どうもじょりじょりです。
今日はアンドレイ・ルブレフ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
ルブレフ選手はヘッドの「グラビティ」の塗装のラケットを使っています。中身はグラビティプロの型のプロストックで、2019年から基本的に同じものを使い続けていると言われています。
面白いのは重さのバランスです。グリップ側に大量の重りを入れて、ガットありで350gくらい・かなりのトップライトにしているそうで、トップ選手の中でもかなり独特のセッティングです。
※2026年10月17日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はヘッド グラビティ、中身はグラビティプロ(18×20)の型のプロストック。品番はTGT344.3と言われている
- 2019年、まだウィルソン契約中に黒塗りのヘッドで試合に出て、そのままモスクワで優勝した
- ガットありで約350g・スイングウェイト335前後・バランス31cm以下と言われる、重くてトップライトなセッティング
- ストリングはアドレナリン→リンクスツアー→(2025年は迷走)→2026年はルキシロン 4G
- 2025年末には新しいスピードも試したが、試合の途中でグラビティに戻した
ルブレフの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年10月の中国オープン(デミノー戦)のものです。黒っぽいグラビティの塗装を使っています。
中身はグラビティプロのプロストック(TGT344.3)
ルブレフ選手のラケットは、塗装は時期ごとのグラビティですが、中身はグラビティプロ(100平方インチ・18×20・20mm)の型のプロストックと言われています。ヘッドのプロストックは型と中身の組み方を表す品番で呼ばれていて、ルブレフ選手のものはTGT344.3。ズベレフ選手と同じ品番という話もあります。
海外の掲示板Talk Tennisでは、市販の品番(TGK)とプロストックの品番(TGT)は同じ型・同じ工場で作られている、という説明もされています。中身そのものはグラビティプロと大きく変わらず、違うのはプロ用に重さや穴の開け方を揃えている部分、ということですね。
2019年、ウィルソン契約中に黒塗りのヘッドで優勝
ルブレフ選手は、もともとウィルソンのプロスタッフ 6.1 95を使っていました。2019年の夏、ヘッドから契約の話があって、まだウィルソンと契約中だったためロゴを隠した黒塗りのグラビティプロで試合に出ていたそうです。
そのラケットで2019年のクレムリンカップ(モスクワ)に優勝。のちにTalk Tennisに、その大会で使っていた本人のラケットを持っているコレクターが現れ、「ヘッドのプロストックTGT344.3、12時側のバンパーの下(3本目〜16本目のメインストリングのあたり)に鉛、グリップにはシリコンがたっぷり、スイングウェイトは341」と写真付きで紹介していました。
約350g・トップライトという独特の重さ
| 項目 | ルブレフ選手(言われている数値) | 市販 グラビティプロ |
|---|---|---|
| フェイス | 100平方インチ | 100平方インチ |
| パターン | 18×20 | 18×20 |
| 重さ | ガットありで約350g | ガットなし315g |
| スイングウェイト | ガットありで335前後(2019年の本人のラケットは341) | ― |
| バランス | ガットありで31cm以下(かなりトップライト) | 315mm(ガットなし) |
| カスタム | バンパーの下に鉛、グリップに大量の重り | ― |
| グリップ | 4 1/2(G4)、ヘッドの黒いハイドロゾーブプロ | ― |
※市販品の数値は僕のインプレ記事の値です。ルブレフ選手の数値は海外の掲示板で言われている目安です。
ポイントは、重いのにスイングウェイトはそこまで高くないこと。Talk Tennisのプロストックに詳しい人は「グリップにシリコンを入れるだけではこの重さとバランスにはならない。成形されたグリップの下に大量の鉛が入っている」と書いていて、別の書き込みでは「グリップに55gの鉛」という話まで出ています。手元を重くして、ヘッドは振り抜きやすく、でもラケット全体は重くてブレない…というのがルブレフ選手のセッティングです。
2025年末に新しいスピードを試すも、グラビティに戻す
2025年12月のエキシビションでは、新しいヘッド スピードの塗装のラケットを使っている姿が見られました。掲示板では「シナー選手と同じ型では?」という声も出ましたが、試合の途中でグラビティに戻したそうです。2026年の試合写真でも、ずっとグラビティを使っています。
ルブレフの使用ストリング
ストリングは何度か変わっています。
| 時期 | ストリング | 情報のもと |
|---|---|---|
| 〜2023年 | ルキシロン アドレナリン 1.30 | カスタマイズ担当の人の話(Talk Tennis) |
| 2023年〜 | ヘッド リンクスツアー(シャンパンゴールド) | ツアーストリンガーのポール・スキップ氏が確認 |
| 2025年 | ホーク、アドレナリン、シグナムプロ ファイアーストームなどを試す | 本人の動画・ストリンガー情報 |
| 2025年末〜2026年 | ルキシロン 4G | ドバイのストリンガーなどの情報、2026年全豪の写真 |
2025年には、ロシアのYouTube番組の中で「フレームのグロメットの穴の間にヒビが入ってよく割れる。それを避けるためにストリングを変えた」と話していたそうです。テンションは2025年の時点で縦26kg・横25kgくらいという話がありました。
ちなみに、ルブレフ選手のストリンガーによると、大会前にお気に入りの1本を選んで、壊れない限りずっとその1本を張り替えて使うそうです。何度も張り替えるので、大会の終わりにはフレームがかなり柔らかくなっている…というエピソードも掲示板に書かれていました。
グラビティプロと4G・リンクスツアーを使った僕の感想
僕はグラビティプロを、ルブレフ選手のプロストックと同じ世代のグラフィン360+モデルと、2023年のオーセチックモデルの両方打っています。18×20でハードなラケットかと思いきや、100平方インチで飛びも良く、薄くて振り抜きが良いのでボールを潰してどんどん打てるラケットでした。360+のほうが、ボールを掴んで離さない粘りが強かったです。
リンクスツアーは、グラビティプロに張って2か月くらい使いました。使用感の変化が少なく、程よく硬くてホールド感もあるポリです。4Gは、テンション維持が最高で、厚めに当ててボールを潰す感触が素晴らしいポリでした。ただ球離れは早めで、合う合わないはあると思います。
ルブレフ選手のように振り切るタイプなら、グラビティプロの球持ちと4Gの抑えはかなり相性が良さそうです。ただ、グリップに大量の重りを入れた約350gは、一般の人が真似するとかなり大変だと思います笑
▶ 【HEAD】グラビティ プロ 新旧比較インプレ|グラフィン360+とオーセチックの違い
▶ 【HEAD】グラビティ プロ(2023)インプレ|18×20でもスペック以上に使いやすく、結構飛ぶ
▶ 【ルキシロン】4G インプレ|テンション維持が最高で、張り替え頻度が少なく済むポリ
▶ 【HEAD】リンクスツアー インプレ|2ヶ月使っても使用感が変わらない、週1プレーヤーにおすすめのポリ
市販でルブレフのセッティングに近づけるなら
- ラケット:市販のグラビティプロ。中身の型はほぼ同じなので、ここは市販品で十分
- ストリング:ルキシロン 4G。テンション維持重視ならリンクスツアーも◎
- テンション:縦を横より少し高めに。一般の人は縦50・横48ポンドくらいから
- 重さ:真似するならグリップに少しずつ鉛を足してトップライトに。ただし5〜10gでも別物になるので少しずつ
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よくある質問
Q. ルブレフのラケットは?
A. 塗装はヘッドのグラビティですが、中身はグラビティプロ(18×20)の型のプロストック(TGT344.3)と言われています。
Q. ルブレフのラケットの重さは?
A. ガットありで約350g、スイングウェイト335前後、バランスは31cm以下のかなりトップライトと言われています。グリップに大量の重りを入れているそうです。
Q. ルブレフのストリングは?
A. 2026年はルキシロン 4Gと言われています。その前はリンクスツアーやアドレナリンを使っていました。
Q. ルブレフと同じラケットは買える?
A. 中身は市販のグラビティプロとほぼ同じ型なので、市販品で近づけられます。重さとバランスは鉛で調整が必要です。
まとめ
- ルブレフ選手の塗装はグラビティ、中身はグラビティプロのプロストック(TGT344.3)。
- 2019年にウィルソン契約中の黒塗りヘッドで優勝し、そのままヘッドへ。
- 約350gのトップライトに、2026年はルキシロン 4G。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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