摘出しています。セメントのようなハードコートでサポーターなしでテニスをすると、次の日に膝がロッキング(引っかかって曲げ伸ばしできなくなる状態)します。そんな膝で今もJOPの試合に出られているのは、ザムストのサポーターのおかげだと思っています。
今回は、筆者が愛用しているザムストのZKシリーズの使用感と、今買うならどれを選ぶか、サイズ選びの注意点を、薬剤師としての視点も交えてまとめてみました。
結論:動ける膝サポーターならザムストZKシリーズ
- 筆者は旧モデルのZK-1を長く愛用。今のラインナップで選ぶなら、動きやすさ重視のZK-MOTIONが候補
- 安い汎用品で困った「曲げにくい」「ベルトが当たって痛い」「重い」がなく、低い姿勢のボレーも普通に打てる
- ハードコートや下が硬いオムニで連日プレーしても、筆者の場合はロッキングまでいかなくなった
- サイズは「お皿の中心から10cm上の太もも周り」で選ぶ。迷ったら大きい方
- ガッチリ固定したい人は、上位のZK-PROTECTも選択肢
ザムストZKシリーズとは
ZKシリーズは、ザムストの膝サポーターの中で最上位に位置づけられているシリーズです。2023年4月に、ZK-PROTECTとZK-MOTIONの2モデルが発売されました(サッカーキング:プレスリリース)。
| ZK-MOTION | ZK-PROTECT | |
|---|---|---|
| 位置づけ | サポート力と動きやすさを両立した万能ニットモデル | シリーズで最もサポート力が強いモデル(ZK-7の後継) |
| 構造 | ニット素材のスリーブに、ぐらつきを抑えるステーと膝の動きに合わせるリングパッド | 締め付けの強い本体に、ステー、ダブルX字ストラップ、膝下の硬いフィルムなど |
| サイズ | S〜5L(4L・5Lは公式オンラインショップ限定) | 同左 |
| 左右 | 左右兼用 | 左右兼用 |
| お手入れ | 洗濯ネットに入れて洗濯機で洗える | 同左 |
テニスのように、低く構えたり細かく動いたりするスポーツなら、まずはZK-MOTIONを試して、それでも不安が強い場合にZK-PROTECTを考える、という順番がオススメです。
動きやすさ重視ならZK-MOTION(まずはこちらがオススメ)
ガッチリ固定したいならZK-PROTECT
※筆者が使っているZK-1は旧モデルで、今は店頭で見かけることが少なくなりました。ZK-MOTIONはZK-1の公式な後継品とされているわけではありませんが、「動きやすさを重視したZKシリーズ」という意味で一番近いのがZK-MOTIONだと考えています。
テニスで使って感じた3つのメリット
① 左右のぐらつきを抑えつつ、しっかりしゃがめる
オムニコートやハードコートで大きく踏み込んだ時、膝が外側や内側にブレるのを抑えてくれます。ガチガチのサポーターにありがちな「曲げ伸ばしがしにくい」というストレスがなく、低く構えるボレーやストロークでもスムーズに膝を曲げられます。
ここがザムストの一番良いところです。Amazonなどで安いものを買ったこともありますが、硬すぎて曲げられなかったり、ベルトの部分が当たって痛かったり、そもそも重たかったりしました。
② ハードコートや下がすぐセメントのオムニでも連日プレーできる
サポーターなしでこういうコートでテニスをすると、2時間くらいで膝と腰にきて、特に膝はロッキングして痛みが残ります。
このサポーターを着けていると、多少痛むことはあっても、ロッキングまではいきません。連日テニスをしても大丈夫でした。
③ 動き回ってもずれ落ちにくい
テニス中に何度もサポーターを引き上げるのは面倒ですよね。ZKシリーズは太ももとふくらはぎにしっかりフィットするので、走り回っても位置がずれにくいです。試合中に気にならないのは大きいです。
購入前に知っておきたい注意点
サイズ選びはシビア。必ず測ってから買う
サイズは、まっすぐ立った状態で膝のお皿の中心から10cm上の太もも周りを測って選びます。2つのサイズの境目なら、メーカーも大きい方をすすめています。締め付けがしっかりしているので、小さいサイズを選ぶとふくらはぎ側がきつかったり、圧迫感が強すぎたりします。筆者も少し大きめを買いました。
着けるのに少し力がいる
足を通して引き上げるタイプなので、着ける時は少しきつく感じるかもしれません。そのぶん、一度着けてしまえば楽で、プレー中に緩んでくることもほとんどありません。
値段はそれなりにする
膝サポーターとしては高めの価格帯です。ただ、細かいところまで考えて作られていて、結局ここに戻ってきました。ほかのサポーターもいくつか試しましたが、何だかんだザムストです。
薬剤師として補足:サポーターでできること・できないこと
サポーターは、ぐらつきを抑えたり、膝への不安を減らしたりする道具です。半月板や靭帯のケガそのものを治すものではありません。
- 膝が腫れている、熱をもっている
- 膝が引っかかって曲げ伸ばしできない(ロッキング)状態が続く
- 体重をかけると強く痛む、膝がガクッと抜ける感じがある
こういう時は、サポーターや痛み止めでごまかしてプレーを続けず、整形外科を受診してください。
プレー後の痛みに湿布や塗り薬を使う時の選び方は、テニス肘の湿布・塗り薬の選び方の記事でまとめています。飲み薬の痛み止めについてはロキソニンPROフィジカルの記事も参考にしてください。
まとめ:こんなテニスプレーヤーにおすすめ
- ケガから復帰して、試合でしっかりフットワークを取り戻したい人
- サポーターの安心感は欲しいけれど、動きやすさは妥協したくない人
- 膝に不安があるけど、まだまだテニスを続けたい人
筆者も膝はボロボロですが、試合に出られています。それはこのサポーターがあってこそだと思っています。膝に不安がある方は、一度試してみてください。サイズはお皿の中心から10cm上の太もも周りを測って、上のリンクから選んでください。
参考資料
あわせて読みたい関連記事
- 【薬剤師が解説】テニスと花粉症の薬|眠くならない選び方と、大会前に避けたい鼻炎薬の成分
- 【薬剤師が解説】テニスレッグ(ふくらはぎの肉離れ)の応急処置|湿布・痛み止めの使い方と復帰の目安
- 【薬剤師が解説】テニス中・夜中のこむら返り対策|芍薬甘草湯の効き方と、経口補水液・試合用ドリンク
- 【薬剤師が解説】テニス肘の湿布・塗り薬・サポーターの選び方|ロキソニン・ボルタレンの違いと注意点
- 【薬剤師が解説】テニスの大会前に飲んではいけない市販薬|風邪薬・漢方・のど飴のうっかりドーピング対策【2026年版】
- 【YONEX】ポリツアーエア インプレ|肘や手首に優しい柔らかいポリ
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人:じょりじょり
薬剤師。JOPに挑戦しながら、ラケットとガットを試打してレビューしています。


