どうも、じょりじょりです。
今回はバボラのエボシリーズから、2026年モデルの**「エボアエロ(EVO AERO)2026」**のインプレになります。
前作のエボアエロは「エントリーモデルとは思えない性能」と感じて、なぜかずっとラケットバッグに入っていた1本でした。
▶ 前作エボアエロのインプレはこちら
その後継モデルということで、期待して試打してきました。
先に結論を言うと、飛びもスピンも優秀で、ラリーをする分にはすごく良いラケットです。ただ、前作のむき出しウーファーの打感のほうが個人的には好みでした。そのあたりを前作と比べながら詳しく書いていきます。
☆ポイント☆
・飛びが良く、ラリーが本当に楽
・スピン性能は前作譲りでかなり強力
・前作よりアウトしにくく、コントロールしやすくなった
・ウーファー廃止で打感は「掴む」から「弾く」へ
総評:性能は進化、でも打感は前作派。エボアエロ2026はこんなラケット
エボアエロ2026は、軽さ・飛び・スピンを高いレベルでまとめた、コスパの良い102インチのラケットです。前作と同じく、エントリーモデルという枠に収まらない性能を持っています。
一方で、前作の大きな魅力だったむき出しウーファーがなくなり、打感はかなり変わりました。ボールをぐっと掴むあの感覚が好きだった方は、買い替え前に一度打ってみることをおすすめします。

スペック(2026と前作2023)
| 項目 | エボアエロ2026 | エボアエロ(前作) |
|---|---|---|
| フェイスサイズ | 102平方インチ | 102平方インチ |
| 長さ | 27インチ | 27インチ |
| 重さ(ストリングなし) | 275g(±7g) | 275g |
| バランス | 320mm(±7mm) | 320mm |
| スイングウェイト | 280 | ― |
| フレーム厚 | 23-26-23mm | 23-26mm |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×18 |
| 硬さ(RA) | 64(エアハンドルタッチ込みで60) | 64 |
| 推奨テンション | 50〜55ポンド | ― |
| ウーファー | 出っ張りのないタイプ | むき出しウーファー |
| 主なテクノロジー | スピンアルファ、エボフラックス、エアハンドルタッチ、ウーファーシステム | ウーファーシステム、エボフィール |
重さやバランスはほぼ同じですが、ストリングパターンが16×18→16×19に変わり、むき出しウーファーではなくなったのが大きな変更点です。
テクノロジー
スピンアルファ
エアロモジュラーフレームのパーツで空気抵抗を抑え、自然なスイングでスピンをかけやすくする技術です。
エボフラックス
フレームの要所に天然素材の亜麻(フラックス)を入れて振動を抑え、打球感を良くしています。
エアハンドルタッチ
グリップ内部で衝撃を吸収し、腕に伝わる振動を減らす技術です。これが入ることで、フレーム単体のRA64に対して体感はRA60相当になります。
ウーファーシステム
ボールとストリングの接触時間を長くするバボラの定番技術です。2026も搭載されていますが、前作のむき出しタイプとは形状が違います。
筆者の感想まとめ
| 項目 | 2026 | 2023(前作) | ひとこと |
|---|---|---|---|
| ストローク | 4.5 | 4.0 | 楽に飛んで回転もかかる。ラリーが快適 |
| ボレー | 4.5 | 4.5 | 面が広く楽。少し浮きやすい |
| サーブ | 4.0 | 4.5 | 回転系は◎。フラットは飛びすぎ注意 |
| 打感 | 3.5 | 4.5 | 弾き系に変化。前作の掴む感覚が恋しい |
| 操作性 | 4.5 | 4.5 | 軽くてヘッドが重く感じない |
インプレ
ストローク
打感
一番変わったのが打感です。
前作は昔ながらのむき出しウーファーで、ボールをぐっと掴む打感がたまらないラケットでした。2026はウーファーがなくなり、球離れが早い弾き系の打感になっています。
エントリーモデルにありがちな、おもちゃっぽいぼやけた打感ではないのはさすがバボラです。ただ、前作のあの「一瞬持ってくれる感じ」を知っていると、少し物足りなさを感じました。
飛び・反発性
とにかく楽にボールが飛びます。 軽く振っても深さが出るので、ラリーの続けやすさはかなり高いです。
ただ前作と比べると、2026のほうが少し飛びが抑えられていて、打ちごたえがあり、アウトしにくい印象です。前作は攻める時にフォアのストレートでオーバーすることがありましたが、2026はそのあたりが改善されています。
スピン性能・軌道
16×19になりましたが、スピン性能は前作とほぼ同じくらい強力です。アエロらしい引っ掛かりがあり、しっかり振ればバウンド後に跳ねるスピンボールが簡単に打てます。
軌道は自然と上がりやすく、中〜高めの弧を描くスピンボールになりやすいです。飛びすぎてもスピンで落ちてくれるので、反発力を嫌に感じることはありませんでした。
ストローク総評
275gと軽いのにバランスが320mmなので、ヘッドに重さを感じにくくビュンビュン振り抜けます。面が大きいので、走らされた場面でも返球しやすいです。
気になった点は、前作ほど体重を乗せた重いボールが打ちにくいこと。前作はウーファーがある程度ボールを持ってくれたので、体重を乗せる時間が作れましたが、2026は乗せる前に弾いていく感覚です。
とはいえ、ラリーを気持ちよく続けたい方、楽にスピンをかけたい方には十分すぎる性能です。前作同様、荷重すれば球の重さも出しやすくなると思います。
ボレー
102インチの広い面が助けてくれるので、多少のオフセンターはごまかせます。面に当てるだけでポンと返ってくれる楽さは前作と同じです。
ただ飛びが良い分、少しボールが浮きやすいです。前作でもアシストが強すぎてオーバーすることがありましたが、2026も足を入れすぎずに打つくらいでちょうど良いです。タッチ系のボレーやドロップボレーは少し気を使いました。
前作は3時9時に荷重すると面ブレがなくなって打ちやすくなったので、2026もボレーの安定感が欲しい方は荷重を試してみてください。
ダブルスでは小回りがきき、軽く合わせるだけで相手の嫌なところにボレーを打ちやすいので、ダブルス向きのラケットだと思います。
サーブ
スピンサーブ・スライスサーブはかなり回転がかかります。 スライスはよく曲がり、スピンサーブもしっかり跳ねてくれます。ブンブン振り回せるので、サーブは幅広い層に好まれると思います。
フラットサーブは、思い切り叩くと飛びすぎてフォルトしやすい印象です。前作は16×18のおかげで思い切り振っても回転で落ちてくれましたが、2026は目が少し細かくなった分、力まずに打つのがコツです。
軽いので肩への負担が少ないのもうれしいポイントです。
前作と比較
今回いちばん伝えたいのがここです。

上の2026の写真と見比べるとわかりやすいですが、前作はスロート部分にむき出しのウーファーが付いていました。これがボールとガットの接触時間を長くして、「ぐっと掴んでから飛ばす」独特の打感を生んでいたんですよね。
2026ではそのウーファーがなくなり、ストリングパターンも16×18から16×19に変わりました。その結果、打感はより素直な弾き系になっています。
| 比較項目 | 2026 | 2023(前作) |
|---|---|---|
| 打感 | 弾き系・打ちごたえあり | 掴み系・乾いた打感だがボールを持つ |
| 飛び | よく飛ぶ(前作より少し抑えめ) | さらによく飛ぶ |
| コントロール | 2026がやや上 | 攻める時に散らばりやすい |
| スピン | ほぼ同等 | ほぼ同等 |
| 体重の乗せやすさ | 乗せる前に弾く | ウーファーが持ってくれて乗せやすい |
2026はアウトしにくく、コントロールしやすくなったのは間違いない進化です。ラリーのしやすさだけで言えば2026のほうが優秀かもしれません。
それでも僕が前作派なのは、むき出しウーファーの「一瞬ボールを持ってくれる感覚」が好きだったから。あの打感があったからこそ、エントリーモデルなのに重くノビのあるボールが打てて、上位モデルと比べられるラケットになっていたと思っています。
なので選び方としては、
- コントロール重視・アウトミスを減らしたい → 2026
- ボールを掴む打感・体重を乗せた重い球重視 → 2023
がおすすめです。前作はまだ在庫が残っているショップもあるので、打感重視の方は探してみる価値ありです。
まとめ:ラリーを楽しみたい人には最適。打感にこだわるなら前作もチェック
エボアエロ2026は、軽くて振りやすく、楽に飛んでスピンもかかる完成度の高いラケットでした。前作同様、エントリーモデルという枠を超えた性能を持っています。
一方で、むき出しウーファーがなくなったことで打感は大きく変わりました。昔のバボラの打感が好きな方、前作の掴む感覚が好きだった方は、買い替え前に必ず試打してください。
こんな人におすすめ
- 軽いラケットで楽にスピンをかけたい
- ラリーを気持ちよく続けたい
- ダブルスで小回りを重視したい
- 前作よりコントロールしやすいラケットが欲しい
- コスパの良いラケットを探している
こんな人には向いていないかも
- ボールを掴む、ウーファーの打感が好き
- 体重を乗せた重いボールで押し込みたい
- 飛びを抑えたいコントロール志向
よくある質問
Q. エボアエロ2026と前作2023の一番の違いは?
A. ウーファーの有無です。2026はウーファーがなくなり弾き系の打感に、ストリングパターンも16×18から16×19に変わりました。
Q. エボアエロ2026は初心者向け?
A. 初級〜中級の方に特におすすめですが、荷重すれば中上級者でも十分使える性能です。
Q. ピュアアエロチームとどっちがいい?
A. 面の大きさによる楽さとスピン量ならエボアエロ、打感の柔らかさとコントロールならピュアアエロチームです。
Q. ピュアアエロとどっちがいい?
A. 面の大きさによる楽さと振動の少なさならエボアエロ、打ち負けにくさとコントロールならピュアアエロです。
▶ ピュアアエロ2026のインプレはこちら
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。


