【全8世代比較】YONEX VCORE 98 歴代モデル徹底インプレ|スペック表と打球感の進化を全部まとめてみた

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まとめ記事

どうもじょりじょりです!

今回はヨネックスが誇る大人気スピン系主力ラケット「VCORE 98」の歴代モデルを、海外フォーラム(Reddit、TennisTalk)の評価や(初代などはどこにあるのってレベルなので笑)、筆者のインプレ・実際の使用体験を交えて振り返ります。

「歴代でどう打球感やスピン性能が変わってきたのか?」「自分に合う世代はどれなのか?」——今回は各モデルのスペック表も一緒に載せたので、数値で比較しながら読み進めてもらえると分かりやすいと思います。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

※スペックは公式カタログ値・販売店掲載値・実測値をもとにした参考値です。年式やグリップサイズによって多少の誤差があります。


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じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えています。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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VCORE 初代(赤)

メルカリ画像より引用

総評

現在のVCOREシリーズの原点となったモデルです。

当時のヨネックスらしい「しっかりとしたフレーム剛性」と「直線的なパワー」を備えており、スピン重視というよりは、面の安定性と弾きの良さが際立つクラシカルな高性能ラケットとして国内外のハードヒッターから支持されました。

この時代の時はあまりVCOREの人いなかった印象ですね。

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量305g(ガット無し)
バランス315mm 前後
フレーム長さ27inch
ストリングパターン16×19
フレーム厚カタログ非掲載(クラシックなボックス〜セミラウンド系形状)
推奨テンション45〜60lbs

フレーム厚は当時のヨネックス公式資料に明記が無く、正確な数値は確認できていません。参考程度にご覧ください。

ストローク

ボールを潰して打ち込んでいくフラットドライブ系ショットで強烈な伸びを発揮。現代のVCOREのような「自然と引っかかる強いスピン」というよりは、素直な弾き感と強い潰し感で叩き込むフィーリングとのこと。

ボレー

フレームの剛性感が高く、相手の強いショットに押し負けない面安定性があり。面を作って素直にセットすれば、狙ったコースへ素直に弾き返せるソリッドな打感で当時は硬めだったそうです。

サーブ

振り抜きの良さとフレームの収まりが良く、フラットサーブの収まりとスピード感が良かったとあります。回転で落とすスライスやスピンサーブよりも、ノータッチを狙うようなシャープなサーブに向いているとのこと。


VCORE Xi 98

※ここから使ったあります。

総評

グロメット構造やフレームトップの設計が見直され、インパクト時のレスポンスとホールド感が大きく向上した世代とのこと。打球感が初代よりもマイルドになり、球持ちを感じながらコントロールしたいプレイヤーに評価されました。

筆者はここから使ったことがあるので、前作との比較はできませんが、マイルドで打ち込んでいけるラケットで好みでした。

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量305g(ガット無し)
バランス315mm 前後
フレーム長さ27inch
ストリングパターン16×19
フレーム厚22-22-21mm(参考値)
推奨テンション45〜60lbs

当時のユーザーレビューでも「305g・軽めでバランスがやや先寄り」という記述が複数見られました。フレーム厚の公式値は未確認です。

ストローク

インパクト時に一瞬ボールを掴む感覚があり、コントロール性能が高まりました。ライン際でしっかりボールが落ちる安心感があり、振り抜いた分だけコートに収まる素直な性能です。

当時だとYONEXの中では多少ハードなのかなといった印象ですが、周りと比べるとアシストはある方でしたね。

ボレー

ホールド感があるおかげでタッチ系のボレーやドロップショットが打ちやすく、コントロールが効きます。

弾きが強すぎないため、宇宙開発になるようなボレーはなく、この世代でも安定してネットプレーができました。

2023年だけ唯一宇宙開発しますね。

サーブ

ホールド感から繰り出されるスライスサーブのキレも〇。回転をかけて相手の外へ追い出すサーブや、回転量を調整して確実に確率を上げる組み立てに向いていました。

メインにはなりませんでしたが、後述するようにSi以降からの方がサーブ性能は好みですが、

ここらへんからサーブ性能自体は良かったです。


VCORE Si 98

総評

グロメットが可動することでスピン性能を高める「3Dベクターシャフト」やスピン系グロメット技術が強く打ち出された世代です。

まだスピンラケットらしさは少ないですが、YONEXらしい打感がありつつ徐々に回転がかかりやすくなってきました。

この時代が好きということでまだ使っている人もたまにいますね。2018年モデルより人気もないので安くて状態の良い中古も、まだ何だかんだ流れてくるのもポイントですね。

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量G2・G3:305g/LG1〜LG3:285g
フレーム長さ27inch
フレーム厚21.5〜22.0mm
ストリングパターン16×20

ストローク

ボールを噛んでから引っ掛けて落とすスピン性能がだいぶ良くなってきました。

最近の程ではないですが、高い軌道からグッと落ちるエッグボールが打ちやすく、振り込んでもアウトしにくいのでかなり好みでした。

ボレー

前作までの素直な弾きに比べると、ストローク同様に少し球を掴む独特の打感があります。当てるだけのボレーよりも、少し運ぶように打つボレーにした方が良かったです。

2018年も良いですが、SVやSiが一番ボレーが打ちやすかったような気がしますね。

サーブ

スピンサーブやキックサーブでの跳ね上がりが非常に良かったです。引っかかりが良いため、セカンドサーブでもしっかり回転をかけて打ち込んでいける安心感があります。

前作もかなり良いのですが、ここらへんから筆者は好きでした。

柔らかさと16×20の感覚のバランスが良かったですね。


VCORE SV 98

総評

エアロフィン技術などが導入され、振り抜き性能と「高初速のパワー」が一気に高まったモデル(発売は2016年頃)です。

当ブログでも詳しく検証しましたが、歴代屈指の「弾きの強さと打ち応え」を備えており、ボールスピードを最優先したいハードヒッターから絶大な人気を誇ります。

プロストックのモールドでもまだ人気で、まだ使っているユーザーもそこそこいる印象です。

筆者はSVが一番好きですね。このモールドまた復活しないかな🙄

VCORE SV98 インプレ

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量305g(ガット無し)
バランス315mm
フレーム長さ27inch
フレーム厚21〜22mm
ストリングパターン16×20

ストローク

打感が非常にしっかりめ、硬めで、叩いた分だけ一直線に伸びる圧倒的なボールスピードが出ます。

硬さは2018年の次くらいですね。

2021年くらいからはグッという感じも出ていますが、SVはスコンという感じでフレーム自体の硬さも感じました。

性能としてはスピン量でコートに収めるというよりは、厚く当てて自然にスピンがかかるラケットで打ち込むことで良さの出るラケットです。

ボレー

相手のショットに対してもフレームが一切ブレず、硬質な弾きでピシッと返球できます。カウンターボレーや、パンチの効いたファーストボレーの打ちやすさは歴代でもトップクラスです。

歴代VCORE98でも一番打ちやすいように感じます。

サーブ

振り抜きの良さと弾きの強さが噛み合い、フラットサーブの威力が最高レベルです。回転系は2021年以降に譲りますが、厚い当たりでのサーブは一番良いと思います。


VCORE 98 2018

Embed from Getty Images

総評

SVと迷いますが、総合的にみると歴代VCOREの中で性能が良く、人気も高い名機です。

高いスピン性能を持ちながらも、過度なアシスト感や掴みすぎ感がなく、叩けば叩くほどコートに収まる絶妙な「打感の硬さ・潰し感・スピン量」のバランスが完成されています。

筆者も借りて使いますが、めちゃくちゃ良いです。回転系98で欲しい性能が全て入っている気がします。

当時はハードな位置づけだった印象ですが、筆者としてはそんなハードな感じはせず、男性ならかなり扱いやすい性能だと思います。

またここでSi・SV世代の16×20から、16×19に戻りましたね。

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量305g(ガット無し)
バランス315mm
フレーム長さ27inch
フレーム厚22-22-21mm
ストリングパターン16×19

ストローク

ボールを潰して打つショットとの相性が抜群です。

自分のスイングスピードに合わせて素直にボールが潰れ、そこから自然なドライブがかかってコート深くに突き刺さります。

狙った場所にコントロールできる安心感があります。

また面ブレも少ないのでそこも良いですね。筆者はSVの方が好きですが、客観的にはこの2018年モデルが一番完成度が高いと思います。

ボレー

クリアな打球感で、ボールに力を伝える感覚が手にダイレクトに伝わります。過度な弾きも持ち上がりもなく、自分のタッチで短く落としたり深く押し込んだりが自在にコントロールできます。

ボレーもかなり打ちやすい方ですが、SVの方が筆者は好きでした。

サーブ

フラットで押し込むサーブも、スライスで逃げるサーブも思い通りにコントロールできます。狙ったコースへ威力を落とさずに打ち込める良さがありました。

サーブはこの2018年は本当に良いと思います。


VCORE 98 2021

総評

前作(2018)の優れたコントロール性に、少ししなりとマイルドな打球感をプラスしたモデルです。私自身も「そこそこ好み」で好印象を持っていた世代で、長時間のプレーでも肘や手首に優しく、幅広い層がスピンの恩恵を受けやすい仕上がりとなっています。

またドロップショットやドロップボレーなど色々するならこのラケットの方が良いかもですね。

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量305g(ガット無し)
バランス315mm(トップライト)
フレーム長さ27inch
フレーム厚22.5-23.0-21.0mm
ストリングパターン16×19
素材高弾性カーボン+2G-Namd Flex Force+VDM

ストローク

2018年モデルに比べて打球感が柔らかくなり、インパクト時にグッと球を包み込むホールド感が加わりました。

スピンもかかるし柔らかさもあるのでこの世代が好きな人も多いですね。

ボレー

柔らかい打感のおかげでスイートスポットを外した際も衝撃が少なく、オフセンターでのキャッチ力が高いです。相手の球威を吸収して落とすドロップボレーなどのタッチ系が非常に打ちやすいです。

サーブ

球持ちが良いため、回転をしっかりかけて落とすスピンサーブやキックサーブの打ちやすさが光ります。てか全体的にVCOREはサーブが良いんですよね。


VCORE 98 2023

総評

フレームトップの形状が大幅に変更され、トップ部の可動域とスピン性能が劇的に進化をした世代です。当ブログのインプレでも触れた通り、「勝手に上がって落ちる」強力な高軌道スピンが打てるようになりました

打感がないなど言われていますが、筆者はある程度しっかり使ったところ、そうは感じなかったです。

賛否はあったかもしれないですが、ある程度使ったらめっちゃ良いラケットです。

ジュニアには人気で、Yoshi`s cupの使用率はかなり高かったですね。

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量305g(ガット無し)
バランス315mm
フレーム長さ27inch
フレーム厚23.0-23.0-21.0mm(RA値:約63)
ストリングパターン16×19

ストローク

とにかくスピンがかかりやすく、低い打点からでも簡単に高い軌道のボールが打てます。ネットスレスレを狙う必要がなく、ネットの上高いところを通してもグッと急降下して相手のコート深くに収まります。

またフラットで打ったらしっかり落ちてくれるので、スピン性能は申し分ないです。

ここがジュニアの子たちに好かれるところなんでしょうね。

ボレー

飛び(アシスト感)が非常によく、差し込まれた場面でも面を作っておけば深く返球してくれます。

少し形の慣れが必要で弾き感が強いですが、守備的なボレーでの助けられ感は非常に高いです。

かなり使いやすい部類ですが、ミスると宇宙開発になります。

サーブ

引っかかり性能の高さから、回転系のサーブはかなり安定します。回転で跳ねるサーブを打ちたいプレイヤーにはこれ以上ない武器になります。

フラット気味で思い切り振っても落ちてくれるのでサーブは本当に良いラケットですね。


VCORE 98 2026

vcore 98 2026 インプレ

総評

前作(2023)で高められたスピン性能と高軌道アシストをベースにしつつ、フレームの剛性感とコントロール性能を再調整した最新モデルです。

当ブログでも詳しくインプレ記事を書いていますが、2023の「上がりすぎる感」が適度に抑えられ、より攻撃的なスピンショットが打ちやすくなった洗練された最新作です。

スペック表

項目スペック
フェイスサイズ98 sq.inch
重量305g(ガット無し)
バランス315mm
フレーム長さ27inch
フレーム厚23.0-23.5-22.0mm
ストリングパターン16×19
素材高弾性カーボン+2G-Namd Flex Force+Servo Filter+VDM
推奨テンション45〜60lbs

ストローク

2023年モデル譲りの強力なスピン性能を持ちながらも、前への推進力(ボールの伸び)がしっかり戻ってきました。高軌道で跳ねさせるだけでなく、低い軌道で相手の足元に沈めるドライブショットもコントロールしやすくなっています。

ボレー

2023よりも打球感がシャープになり、狙ったスポットへ狙い撃ちするコントロール性が向上しました。アシスト感と操作性のバランスが非常に高く、ネットプレーでの不安がありません。

サーブ

スピンサーブの跳ねと、フラットサーブのスピード感がハイレベルで両立しています。回転で逃がすことも、スピードで抜くことも両方こなせるオールラウンドなサーブ性能を備えています。


歴代VCORE 98 スペック比較早見表

モデル発売目安重量バランスフレーム厚パターン
VCORE 初代(赤)〜2011年頃305g315mm前後非公表16×19
VCORE Xi 982011〜2012年頃305g315mm前後22-22-21mm(参考値)16×19
VCORE Si 982014年頃305g/285g(LG)21.5〜22.0mm16×20
VCORE SV 982016年頃305g315mm21〜22mm16×20
VCORE 98 2018(赤)2018年305g315mm22-22-21mm16×19
VCORE 98 20212021年1月305g315mm22.5-23.0-21.0mm16×19
VCORE 98 20232023年2月305g315mm23.0-23.0-21.0mm16×19
VCORE 98 20262026年1月305g315mm23.0-23.5-22.0mm16×19

こうして並べてみると、面積98inch・重量305g・バランス315mmという「核」の部分はほぼ一貫しており、変化しているのはフレーム厚とストリングパターン、そしてグロメットまわりの技術だということがよく分かりますね。


まとめ:自分に合うVCORE 98はどれ?

歴代のVCORE 98を振り返ると、世代ごとに結構違いがあります。

  • ボールを潰して叩き込みたい方・フラットドライブ 👉 2018年モデル や SV 98
  • 自動でかかる強力なスピンと安心感が欲しい方 👉 2023年モデル
  • スピン性能と攻撃的なショット・コントロールを両立したい方 👉 2026年モデル または 2021年モデル

皆様のラケット選びや、VCORE歴代の歴史を楽しむ参考になれば幸いです!

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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