どうもじょりじょりです。
プロケネックス(PROKENNEX)は、台湾発のラケットメーカーです。メタルサンドで振動を消す「キネティック」で知られていて、「肘にやさしいラケット」を探していると必ず名前が出てきます。
今回は、2026年10月時点で日本で買える現行シリーズを3つに整理しました。シリーズごとの詳しい記事も書いたので、気になるシリーズはそちらも読んでみてください。僕はプロケネックスの現行モデルはまだ打っていないので、メーカーとショップ、テニスメディアの情報をもとにしたまとめです。
結論:現行3シリーズを一言で
| シリーズ | 一言で言うと | モデル | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| ブラックエース | 看板の競技向けシリーズ | Pro・105・315・300・285 | 37,400〜38,500円 |
| Ki Q+(ver.26) | 振動吸収と楽さ重視 | 30・20・15・TOUR | 38,500〜41,800円 |
| C1 プロツアー | 重くて小さい本格派 | ver.25の1本 | 36,300円 |
プロケネックスってどんなメーカー?
- 1978年にクンナン社として設立(前身の会社は1969年創業)
- 1979年に「世界初の100%カーボン製テニスラケット」としてブラックエースを発表
- ドイツの物理学者が航空機の振動制御のために開発した技術を応用した「キネティック」の使用権を獲得
- 今はテニスだけでなく、ピックルボール、パデル、スカッシュ、ラケットボールのラケットも作っている
参考:ラケットプラザ プロケネックスの歴史、テニスクラシック
全シリーズ共通のキネティックとは
フレームの中に小さなドーム(カプセル)が並んでいて、その中にメタルサンド(金属の砂)が入っています。インパクトの瞬間に砂が動いて衝撃と振動を打ち消し、腕への負担を減らしながら面のブレも抑える、という仕組みです。
シリーズによって砂を置く場所が違います。
- ブラックエース:フェイスの3時・9時+グリップエンド
- Ki Q+:フェイスの1時・5時・7時・11時の4か所+グリップエンドの大型カプセル
- C1 プロツアー:キネティック入り(ショップ表記)
ちなみに振動止め(ダンプナー)は、腕に伝わるフレームの振動自体はほとんど変えないという研究があります(振動止めの記事)。フレームそのものに振動対策が入っているのが、プロケネックスの強みです。
ブラックエース:看板の競技向けシリーズ
2025年2月発売の新世代モデルで、5本あります。98インチ・19.5mmの薄いProから、105インチの105まで選べます。100インチの315・300・285はフレームが共通で、重さ違いです。
| モデル | フェイス | 重量 | フレーム厚 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| Pro | 98 | 305g | 19.5mm | 38,500円 |
| 105 | 105 | 300g | 23.5mm | 38,500円 |
| 315 | 100 | 315g | 21mm | 37,400円 |
| 300 | 100 | 300g | 21mm | 37,400円 |
| 285 | 100 | 285g | 21mm | 37,400円 |
詳しくはブラックエースの記事へ。
Ki Q+:振動吸収と楽さ重視
2026年春に出たver.26の4本です。モデル名の数字はメタルサンドの量で、数字が大きいほど軽く、面が大きく、振動吸収が強くなります。
| モデル | フェイス | 重量 | フレーム厚 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| Q+30 | 119 | 260g | 28.0mm | 41,800円 |
| Q+20 | 110 | 285g | 24.0mm | 39,600円 |
| Q+15 | 105 | 285g | 26.0mm | 39,600円 |
| Q+TOUR | 98 | 305g | 19.0mm | 38,500円 |
詳しくはKi Q+ ver.26の記事へ。
C1 プロツアー:重くて小さい本格派
93インチ・平均330g・18×20・フレーム厚19mmの、今では珍しいスペックです。グリップはナチュラルレザーで、定価は36,300円です。
詳しくはC1 プロツアーの記事へ。
レベル・悩み別のおすすめ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 肘や手首の痛みが一番気になる | Ki Q+30、Ki Q+20 |
| 黄金スペックで競技に出たい | ブラックエース300 |
| 薄ラケでコントロール重視 | ブラックエースプロ、Ki Q+TOUR |
| ダブルス中心で面の大きさが欲しい | ブラックエース105、Ki Q+20 |
| 重いラケットを振り切れる上級者 | ブラックエース315、C1 プロツアー |
| 軽めで楽に振りたい | ブラックエース285、Ki Q+15 |
ほかのメーカーとの比較
振動を抑える技術は、テクニファイバーの「X-DAMP」(グリップエンドの重りで振動を吸収)にも近い考え方です。テクニファイバーのパワー系シリーズはFIREの記事にまとめています。そのほかのメーカーの特徴は5大メーカー以外のメーカー別まとめと5大メーカー総まとめを参考にしてください。
よくある質問
Q. プロケネックスはどこの国のメーカー?
A. 台湾のメーカーです(クンナン社)。
Q. 本当に肘にやさしい?
A. メタルサンドで振動を抑える仕組みで、メーカーは肘や手首の負担軽減をうたっています。ただし治療の代わりにはならないので、痛みが続くときは医療機関を受診してください。
Q. どこで買える?
A. 一般的な量販店では見かけにくいですが、楽天やYahoo!ショッピングのテニス専門店で買えます。
Q. 旧モデルのKi5やKi15は?
A. 2022年以前のモデルで、一部のショップに在庫が残っています。今から新品で買うなら、現行のKi Q+がおすすめです。
まとめ
- プロケネックスの現行はブラックエース・Ki Q+・C1 プロツアーの3シリーズ
- 全シリーズにメタルサンドの「キネティック」が入っていて、振動を抑えるのが特徴
- 競技ならブラックエース、肘が心配ならKi Q+、重いラケット好きはC1
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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