どうもじょりじょりです。
今日はフベルト・フルカチュ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
フルカチュ選手はポーランドのビッグサーバーで、2021年にはマイアミのマスターズで優勝し、ウィンブルドンではフェデラー選手を破ってベスト4に入った選手です。2026年10月の上海マスターズでもベスト16まで勝ち上がっていて、ランキングは30位です。
ラケットは、ヘッドのプレステージから、ヨネックスのVCORE Pro 97、そして2025年からはウイルソンのブレードへと、大きく2回変えています。しかも、どの時代もプロの中でもかなり重いセッティングなのが特徴です。
※2026年10月20日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 今のラケットはウイルソン ブレード(2026年はV10の塗装)。2025年1月からウイルソンと契約
- 中身はブレード98の型のプロストック(16×19)で、Kブレードに近いと見られている
- ヨネックス時代は古いVCORE Pro 97(330g)の型を、ガットありで359g・スイングウェイト370まで重くしていた
- その前のヘッド時代は、プレステージの塗装でPT57A(マレー選手と同じ系統)
- ストリングは2025年の春にツアーバイトから4Gへ。2026年10月は4G×ナチュラルに見えている
フルカチュの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年10月の上海マスターズのものです。緑のブレード V10の塗装を使っています。
ヘッド時代:プレステージの塗装でPT57A
フルカチュ選手は、ヨネックスに変える前はヘッドのプレステージを使っていました。海外の掲示板Talk Tennisでは、2021年に「フルカチュ選手のPT57A(グラフィン タッチの塗装)が売りに出ていた」という話が出ています。PT57Aは、マレー選手やセルンドロ選手も使っている昔のプレステージの型です。
この時代のラケットについては「かなり重くて、かなりヘッドライト。ガットなしで330g以上、バランス305mm以下だった」という書き込みもありました。
ヨネックス時代:VCORE Pro 97を359g・スイングウェイト370
2019年からはヨネックスに変え、VCORE Pro 97を使っていました。2021年にマイアミで優勝したのもこのラケットです。掲示板では「2017年か2019年のVCORE Pro 97(330g)の型」と見られていて、塗装が新しくなっても中身は変えていなかったそうです。
2024年2月には、本人のラケットのスペックを測った人の数値が出ています。
| 項目 | フルカチュ選手(ヨネックス時代) | 市販 VCORE Pro 97(330g) |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | 97平方インチ | 97平方インチ |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
| 重さ(ガットあり) | 359g | ―(ガットなし330g) |
| スイングウェイト(ガットあり) | 370 | ― |
| 硬さ(RA) | 59 | ― |
| グリップ | ヨネックスの革グリップ | ― |
ガットありで359g・スイングウェイト370は、プロの中でもトップクラスの重さです。196cmの長身なので、このくらい重くても振り切れるのでしょうね。
2025年からウイルソン、中身はブレードのプロストック
2024年12月、ウイルソンとアディダスに契約を変えることが分かり、2025年1月にウイルソンから正式に発表されました。発表では「たくさん試した結果、ブレード v9を選んだ」とコメントしています。
掲示板では、写真の16×19の通し方とスロートの形から「H22(ブレードプロ)やH19(ウルトラプロ)ではなく、ブレード98の型のプロストック」と見られています。市販のV9とは違うマットな塗装で、バンパーが長めのKブレードに近い形だったことから「Kブレードの型では」という声も出ていました。
乗り換えた理由について、テレビ中継ではクーリエ氏が「もっとスピンとパワーが欲しかった」と話していたそうです。ただ、掲示板では「ブレードも300g台後半まで重くしているはずなので、スイングウェイトは前のVCOREとそれほど変わらないのでは」という見方が多く、市販のブレードとはかなり別物と考えた方が良さそうです。2026年4月からは、ブレード V10の塗装になっています。
| 時期 | ラケット | 中身(言われているもの) |
|---|---|---|
| 〜2018年 | ヘッド プレステージ | PT57A(昔のプレステージの型) |
| 2019〜2024年 | ヨネックス VCORE Pro 97 | VCORE Pro 97(330g)の古い型、359g・SW370 |
| 2025年〜 | ウイルソン ブレード(V9→V10) | ブレード98の型のプロストック(16×19) |
フルカチュの使用ストリング
| 時期 | ストリング | テンション |
|---|---|---|
| 2019年(イーストボーン) | ヨネックス ポリツアーストライク | 23kg |
| 2021年(ウィンブルドン) | 縦ソリンコ ツアーバイト 1.25×横バボラ VSタッチ 1.30 | 22.5kg |
| 2024年 | 縦ツアーバイト×横ナチュラル | 23〜23.5kg(プレストレッチ10%) |
| 2025年春〜 | ルキシロン 4G(インディアンウェルズのあとから) | ― |
| 2026年10月 | 4G×ナチュラルに見える | ― |
ヨネックス時代も、ヨネックスのストリングではなくソリンコのツアーバイトを使い続けていたのが面白いところです。ウイルソンに変えてしばらくはツアーバイトのままでしたが、2025年のインディアンウェルズのあとからルキシロンの4Gに変えたそうです。
ブレードとツアーバイトを使った僕の感想
ブレード V10は98の16×19を打っています。面の安定感が強く、しっかり振ってもブレないラケットで、飛びは控えめ、軌道も低め。そのぶん厚く当てたときのボールのノビがとても良いです。フルカチュ選手のような、サーブと厚い当たりのフラットで押していくタイプには合っていると思います。
ツアーバイトは、すべてのポリの中でもかなり硬めの部類で、引っかかりが強くスピン量が多いストリングでした。振った分だけ飛ぶのでコントロールはしやすく、サーブではキックが打ちやすかったです。重いラケットにツアーバイトとナチュラルという組み合わせは、ビッグサーバーらしいセッティングですね。
4Gは、週1〜2回で2か月ほど使っても切れず、打球感が最後まで変わらないポリでした。
【Wilson】BLADE 98 16×19 V10 インプレ|コントロールと球の伸びで勝負する98
【ソリンコ】ツアーバイト インプレ|引っかかりが強くスピン量は圧倒的、ただし打感は硬め
【ルキシロン】テンション維持最高 4G インプレ
市販でフルカチュのセッティングに近づけるなら
- ラケット:ブレード98 16×19 V10
- ストリング:縦4G×横ナチュラル。予算を抑えるなら縦ツアーバイト×横ナイロン
- テンション:本人は23kg前後。一般の人は22kg(48ポンド)くらいから
- 重さ:本人は360g近い重さ。真似するなら3時・9時と12時に少しずつ鉛を足して、まずは310g台から
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よくある質問
Q. フルカチュのラケットは?
A. 2025年からはウイルソンのブレードです。中身はブレード98の型のプロストック(16×19)と見られています。
Q. フルカチュはヨネックスじゃなかった?
A. 2019〜2024年はヨネックスのVCORE Pro 97を使っていて、2021年のマイアミ優勝もこのラケットです。2025年1月にウイルソンに変えました。
Q. フルカチュのストリングは?
A. 長くツアーバイトとナチュラルのハイブリッドでしたが、2025年の春からはルキシロンの4Gを使っているそうです。
まとめ
- プレステージ(PT57A)→ VCORE Pro 97 → ブレードと、2回の乗り換え
- ヨネックス時代はガットありで359g・スイングウェイト370の重いセッティング
- ストリングはツアーバイト×ナチュラルから、2025年に4Gへ
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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