どうもじょりじょりです。
今日は、アンディ・ロディック選手が現役時代に実際に使っていたラケットとストリングの紹介です。
ロディック選手はアメリカの選手で、2003年に全米オープンを優勝して、その年の年間1位になりました。ウィンブルドンでは3回決勝に進出。時速155マイル(約249km)のサーブで知られ、2012年の全米オープンを最後に引退しています。
ラケットはキャリアを通してバボラのピュアドライブ。市販の「ピュアドライブ ロディック」と同じ型を、少し長くて重い仕様にしたものと言われています。
※2026年10月28日時点でまとめた情報です。プロのラケットの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板や当時の報道で言われている情報です。
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この記事のポイント
- キャリアを通してバボラ ピュアドライブ(100平方インチ・16×19)。型は市販品と同じと言われる
- 長さは27.5インチ(普通より約1.3cm長い)。本人も「子どものころは1インチ長いラケットだった」と話している
- 重さは掲示板の情報でガット込み345g・5ポイントトップライト・スイングウェイト360くらい
- 鉛は2003年ごろは12時、その後は3時と9時に長く。仕上げはローマン・プロケシュさん
- ストリングは縦ポリ×横ナチュラル。プロハリケーン→プロハリケーン ツアー→RPMブラストと変わった
- テンションは58〜65ポンドくらいを、気温やコートで使い分け
ロディックの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は、優勝した2003年の全米オープン決勝(フェレーロ選手戦)と、2009年のウィンブルドン決勝(フェデラー選手戦)のものです。
ずっとピュアドライブ
ロディック選手は、ツアーに出始めたころから引退までピュアドライブを使いました。2010年ごろのインタビューでも「自分も開発に関わったピュアドライブ ロディック GT プラスを使っている。似たものを10年くらい使っている」と話しています。
海外の掲示板でも「型は店で買えるピュアドライブと同じで、重さが違うだけ」という声が多いです。プロの中では珍しく、中身も市販品に近いラケットを使っていた選手ですね。
| 時期 | ラケット | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 2000年ごろ〜 | ピュアドライブ | 2003年全米優勝、年間1位 |
| 2004〜2005年 | ピュアドライブ(コアテックス) | ウィンブルドン準優勝(2004年・2005年) |
| 2006〜2009年 | ピュアドライブ ロディック(プラス) | 2009年ウィンブルドン準優勝 |
| 2010〜2012年 | ピュアドライブ ロディック GT プラス | 2012年全米で引退 |
ロディックのラケットのスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フェイス・パターン | 100平方インチ・16×19 |
| 長さ | 27.5インチ(約69.9cm) |
| 重さ | ガット込み345gくらい(掲示板の情報) |
| バランス | 5ポイントトップライトくらい |
| スイングウェイト | 360くらい |
| 鉛 | 2003年ごろは12時、その後は3時と9時に長いストリップ |
| グリップ | 4 1/2(グリップ4)。市販品より長いグリップの型に、特注の長いトーナグリップ |
| 振動止め | 輪ゴム(アガシ選手のまね) |
重さの数字ははっきりした出どころがないので参考程度ですが、「市販のロディックモデルよりかなり重い」という声と「プロにしては鉛が少ない」という声の両方があります。2006年の夏には、ローマン・プロケシュさんの提案で重さの配分を少し変えたそうです。
ロディックの使用ストリング
| 時期 | ストリング |
|---|---|
| 〜2002年ごろ | ナチュラルのフル |
| 2002年ごろ〜 | 縦バボラ プロハリケーン(青)×横VS(ナチュラル) |
| 2006年末ごろ〜 | 縦プロハリケーン ツアー(黄)×横VS |
| 2010年ごろ〜 | 縦RPMブラスト×横ナチュラル(プロハリケーン ツアーに戻した時期もある) |
テンションは情報によってかなり違います。2006年のデビスカップでは60〜65ポンド、同じ2006年の全豪オープンの記録では33kg(約73ポンド)、バボラの公式サイトでは29.5kgと紹介されていました。
本人は「その日の気温やコート、調子で、58〜65ポンドの3種類のテンションを持ってコートに入る」と話しています。暑い日はストリングがゆるむので、1時間くらいでラケットを替えていたそうです。
ピュアドライブを使った僕の感想
僕は2009年モデルから今の2025年モデルまで、ピュアドライブを全部打っています。中でも2012年モデルは、むき出しのウーファーで「ギュッと掴んで押し出す」打感が最高でした。しっかり飛ぶのに暴発しすぎず、多少のオフセンターでも良い球が行きます。
98インチのピュアドライブVSは、ピュアドライブのパワーを抑えながらスピードは落ちないラケットで、個人的な名機です。
ロディック選手は、この飛ぶピュアドライブを長くして重くして、さらに60ポンド以上で張っていました。パワーのあるラケットに高いテンションと重さで「抑え」を入れて、あのサーブとフォアを打っていたんだと思います。
【バボラ】ピュアドライブ 2012 インプレ|歴代でも名作と評判の高いモデル
【バボラ】ピュアドライブVS インプレ|パワーを抑えつつスピードは落ちない、個人的な名機
【歴代比較】ピュアドライブ2009〜2025の違い|全部打った筆者が選ぶおすすめ
市販でロディックのセッティングに近づけるなら
- ラケット:今のピュアドライブ(2025)。長さまで近づけるなら、プラス(27.5インチ)のモデル
- ストリング:縦RPMブラスト×横ナチュラル(VSタッチ)
- テンション:本人は58〜65ポンド。一般の人は50ポンド前後から
- 重さ:3時と9時に少しずつ鉛を足すのがロディック選手流
ピュアドライブの購入はこちら
RPMブラストの購入はこちら
ナチュラル(VSタッチ)の購入はこちら
よくある質問
Q. ロディックのラケットは?
A. キャリアを通してバボラのピュアドライブです。市販品と同じ型を、27.5インチに長くして重くしたものと言われています。
Q. ロディックのストリングは?
A. 縦ポリ×横ナチュラルのハイブリッドです。縦はプロハリケーン、プロハリケーン ツアー、RPMブラストと変わりました。
Q. ロディックのテンションは?
A. 本人は58〜65ポンドを使い分けていたと話しています。2006年の全豪では33kg(約73ポンド)という記録もあります。
まとめ
- ピュアドライブ(100平方インチ・16×19)を27.5インチ・ガット込み345gくらいに
- 鉛は3時と9時。仕上げはローマン・プロケシュさん
- 縦ポリ×横ナチュラルを58〜65ポンド
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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- 【2026年最新】プロ選手の使用ラケット一覧
参考(確認日:2026年10月28日)
- Talk Tennis「Andy Roddick Racquet Specs…(2016年)」
- Talk Tennis「Roddick Signature Racquet Specs are not Roddick’s Actual Specs!(2006年)」
- Talk Tennis「Roddick 2003 racquet vs actual racquet(2005年)」
- Talk Tennis「Roddick has changed his Racquet Specs!(2006年)」
- Talk Tennis「roddick string history(2009年)」
- Talk Tennis「roddick tension?(2006年)」
- Talk Tennis「Roddick racquet change(2008年)」
- tennishead:Me and my racket: Andy Roddick
- Getty Images:Andy Roddick(2003年全米オープン決勝)


