どうもじょりじょりです。
今日はマディソン・キーズ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
キーズ選手は、長くウイルソンのプロストックを使ってきた選手です。2024年の終わりに黒く塗ったヨネックスのEZONE 98に乗り換え、そのまま2025年のアデレードと全豪オープンで優勝しました。乗り換えてすぐにグランドスラムを取った、ラケット変更の大成功例として海外でもよく話題になります。
面白いのは、ヨネックスの契約選手には何年も前のEZONEを今の塗装で使う人が多い中、キーズ選手は中身も2025年モデルのEZONE 98と言われていることです。
※2026年10月18日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
▶ ほかの選手の使用ラケットは「プロ選手の使用ラケット一覧」で探せます
この記事のポイント
- 2024年まではウイルソンのプロストック(H19→H22と言われている)に、アルパワーやナチュラルの組み合わせ
- 2024年12月のエキシビションから、黒く塗ったEZONE 98(青いグロメットはそのまま)を使用
- そのまま2025年のアデレードと全豪オープンで優勝。全豪では準決勝でシフィオンテク、決勝でサバレンカに勝利
- 中身は2025年モデル(第8世代)のEZONE 98と言われている
- ストリングはヨネックス ポリツアーレブ(紫)、2025年アデレードで縦53・横51ポンド(張ったストリンガーの書き込み)
- 2026年は通常のEZONEの塗装や限定色のエスプレッソブラウンの塗装を使い、6月にイーストボーンで優勝
キーズの使用ラケット
Embed from Getty Images上の写真は2025年1月、全豪オープンの決勝(サバレンカ戦)のものです。黒く塗ったフレームに、青いグロメット・バンパーのEZONEが写っています。
Embed from Getty Imagesこちらは2026年のウィンブルドン(ノスコバ戦)。普通のEZONEの青い塗装になっています。
ウイルソン時代はプロストックのH19・H22
キーズ選手は、2024年までウイルソンと契約していました。掲示板では、中身は「H19」というウイルソンのプロストックで、その後「H22」(市販のブレードプロの系統)に変えたと言われています。どちらも薄めのフレームで、18×20の目の詰まったパターン。自分で振ってボールを飛ばすタイプのラケットです。
ストリングもナチュラルやアルパワーを使っていたそうで、「H19はナチュラルとの組み合わせで柔らかかった」という書き込みもありました。
2024年12月、黒く塗ったEZONEで登場
2024年12月、アメリカ・シャーロットのエキシビションで、キーズ選手は黒いラケットを使っていました。黒く塗られていても、ヘッドの形と青いグロメット・バンパーでヨネックスのEZONEだとすぐに分かり、掲示板では「ヨネックスはわざと青いグロメットを残したのでは」と言われていました。
2025年に入ってもそのラケットで試合に出て、アデレードで優勝。全豪オープンの途中からはストリングにヨネックスのロゴが入り、決勝でサバレンカ選手に勝って初めてのグランドスラムを取りました。中継では「新しいラケットのおかげでかなり良くなっている」「ナチュラルではなくポリにした」と話されていたそうです。
キーズ選手本人も、ウイルソンからEZONEに変えたことで思い切り打てるようになったと話していたそうです。掲示板では、乗り換えはコーチで夫のビヨン・フラタンジェロ氏の提案だったとも言われています。
中身は2025年モデルのEZONE 98
2025年のアデレードで実際にキーズ選手のラケットを張ったというストリンガーが、Talk Tennisで「2025年のEZONE 98」と書いています。98+(長いモデル)かどうかは測っていないそうです。
ヨネックスの契約選手は、塗装は新しくても中身は何年も前のEZONEという人が多いです。掲示板の一覧では、ペグラ選手が2017年、シェルトン選手が2022年のEZONE 98などと言われていて、キーズ選手は数少ない「中身も最新」の選手になります。
また、市販のEZONE 98を黒くスプレーしたもので、塗装の分で5〜10gくらい重くなっている、という書き込みもありました。2026年6月には本人がポッドキャストで「12時か、2時と10時に鉛を貼っている(どちらか覚えていない)」と話していたそうです。
| 項目 | キーズ選手(言われている情報) | 市販 EZONE 98(2025) |
|---|---|---|
| フェイス | 98平方インチ | 98平方インチ |
| パターン | 16×19 | 16×19 |
| 重さ | 市販+塗装分(5〜10g)、鉛あり | 305g(ガットなし) |
| カスタム | 12時、または2時・10時に鉛 | ― |
| 塗装 | 2025年は黒(青いグロメット)、2026年は通常の青やエスプレッソブラウン | ― |
※市販品の数値はヨネックスの公称値です。キーズ選手の数値は掲示板で言われている目安です。
2026年はエスプレッソブラウンの塗装も
2026年の夏には、ヨネックスの限定色「エスプレッソブラウン」のEZONEに紫のストリングという組み合わせも見られています。6月にはイーストボーンで優勝していて、EZONEとの相性の良さは続いているようです。
キーズの使用ストリング
| 時期 | ストリング | テンション |
|---|---|---|
| 〜2024年(ウイルソン時代) | ルキシロン アルパワー、ナチュラルとの組み合わせなど | ― |
| 2025年〜 | ヨネックス ポリツアーレブ(紫) | 縦53・横51ポンド(2025年アデレード) |
EZONEに変えたのと同時に、ストリングもポリツアーレブの単張りに変えています。紫のポリツアーレブは、キーズ選手のトレードマークのようになっていますね。
EZONE 98とポリツアーレブを使った僕の感想
僕は2022年のEZONE 98を試打しています。しっかり振ればスピンがかかり、軽く振れば弾いて飛んでくれる、スイングスピードの許容範囲が広いラケットでした。
ポリツアーレブは、一時期メインにしていたストリングです。柔らかい打感で、スピンが軽く意識するだけでかかってくれて、回転系のサーブがかなり打ちやすかったです。
キーズ選手はもともとパワーのある選手なので、薄いフレームのプロストックから、楽に飛ばしてくれるEZONEに変えたことで、力まずに打てるようになったのだと思います。一般の人でも、「いつも振り切らないといけなくて疲れる」という人は、EZONEのような少しアシストのあるラケットを試してみる価値はありそうです。
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市販でキーズのセッティングに近づけるなら
- ラケット:市販のEZONE 98。中身は市販とほぼ同じと言われているので、プロと同じものを使いやすい選手です
- ストリング:ポリツアーレブ 1.25(紫にすると完全に同じ見た目)
- テンション:本人は縦53・横51ポンド。一般の人は縦48・横46ポンドくらいから
- 重さ:12時に1〜2gの鉛から試すと近づけやすい
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よくある質問
Q. キーズのラケットは?
A. ヨネックスのEZONE 98です。中身も2025年モデルのEZONE 98と言われています。
Q. キーズはいつヨネックスに変えたの?
A. 2024年12月のエキシビションから黒く塗ったEZONEを使い始め、2025年からヨネックスと契約しています。
Q. キーズのストリングとテンションは?
A. ヨネックスのポリツアーレブ(紫)で、2025年のアデレードでは縦53・横51ポンドだったと、張ったストリンガーが書き込んでいます。
Q. ウイルソン時代のラケットは?
A. プロストックのH19、その後H22と言われています。
まとめ
- キーズ選手は2024年末にウイルソンのプロストックから、黒く塗ったEZONE 98へ。
- 乗り換えてすぐ2025年のアデレードと全豪オープンで優勝。
- 中身も2025年モデルのEZONE 98で、ストリングは紫のポリツアーレブ(53/51ポンド)。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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