どうもじょりじょりです。
今日はエマ・ラドゥカヌ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
ラドゥカヌ選手は、ウイルソンのブレードの塗装のラケットを使っていますが、中身は2012年ごろのスチーム100のプロストックと言われています。アニシモワ選手やアンドレエワ選手と同じで、WTAではかなり人気の型です。
2025年末にはヨネックスのEZONEを打っている姿が見られて「乗り換えか?」と話題になりましたが、2026年もウイルソンのまま。ここではその経緯もまとめます。
※2026年10月18日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はウイルソン ブレード、中身はスチーム100(BLX世代)のプロストックと言われている。16×20、長さは27.25インチ
- 2021年の全米優勝のころから同じ型。掲示板の数値ではガットありで約323g・スイングウェイト316
- 2025年は3時・9時あたり(横糸6本目〜13本目付近)に鉛
- ストリングはルキシロン アルパワー(ラフ)。以前は横糸にナチュラルなどのハイブリッドで、2022年の全仏では52ポンド
- 2025年12月にヨネックスのEZONEを試したが、2026年の試合はウイルソンのまま
ラドゥカヌの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の2枚は、2026年6月のクイーンズ(HSBCチャンピオンシップス)決勝のものです。緑のブレードV9の塗装ですが、中身はスチーム100と言われています。
中身はスチーム100のプロストック
ラドゥカヌ選手は、ウイルソンのブレードシリーズの契約選手ですが、試合で使っているのはスチーム100の型のプロストックを、その時々のブレードの塗装にしたものです。Wikipediaにも「ブレードに見えるように塗装したスチーム100を使っている」と書かれているくらい、よく知られた話です。
見分けるポイントとして、スロートのグロメット(白い4つの穴)や、プロのストリンガーの証言が挙げられていました。2021年の全米オープンでも、だいぶ使い込んだV7の塗装のラケットを使っていたそうです。
スチーム100は2012年ごろに発売されたモデルで、100平方インチ・16×20、市販より少し長い27.25インチ。WTAでは人気が高く、掲示板のまとめでは2025年4月の時点で、トップ100に13人、トップ25に5人がスチーム100の型を使っていたそうです。2026年にはこの型をもとにした市販の「ブレードプロ100 V10」も出ています。
スペックと鉛の位置
| 項目 | ラドゥカヌ選手(言われている数値) |
|---|---|
| フェイス | 100平方インチ |
| パターン | 16×20 |
| 長さ | 27.25インチ |
| 重さ | ガットなし305g/ガットあり323g |
| バランス | ガットなし31.5cm/ガットあり32.5cm |
| スイングウェイト | ガットなし286/ガットあり316 |
| 鉛 | 3時・9時あたり(2025年は横糸6本目〜13本目付近) |
※数値はDad Racketなど海外サイトが紹介していた目安(オーバーグリップなし)です。鉛の位置は、2026年4月にTalk Tennisに投稿された2025年のラケットの写真によるものです。
トップ選手としてはかなり軽めのセッティングです。ラケットの調整は、イギリスのカスタマイズ専門家(racketspec)が担当していると掲示板では言われています。
2025年末、ヨネックスのEZONEを試す
2025年12月、オーストラリアのパースで、ラドゥカヌ選手がヨネックスのEZONEで練習している姿が見られました。前の年にキーズ選手がEZONEに変えて全豪で優勝していたこともあり、掲示板では「ウイルソンとの契約が切れたのでは」「乗り換えか」と大きな話題になりました。
ただ、2026年1月のユナイテッドカップの試合ではブレードの塗装のラケットを使っていて、ウイルソンとナイキの撮影にも参加。全豪オープンもウイルソンのまま出場しています。3月のインディアンウェルズではアニシモワ選手と対戦し、掲示板では「スチーム100対決」と言われていました。結局、EZONEは試しただけで終わったようです。
2026年は2月にトランシルバニア・オープンで2021年以来の決勝、6月にはクイーンズで決勝に進んでいます。そのあと右足の疲労骨折でウィンブルドンを欠場しました。
ラドゥカヌの使用ストリング
| 時期 | ストリング | テンション |
|---|---|---|
| 2021年 全米優勝 | 縦ルキシロン アルパワー ラフ×横ルキシロン エレメント | ― |
| 2022年ごろ | 縦アルパワー ラフ×横ナチュラル | 52ポンド(全仏、ウイルソンのストリンガー) |
| 2026年 | ルキシロン アルパワー | ― |
ずっとルキシロンのアルパワー系を軸にしていて、横糸を柔らかいものにして打感やパワーを足してきたようです。2026年の正確なテンションは見つかりませんでした。
スチーム100・アルパワー・EZONEを使った僕の感想
僕はスチーム100(2012年モデル)を打っています。ラドゥカヌ選手の中身と同じ型です。程よいアシストがあって、球際でも助けてくれるのに、しっかり振ってもコートの中に収まってくれるラケットでした。全部のショットが高水準で苦手なショットがなく、16×20なので16×19でたまにある暴発もありません。少し長い27.25インチなので、サーブのパワーも出ます。
アルパワーは、打感もボールの質も「なぜプロが使い続けるのか」が分かるポリです。ボールがしっかり伸びるので、ニュートラルなラリーから優位に立ちやすいです。
EZONE 98は2022年モデルを試打していて、スイングスピードの許容範囲が広いラケットでした。ラドゥカヌ選手のように早いタイミングで合わせる選手には、EZONEの楽な飛びも合いそうですが、慣れたスチーム100から変えるのは簡単ではないですね。
▶ 【Wilson】Steam 100(2012)インプレ|BLADE PRO 100 V10として復活した女子プロ人気モールド
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市販でラドゥカヌのセッティングに近づけるなら
- ラケット:市販のブレードプロ100 V10。中身はスチーム100と同じ型なので、新品で一番近いラケットが買えます
- ストリング:ルキシロン アルパワー(ラフ)。柔らかくしたいなら横をナチュラルやナイロンに
- テンション:本人は52ポンド前後。一般の人は48ポンドくらいから
- 重さ:3時・9時に少しずつ鉛。本人もガットありで約323gと重すぎないので、真似しやすいです
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よくある質問
Q. ラドゥカヌのラケットは?
A. 塗装はウイルソン ブレードですが、中身はスチーム100のプロストックと言われています。
Q. ラドゥカヌはヨネックスに変えたの?
A. 2025年12月にEZONEで練習していましたが、2026年の試合はウイルソンのままです。
Q. ラドゥカヌと同じラケットは買える?
A. 2026年発売のブレードプロ100 V10が、スチーム100と同じ型なので一番近いです。
Q. ラドゥカヌのストリングは?
A. ルキシロン アルパワーです。以前は横糸にナチュラルなどを使うハイブリッドでした。
まとめ
- ラドゥカヌ選手の塗装はブレード、中身はスチーム100(16×20・27.25インチ)のプロストック。
- ガットありで約323g、3時・9時に鉛と、軽めのセッティング。
- 2025年末にEZONEを試したが、2026年もウイルソンのままで、クイーンズで決勝進出。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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参考(確認日:2026年10月18日)
- Talk Tennis「Emma Raducanu hitting with an Ezone racket in Perth」(2025年12月〜2026年1月)
- Talk Tennis「Players using Wilson Steam 100 16×20」
- Talk Tennis「Steam 100/Blade Pro 100」(2026年)
- Talk Tennis「Sponsorship Changes for 2026!」
- Dad Racket:Emma Raducanu’s Racquet Setup
- Tennisnerd:Emma Raducanu’s new racquet(2026年1月)
- Wikipedia:Emma Raducanu(成績・用具)
- Getty Images:Emma Raducanu(2026年クイーンズ決勝)

