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どうもじょりじょりです。
今回はダンロップの黄金スペック「FX500 2025(2026年モデル)」を打ってきたので、インプレをまとめます。
FX500は100平方インチ・300g・バランス320mm・16×19の、いわゆる黄金スペック。ピュアドライブ、EZONE 100、ビースト100あたりと必ず比べられる1本です。実際にそのライバル機種と比べながら、「どんな打感で、どんな人に合うのか」を書いていきます。

結論:癖がなく、速いテンポで攻められる黄金スペック
先に結論です。FX500 2025は、サクサクした乾いた打感で、低めの軌道で速いテンポを作れるラケットでした。
飛びは強めですが、ピュアドライブほどではなく、ビースト100より少し飛ぶくらい。黄金スペックの中では「飛びすぎない・癖がない」側に入ります。そしてボレーがかなり良く、ダブルスでの使いやすさはトップクラスでした。
| 項目 | FX500 2025の評価 |
| 打感 | サクサク。ホールド感はあるけど、どちらかと言えば乾いた打感 |
| 球離れ | ピュアドライブ・EZONEより遅く、ビーストより速い(割と早い方) |
| 軌道 | 低め |
| ひっかかり(スピン) | 控えめ |
| 飛び | 強め。ピュアドライブほどではなく、ビーストより少し飛ぶ |
| ボレー | かなり良い。弾きが良く、浮かない |
| サーブ | スピードは控えめ。回転はスピンよりスライスがおすすめ |
| シングルス | 軌道を上げるより、速いテンポで攻める人向け |
| ダブルス | かなり良い |
※あくまで筆者の感想です。
スペック
| 項目 | FX500 2025(2026年モデル) |
| フェイス面積 | 100平方インチ |
| 重量 | 300g(フレームのみ) |
| バランス | 320mm |
| フレーム厚 | 23〜26mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 長さ | 27.0インチ |
| 主なテクノロジー | パワーブースト+グルーブ、ソニックコア、ビブロシールド、パワーグリッドストリングテック、パワーウェーブグロメットなど |
| 品番 | DS22601 |
| 価格 | ショップにより異なる |
※メーカー・販売店の公表値です。購入前は販売店のページで最新情報を確認してください。
数字はピュアドライブやEZONE 100、ビースト100とほぼ同じ、ど真ん中の黄金スペックです。違いが出るのは打感と球離れ、軌道でした。
レーダーチャート

※筆者の感想のため、使う人によって差はでます。参考程度にお願いします。
デザイン・外観

ネイビー系のフレームに、フェイスのサイドが水色の落ち着いたデザインです。
打感:サクサクした乾いた打感
打感はサクサクしています。インパクトで一瞬ボールを持つホールド感はあるものの、全体としては乾いた打感寄り。もっちり掴むタイプではありません。
球離れはピュアドライブやEZONEより遅く、ビースト100より速め。黄金スペックの中では割と早い方です。この「早めの球離れ」が、後で書く速いテンポのストロークやボレーの良さにつながっている印象です。
ストローク:低い軌道で速いテンポを作る
軌道とスピン
軌道は低めです。ひっかかりも控えめなので、勝手に回転がかかって軌道が上がるタイプではありません。スピンで高く弾ませて押すより、低くて速いボールで相手の時間を奪う方が得意です。
飛び
飛びは強めです。ただ、ピュアドライブほど飛ぶわけではなく、ビースト100より少し飛ぶくらい。黄金スペックのパワー系の中では、飛びすぎの怖さが少なく、癖がない側に入ります。
軌道を上げて時間を稼ぎたい人は、同じダンロップならSX300の方が合うと思います。
ボレー:かなり良かった
ボレーはかなり良かったです。弾きが良いので、面を合わせるだけで速いテンポで返せます。それでいてボールが浮くこともないので、かなり使いやすいです。
パワー系の黄金スペックは、ボレーがポンと浮いて叩かれることがありますが、FX500はそれがほとんどありませんでした。筆者がメインにしているビースト100と比べても、ボレーの打ちやすさは変わらない印象です。
サーブ:スピードは控えめ、スライスがおすすめ
サーブは、ピュアドライブ、EZONE、ビースト100などのライバル機種と比べると、スピードは控えめでした。
回転系では、スピンサーブよりもスライスサーブの方がおすすめです。ストロークでもひっかかりは控えめだったので、高く弾ませるスピンより、スライスの方が合うと思います。
シングルス・ダブルスでの使いやすさ
シングルス:速いテンポで攻める人向け
シングルスでは、軌道を上げて時間を稼ぐより、速いテンポで攻める方がもちろん良いです。低い軌道と早めの球離れを活かして、ライジングや早めのタイミングで押していくスタイルに合います。
高い軌道で粘って崩したいなら、同じダンロップの100インチ・300gならSX300がおすすめです。
ダブルス:かなり良かった
ダブルスはかなり良かったです。ボールが浮かないので叩かれることもなく、ボレーもビースト100と変わらず打ちやすいので、とても使いやすかったです。ダブルスメインの人にはかなりおすすめできます。
ライバル機種との比較(ピュアドライブ・EZONE・ビースト)
同じ100インチ・300gの黄金スペックと比べた順位です。
| 項目 | 順位(左ほど上) |
| スピード | EZONE ≧ ピュアドライブ > ビースト100 > FX500 |
| 飛び | EZONE ≧ ピュアドライブ > FX500 > ビースト100 |
| スピン | ピュアドライブ > EZONE > ビースト100 > FX500 |
| 癖のなさ(飛びすぎない) | ビースト100 > FX500 > EZONE ≧ ピュアドライブ |
※筆者の感想です。
スピードやスピンで勝負するならピュアドライブやEZONEの方が上ですが、飛びすぎや癖のなさではFX500はビースト100に次ぐ2番手でした。
なので、98インチやボックス系から黄金スペックに変える時は、FX500かビースト100を試すのもありです。いきなりピュアドライブやEZONEに行くと飛びすぎに戸惑うことがありますが、この2本ならコントロールの感覚を残したまま、黄金スペックの楽さを手に入れられます。
4本の詳しい比較は、別の記事にまとめています。
▶ 【比較】ビースト100 vs ピュアドライブ vs EZONE 100 vs FX500|黄金スペックのパワー系4本
▶ 【徹底比較】ダンロップ CX400ツアー・SX300・FX500|100インチ・300gの3本を打ち比べ
FX500 2025がおすすめな人
- 低く速いボールで、テンポよく攻めたい人
- ダブルスが多く、ボレーで浮かせたくない人
- ピュアドライブやEZONEだと飛びすぎると感じる人
- 98インチやボックス系から黄金スペックに変えたい人
- サクサクした乾いた打感が好きな人
逆に合わないかもしれない人
- スピンで高い軌道を作って粘りたい人(→SX300がおすすめ)
- サーブのスピードで押したい人(→EZONEやピュアドライブ)
よくある質問
Q. FX500は飛ぶ?
A. 飛びは強めです。ただピュアドライブやEZONEほどではなく、ビースト100より少し飛ぶくらい。黄金スペックの中では飛びすぎない側です。
Q. スピンはかかる?
A. ひっかかりは控えめで、軌道は低めです。スピンで高く弾ませるより、低く速いボールで押すラケットです。
Q. ダブルスに向いている?
A. かなり向いています。ボールが浮かず、ボレーもビースト100と変わらず打ちやすかったです。
Q. SX300とどっちがいい?
A. 速いテンポで攻めるならFX500、軌道を上げて時間を稼ぎたい・楽をしたいならSX300です。
Q. 98インチのFX500ツアーとの違いは?
A. FX500ツアーは98インチの305gです。歴代のインプレは FX500ツアー 歴代比較インプレ にまとめています。
まとめ
FX500 2025は、サクサクした乾いた打感、低めの軌道、割と早い球離れで、速いテンポのテニスにハマる黄金スペックでした。
サーブのスピードやスピン量ではライバルに一歩譲りますが、ボレーとダブルスの使いやすさはかなり良く、飛びすぎや癖のなさではビースト100に次ぐ位置。98やボックス系から黄金スペックに移る人の「最初の1本」としてもおすすめです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
参考記事
【徹底比較】ダンロップ CX400ツアー 2027(2026) vs SX300 2025
ダンロップ SX300 2025 インプレ・評価|飛ばない?前作との違いと疲れてからの強さ
【比較】ビースト100 2026 vs ピュアドライブ vs EZONE 100|黄金スペックのパワー系3本
【プリンス】ビースト100 2026(300g)インプレ・評価


