どうもじょりじょりです。
今日はフランシスコ・セルンドロ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
セルンドロ選手はアルゼンチンの選手で、弟のフアン・マヌエル選手もツアーで戦っています。2026年6月には、芝のATP500でトミー・ポール選手との決勝を制して優勝しました。
使っているのはヘッドのプレステージの塗装ですが、中身は「PT57A」という、昔のプレステージの型のプロストックと言われています。しかも長さは27.5インチで、スイングウェイト380という、今のツアーではかなり珍しい重さです。
※2026年10月19日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はヘッド プレステージ(ツヤのあるプロストック用の塗装)
- 中身は昔のプレステージの型「PT57A2」で、ミッドサイズ・18×20
- 長さは27.5インチ(0.5インチ長い)
- 重さはガットありで350g・スイングウェイト380くらい。今のトップ25の中でも1、2を争う重さ
- ストリングは長くキルシュバウム マックスパワー。2026年6月には縦4G×横アルパワーだったとストリンガーが確認
セルンドロの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年10月の上海マスターズのものです。濃い色の、プレステージの塗装を使っています。
中身は昔のプレステージの型「PT57A2」
2021年3月、海外の掲示板Talk Tennisで「セルンドロ選手は、360 プレステージMPの塗装の下にPT57Aを使っているのでは」というスレッドが立ちました。ヘッドのプロストックに詳しい人がすぐに確認していて、答えは「PT57A2、18×20、27.5インチ、ガットありで350g、スイングウェイト380」でした。
PT57は、昔のプレステージ クラシックやツアー600の系統の型と言われています。ミッドサイズのフェイスに18×20の細かい目で、今のラケットと比べると「スイートスポットが小さい」とよく言われるタイプです。2026年1月にも「PT57A(しかも18×20)で、今のテニスでもこれだけ戦えるのか」という書き込みが出ていました。
ちなみに、セルンドロ選手のコーチのパブロ・クエバス氏も、現役時代にPT57系のプロストックを使っていたそうです。
重さはガットありで350g、スイングウェイト380
| 項目 | セルンドロ選手(言われている数値) | 市販 プレステージ プロ(参考) |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | ミッドサイズ(93〜95平方インチ) | 98平方インチ |
| プロストックの品番 | PT57A2 | ― |
| ストリングパターン | 18×20 | 18×20 |
| 長さ | 27.5インチ | 27インチ |
| 重さ(ガットあり) | 約350g | ―(ガットなし320g) |
| スイングウェイト(ガットあり) | 約380 | ― |
スイングウェイト380は、一般的な上級者のラケット(320〜330くらい)と比べるとかなり重い数値です。2026年10月の掲示板でも「今のトップ25で、スイングウェイト360以上のラケットを使っているのはズベレフ、ジョコビッチ、セルンドロだけ」という書き込みがありました。
一方で、「27.5インチでスイングウェイト380は、27インチだと360くらいの感覚」という意見もあります。長いぶん数字が大きく出ているところもある、ということですね。
なお2026年2月には、「セルンドロ選手のPT352.1を2本持っている。長さは長めで、ガットありで334g・スイングウェイト370」という書き込みもありました。352という別の品番のラケットも持っていたのか、今の試合用なのかは分かっていません。
セルンドロの使用ストリング
セルンドロ選手は、アルゼンチンの選手に昔から人気のあるキルシュバウムを長く使っていました。
| 時期 | ストリング | テンション |
|---|---|---|
| 2022年 | キルシュバウム マックスパワー | ― |
| 2024年4月(ヒューストン) | マックスパワー | 53ポンド |
| 2025年4月(モンテカルロ) | 縦マックスパワー×横ナチュラル(VSタッチ) | ― |
| 2026年6月(芝のATP500) | 縦ルキシロン 4G×横アルパワー(ラフ?) | ― |
2026年6月の芝の大会では、写真で縦糸が金色、横糸が銀色に見えたことから話題になりました。掲示板の人が大会のストリンガーに直接確認して、「4Gとアルパワー」という答えが返ってきています。テンションは、これまでの写真から「40ポンド台後半〜50ポンド台前半くらい」という見方です。
プレステージとマックスパワーを使った僕の感想
セルンドロ選手の中身と同じ系統の、昔のプレステージ ツアー600を打ったことがあります。ミッドサイズの18×20で、本当に柔らかくしなる、今のプレステージにもない打感でした。ただ、弾道は上がらず、芯を外すと全然飛びません。ダブルスで使ったときは「1人だけフライパンを使っている」ような気分でした(笑)
今のプレステージ プロも借りて使いましたが、打てたら最高、打てなかったらあまり良い球がいかない、自分を鍛えるラケットという印象です。セルンドロ選手はそこに27.5インチとスイングウェイト380を合わせているので、正直、一般の人が真似するのはかなり大変なセッティングだと思います。重さで相手のボールを押し返せるので、クレーでじっくり打ち合うプレーには合っているのでしょうね。
マックスパワーは、ラフの1.20をピュアストライク97に張って使いました。掴みがあって軌道のコントロールがしやすく、テンション維持も優秀なポリです。4Gは週1〜2回で2か月使っても切れず、打球感が最後まで変わらないポリでした。どちらも「変わらない」ことが強みなので、重いラケットで同じスイングをし続けたい選手には合っていると思います。
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市販でセルンドロのセッティングに近づけるなら
- 型まで近づけるなら:復刻版のプレステージ クラシック 2.0か、中古のツアー600。どちらもミッドサイズの18×20
- 手軽にいくなら:今のプレステージ プロ(98平方インチ・18×20)
- ストリング:キルシュバウム マックスパワー、または縦4G×横アルパワー
- テンション:本人は50ポンド前後。一般の人は48ポンドくらいから
- 重さ・長さ:スイングウェイト380は真似しない方が無難。まずは市販のままで、慣れたら12時に少しずつ
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よくある質問
Q. セルンドロのラケットは?
A. 塗装はヘッドのプレステージですが、中身は昔のプレステージの型の「PT57A2」というプロストックと言われています。ミッドサイズの18×20です。
Q. セルンドロのラケットの重さは?
A. 2021年の情報で、ガットありで350g・スイングウェイト380、長さは27.5インチです。
Q. セルンドロのストリングは?
A. 長くキルシュバウムのマックスパワーを使っていましたが、2026年6月の芝の大会では縦4G×横アルパワーだったと、大会のストリンガーが確認しています。
Q. 弟のフアン・マヌエル・セルンドロと同じラケット?
A. 違います。2021年の掲示板の情報では、弟のフアン・マヌエル選手はエクストリーム ツアーのプロストックを使っていると言われていました。
まとめ
- 塗装はプレステージ、中身は昔の型のPT57A2(ミッドサイズ・18×20)
- 27.5インチ、ガットありで350g、スイングウェイト380のかなり重いセッティング
- ストリングはマックスパワーから、2026年は4G×アルパワーも
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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