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どうもじょりじょりです。
今回はダンロップの100平方インチ・300gの3本、「CX400ツアー 2027(2026)」「SX300 2025」「FX500 2025(2026年モデル)」を比較します。
以前の CX400ツアー vs SX300 の比較記事 で「FX500は試打できたら追記する」と書いていましたが、ようやく打てたので、3本まとめて比べることにしました。
3本とも100インチ・300g・バランス320mm・16×19とスペックはほぼ同じ。それでも打ってみると、押せるCX、楽なSX、テンポのFXとキャラははっきり分かれていました。
CX400ツアー 2027(2026)のインプレはこちらから
結論:押すならCX400ツアー、楽をするならSX300、速いテンポならFX500
ざっくりの違い
- CX400ツアー 2027:カッチリ硬めの打感で、厚く当ててフラットドライブで押していくコントロール系
- SX300 2025:勝手に軌道が上がってコートに収まる、全体的に楽なスピン系
- FX500 2025:サクサクした乾いた打感で、低い軌道の速いテンポで攻めるパワー系。ボレーとダブルスがかなり良い
| 項目 | CX400ツアー 2027 | SX300 2025 | FX500 2025 |
| タイプ | ボックス形状のコントロール系 | スピン系(弾道補正あり) | 黄金スペックのパワー系 |
| 打感 | カッチリ硬め・弾き寄り | 弾きがありつつ、一度グッと掴む | サクサク。ホールド感はあるけど乾いた打感 |
| 軌道 | 自分で作る(フラットドライブ向き) | 勝手に上がる | 低め |
| スピン | 控えめ〜中くらい | かけやすい | ひっかかりは控えめ |
| 飛び・アシスト | 控えめ〜中くらい | 強め。でも収まる | 強め |
| ボレー | 低く抑えやすい | アシストがあって楽 | 弾きが良く、速いテンポで返せて浮かない |
| サーブ | フラット気味で押し込める | 回転系がかけやすい | スピードは控えめ、スライスがおすすめ |
| シングルス | フラットドライブで主導権を取る | ミスを減らして粘る・崩す | 速いテンポで攻める |
| ダブルス | ボレーとフラットサーブで押す | 回転系サーブと楽なボレー | かなり良い(浮かない) |
※あくまで筆者の感想です。
スペック比較・レーダーチャート
スペック比較
| 項目 | CX400ツアー 2027 | SX300 2025 | FX500 2025 |
| フェイス面積 | 100平方インチ | 100平方インチ | 100平方インチ |
| 重量 | 300g | 300g | 300g |
| バランス | 320mm | 320mm | 320mm |
| フレーム厚 | 23.0mm | 23-26-23mm | 23〜26mm |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×19 | 16×19 |
| 形状 | ボックス | ラウンド寄り | ラウンド寄り |
| 主なテクノロジー | ソニックコア、パワーグリッドストリングテック+、ビブロシールドなど | スピンブースト、V-ENERGY SHAFT、SPIN BOOST XT GROMMETSなど | パワーブースト+グルーブ、ソニックコア、ビブロシールドなど |
| 発売日 | 2026年11月7日 | 発売中 | 2025年11月(2026年モデル) |
※メーカー・販売店の公表値、または各インプレ記事で紹介した数値です。
重さ・バランス・パターンはまったく同じです。違いはフレームの形と厚さで、CX400ツアーは23mmのボックス、SX300とFX500は真ん中が厚い黄金スペックらしいフレーム。そのうえでSX300はスピンと弾道補正、FX500は弾きとスピード寄りに振ってある、という作りの違いがそのまま打ち味に出ていました。
レーダーチャート
CX400ツアー 2027

SX300 2025

FX500 2025

※筆者の感想のため、使う人によって差はでます。参考程度にお願いします。
デザイン・外観
ダンロップ CX400ツアー 2027

レッド×ネオンレッドで、新しいCXシリーズ共通のデザインです。
ダンロップ SX300 2025

ティール×イエローの個性的なデザインです。黒×イエローの限定カラー「シャドーブラック」もあります。
ダンロップ FX500 2025

ネイビー系のフレームにサイドの水色が入った、落ち着いたデザインです。
打球感の比較
CX400ツアー 2027:3本の中で一番カッチリ硬い打感。フェイスのしっかり感が強く、ボールを弾いて飛ばすタイプです。
SX300 2025:サクッとした弾きがありつつ、インパクトで一度ボールを掴むホールド感があります。スピン系にありがちな「カツン」とした硬さはありません。
FX500 2025:サクサクした乾いた打感。ホールド感はありますが、SX300ほど掴む感じはなく、球離れは割と早めです。
ストローク性能の比較
弾道とスピン
CX400ツアー:引っかけて回転量で勝負するより、厚めに当ててまっすぐ押していくスイングに合っています。軌道を作るのは自分の仕事です。
SX300:3本で一番、勝手に軌道を上げてくれます。低いフラットドライブを打ってもネットしにくく、バックアウトも少ない。ミスの少なさはダントツでした。
FX500:軌道は低めで、ひっかかりも控えめ。高く弾ませるより、低くて速いボールで相手の時間を奪うのが得意です。
飛びとアシスト
CX400ツアー:アシストは控えめ〜中くらいで、しっかり当てて飛ばす感覚です。
SX300:飛びは強めですが、軌道が上がって収まってくれるので、飛びすぎる怖さは少なめ。全体的に一番楽なのはSX300です。
FX500:飛びは強め。ただ黄金スペックの中では、ピュアドライブほど飛ばず、ビースト100より少し飛ぶくらいの癖のない飛びです。
どれが合う?
- 軌道を上げて時間を稼ぎたい・楽をしたい → SX300
- 低く速いテンポで攻めたい → FX500
- 厚く当ててフラットドライブで押したい、打感はカッチリ → CX400ツアー
ボレー性能の比較
CX400ツアー:アシストは控えめですが、ボールを低く抑えやすいです。速い球を受けた時に少しブレを感じることはあります。
SX300:アシストがあるので、当てるだけでも楽に返せます。ただ少しブレを感じることがあり、男性同士のダブルスなら少し荷重した方が良さそうです。
FX500:ボレーはかなり良かったです。弾きが良いので速いテンポで返せて、それでいて浮くこともありません。筆者のメインのビースト100と比べても打ちやすさは変わりませんでした。
「低く抑える」ならCX400ツアー、「楽に返す」ならSX300、「弾いて速いテンポで返す」ならFX500という感じです。
サーブ性能の比較
- CX400ツアー:フラット気味に押し込むサーブが合う。厚く当てるとボールに勢いが出る
- SX300:スピン・スライスなど回転系が一番かけやすい。フラットもアシストがちょうど良く確率が高い
- FX500:黄金スペックのライバルと比べるとスピードは控えめ。回転はスピンよりスライスがおすすめ
回転系で崩すならSX300、フラットで押すならCX400ツアー、FX500はスピンよりスライスがおすすめです。
シングルス・ダブルスで選ぶなら
シングルス
- SX300:ミスを減らして粘りながら、高い軌道で相手を崩したい人
- FX500:軌道を上げるより、速いテンポで攻めたい人
- CX400ツアー:フラットドライブで押して、自分から主導権を取りたい人
ダブルス
- FX500:ボールが浮かず叩かれにくい。ボレーも打ちやすく、3本の中でもダブルスでの使いやすさはかなり良かった
- CX400ツアー:ボレーを低く抑えたい、フラット気味のサーブで押したい人
- SX300:回転系のサーブでリズムを作り、楽にボレーを返したい人
タイプ別おすすめ
ダンロップ CX400ツアー 2027 が向いている人
- しっかりした硬めの打感が好きな人
- スピンよりフラットドライブで押したい人
- 98は苦手だけど、ボックス系のコントロール感が欲しい人
ダンロップ SX300 2025 が向いている人
- とにかくミスを減らしたい人
- スピンで高い軌道を作って相手を崩したい人
- 回転系のサーブを多く使う人、疲れた時も楽をしたい人
ダンロップ FX500 2025 が向いている人
- 低く速いボールでテンポよく攻めたい人
- ダブルスが多く、ボレーで浮かせたくない人
- 98やボックス系から黄金スペックに変えたい人
よくある質問
Q. 3本で一番楽なのは?
A. SX300です。勝手に軌道が上がってくれるので、ミスが少なく、疲れてからも楽でした。
Q. ダブルスならどれ?
A. 浮かないボレーと速いテンポならFX500、低く抑えるボレーとフラットサーブならCX400ツアーです。FX500のダブルスでの使いやすさはかなり良かったです。
Q. FX500とSX300の一番の違いは?
A. 軌道です。SX300は軌道を上げて時間を作るラケット、FX500は低い軌道で時間を奪うラケット。どちらで勝負したいかで選ぶのがおすすめです。
Q. ピュアドライブやEZONEと比べたFX500は?
A. スピードとスピンは一歩譲りますが、飛びすぎない・癖がないのはFX500です。黄金スペック4本の比較記事にまとめています。
まとめ
ダンロップの100インチ・300gの3本は、スペックはほぼ同じでも、カッチリした打感で押すCX400ツアー、軌道を上げてくれて楽なSX300、サクサクした打感で速いテンポを作るFX500と、はっきりキャラが分かれていました。
「軌道を上げて時間を稼ぐ」か「低く速いテンポで攻める」か「厚く当てて押す」か。自分がどのテニスで勝負したいかで選ぶと、大きく外さないと思います。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
参考記事
【ダンロップ】FX500 2025(2026年モデル)インプレ・評価
【ダンロップ】CX400ツアー 2027(2026)インプレ・評価|100の安心感でフラットドライブ、CX200との違い
ダンロップ SX300 2025 インプレ・評価|飛ばない?前作との違いと疲れてからの強さ
【徹底比較】ダンロップ CX400ツアー 2027(2026) vs SX300 2025


