【メーカー別】DUNLOP(ダンロップ)のテニスラケットの特徴と印象|シリーズ別の打感・選び方まとめ

DUNLOP(ダンロップ)のテニスラケットの特徴と印象 テニス

どうもじょりじょりです。

メーカー別にラケットの印象をまとめるシリーズ、5回目はDUNLOP(ダンロップ)です。

ダンロップは「玄人好み」という言葉がしっくりくるメーカーです。筆者もFX500ツアーは2020・2023・2025と3世代使ってきましたし、SX300、LX800ツアー、さらにMAX200Gやダイアクラスター RIM2.0といった昔の名器まで打ってきました。

この記事では、実際に使ってきた感想をもとに、ダンロップの特徴とシリーズごとの違いをまとめます。

5メーカーを横並びで比較したい方は、5大メーカー総まとめ|違いと選び方からどうぞ。

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結論:DUNLOPは「癖がなく、使い込むほど良さが分かる」メーカー

・独特の柔らかい打感で、変な弾きがない
・他メーカーの同スペックより飛びが控えめで、コートに収まる
・ボレーの安定感が高い
・癖がないので、他メーカーから移りやすい

・一撃のパワーや強烈なスピンは他メーカーに劣る
・使っている人が少なく、試打できる場所が限られることも

派手さはないですが、一度ハマるとずっと使い続ける人が多いメーカーですね。


DUNLOPというメーカーの立ち位置

ダンロップはイギリス発祥のブランドで、日本ではタイヤでもおなじみの住友ゴム工業が展開しています。以前はスリクソンブランドでラケットを出していましたが、今はダンロップにまとめられています。

長い歴史の中で

・MAX200G
・RIMシリーズ
・バイオミメティック

など、名器を数多く生み出してきたメーカーです。

昔は赤いRIMを使っている人だらけだったんですけどね。ピュアドライブやピュアアエロ、VCOREが出てきてから、いつの間にかシェアが減っていった印象です。

使用プロではジャック・ドレイパー選手が有名です。


DUNLOPラケット全体に共通する印象

① 独特の柔らかい打感

ダンロップラケットの最大の特徴は、独特の柔らかい打感です。

・変な弾きがない
・芯の感覚が分かりやすい
・柔らかいけど、面はしっかりしている

ヨネックスのマイルドさとはまた違った柔らかさで、バイオミメティック200プラスを使った時も、柔らかさがありつつ面ブレのないしっかり感があって最高の打感でした。

② 飛びすぎず、コートに収まる

ダンロップは全体的に

・飛びすぎない
・収まりが良い

モデルが多く、「まずコートに収めたい」プレーヤーに向いています。

FX500もSX300も、他メーカーの同スペックのラケットと比べると飛びは控えめです。試合でのミスを減らしたい人、ラリーを重視する人にはかなり相性が良いですね。

③ ボレーが安定している

これは筆者が特に推したいポイントです。

FX500ツアーの歴代比較をした時も、3世代ずっとボレーは優秀でした。2020年モデルは面ブレがほぼゼロで足元の処理も浮かず、筆者はこのボレー性能に惚れて使っていました。

④ 疲れてからが強い

SX300 2025を使って感じたのが、疲れてからの性能の良さです。

アマチュアの筆者はスタミナがそこまでないので、試合の後半は振れなくなってきます。そんな時に、軌道を高くして逃げたり、テンポを上げてポイントを早く終わらせたりと、融通の利くアシストをしてくれるのがかなり助かりました。


主要シリーズ早見表

シリーズ立ち位置飛び軌道筆者のひとこと
CXコントロール系控えめ低め一番ダンロップっぽいシリーズ
FXパワー系普通中くらい癖がなくボレー◎。ダンロップで一番好き
SXスピン系普通高め疲れてからが強い。丁寧に配球する人向け
LX軽量デカラケよく飛ぶ中くらいダブルスやベテランの方に

主要シリーズ別の印象

CX(シーエックス)

ダンロップの中核を担うコントロール系シリーズです。CX400などダンロップの中では使っている人が一番多いイメージですね。

印象

・低めの弾道
・高いコントロール性能
・競技志向

赤いRIMの印象もあって、一番ダンロップっぽいシリーズです。

・フラットドライブ
・ライジング
・テンポの速い展開

との相性が良く、Wilsonのプロスタッフやヘッドのプレステージが好きな人にも刺さると思います。

筆者は意外とCXのツアーモデル(95平方インチ)がマッチしていて、95にしては扱いやすく、かなり好みでした。またCX400ツアーは、Wilsonのブレード100 V10と近い印象で、軌道の上げ下げはCX400ツアー、しっかり打ち込むならブレード100といった違いです。

FX(エフエックス)

パワーと快適性を重視したシリーズです。バボラのピュアドライブ、ヨネックスのEZONEの位置にあるラケットですね。

印象

・反発力はありつつマイルドな打感
・癖がなく、打ち込んでいける
・ボレーがとにかく良い

FXはフラットなど前への推進力が強いラケットで、100も98も打ち込んでいけて扱いやすいです。

・楽に深いボールを打ちたい
・ピュアドライブだと硬い・飛びすぎる

という人にピッタリですね。

98平方インチのFX500ツアーは、世代ごとに性格が少しずつ変わっています。

モデル打感特徴
2020年やや硬め・叩けるボレー最高。フラット系なのに回転系サーブが曲がる笑
2023年柔らかく包み込む癖のない万能型。叩き込んでも入る安心感
2025年柔らかさ+弾きフラットドライブ寄り。フラットサーブが得意

FX500ツアー 2025は98平方インチのど真ん中に位置するラケットで、ピュアアエロ98ほどのアシストはいらないけど100まではいらない、という人に使いやすいです。

このシリーズは本当に癖がなく、ダンロップの中では一番好きですね。

SX(エスエックス)

スピン性能を前面に出したシリーズです。

印象

・高回転
・高弾道
・ピュアアエロやVCOREほど尖っていない

SXはスピンラケットの中でも癖がなく、安定したスピンラリーやミスを減らす展開を好む人に向いています。

SX300 2020は癖のない黄金スペックで、しっかり使ってみたら2022年モデルの方が勝率が良かったりと、使うほど評価が変わったラケットでした笑

SX300 2025は前作より融通の利くアシストになっていて、個人的にはかなり当たりのモデルです。

実際の試合でも、SXを使っている人はラケットパワーに任せてどんどん打ってくるというより、丁寧に打ちにくいところに配球してくる人が多い印象です。ねじ込んでくるのはピュアアエロ使いに多いですね笑

LX(エルエックス)

軽量デカラケのシリーズです。

LX800ツアーは110平方インチで285gと、軽量デカラケにありがちな「打ち負け感」がなかったです。ダブルス中心でボレーでポイントを取りたい方、昔ほど激しく振るテニスは疲れるけどボールの威力は落としたくないベテランの方にオススメです。


昔のダンロップの名器

ダンロップは昔のラケットも本当に良いです。

ダイアクラスター RIM2.0は、ツアースペックなのに柔らかくて使いやすく、正直ヘッドのリキッドメタルラジカルより使いやすかったです。「名器ってこういうラケットのことなんだろうな」と思いました。

MAX200Gも今使うには大変ですが、古き良き感触を楽しめます。中古で見かけたら一度打ってみてください。


DUNLOPが向いているプレーヤー

・柔らかい打感のラケットが好き
・堅実なプレーでミスを減らしたい
・ボレーの安定感が欲しい
・人と被らないラケットを使いたい

・一撃必殺のパワーが欲しい
・速く跳ねるスピンボールで押し込みたい

パワーやスピンを最優先するなら、バボラやヨネックスの方が合う可能性があります。


5大メーカー比較

ここまでのシリーズでまとめてきた5メーカーを一覧にするとこんな感じです。

メーカー強み打感一言で言うと
Wilson打感・コントロール柔らかく情報量が多い打った通りに飛ぶ正統派
Babolatパワー・スピン弾き感が強め攻撃力を最大化
YONEX安定感・スイートスポットマイルド試合で強い
HEADバランス・面ブレの少なさやや硬めでシャープ試合を組み立てる
DUNLOP柔らかさ・収まり独特の柔らかさ裏切らない相棒

自分に合うメーカーが分からない人は、ラケット性能マップやテニスラケット診断も使ってみてください。


よくある質問

Q. ダンロップで最初に選ぶならどのシリーズ?

癖のない黄金スペックが欲しいならFX500かSX300です。98平方インチならFX500ツアーが一番扱いやすいと思います。

Q. 昔のスリクソンとダンロップは違うメーカー?

どちらも住友ゴム工業のブランドで、今はダンロップに統一されています。昔のスリクソン Revo CV3.0Fのように、今のダンロップにつながるモデルも多いです。


まとめ|DUNLOPは地味だけど信頼できる相棒

ダンロップのラケットを一言で表すなら、

裏切らないメーカー

です。

派手な性能アップは感じにくいかもしれませんが、

・使い込むほど味が出る
・癖がないので他メーカーから移りやすい
・ボレーと収まりの良さで試合を安定させてくれる

使っている人は少なくても、その人たちはずっとダンロップを使い続けているイメージです。それだけ一度ハマると離れられないメーカーなんだと思います。

ほかのメーカーとの違いや、プレースタイル別・レベル別のおすすめは5大メーカー総まとめにまとめています。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

他のメーカーはWilson(ウイルソン)編、Babolat(バボラ)編、YONEX(ヨネックス)編、HEAD(ヘッド)編からどうぞ。

じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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