どうもじょりじょりです。
今日はニック・キリオス選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
キリオス選手はオーストラリアの選手で、2022年のウィンブルドンでは決勝まで勝ち上がりました。その後はケガでほとんど試合に出られませんでしたが、2026年1月のブリスベンで復帰。6月のシュトゥットガルトではムテ選手に勝ち、7月のウィンブルドンではダブルスに出ています。
塗装はヨネックスのEZONE 98ですが、中身はジュニアのころから使っているEZONE Xi 98と言われています。10年以上前のモデルに、新しい塗装をかぶせて使い続けているわけです。
※2026年11月5日時点の情報です。プロのラケットの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はEZONE 98、中身は昔のEZONE Xi 98(16×19)
- ジュニアのころから同じ型を使い続けていると言われている
- オークションで買った試合使用ラケットを計った人によると、張り上がりで336g・スイングウェイト317・バランス31.0cm
- 2022年の写真では、バンパーの下に鉛が貼ってあるのが見つかっている
- グリップはレザーグリップ+オーバーグリップ、振動止めはなし
- ストリングはポリツアープロ 1.20。テンションは55ポンドくらいと言われているが未確認
キリオスの使用ラケット
キリオス選手はプロになってからずっとヨネックス一筋です。試合で見えるのは最新のEZONE 98の塗装ですが、海外の掲示板Talk Tennisでは「中身はEZONE Xi 98をジュニアのころから使っている」と何度も話題になっています。
Embed from Getty Images中身はEZONE Xi 98
2023年には、キリオス選手の実際のラケットを持っている人が「2018年のEZONE 98の塗装をしたXi 98のプロストックだ」と書き込んでいます。メキシコのアカプルコ(2022年)で使っていた塗装のラケットです。
Xi 98は今のEZONE 98よりフレームが少し薄いと言われていて、打感もしっかりしています。2025年のEZONE 98は顔の形がXi 98にかなり近くなったという声もあるので、今の市販品でも近い感じはつかめると思います。
試合で使ったラケットを計った数字
2024年3月に、オークションでキリオス選手のアカプルコ塗装のラケットを買った人が、スペックを計ってTalk Tennisに書き込んでいます。
| 項目 | 計った数字(張り上がり・オーバーグリップ込み) |
|---|---|
| 重さ | 336g |
| スイングウェイト | 317(別の機械では322) |
| バランス | 31.03cm |
| ストリングパターン | 16×19 |
プロとしては、スイングウェイトがかなり低めです。ただ、試合で使い込んだラケットなのでバンパーがすり減っていて、新品のときはもう少し高かったのでは、という意見もありました。ストリングがポリツアープロの1.20という細いゲージなのも、スイングウェイトが低めに出ている理由のひとつです。
別の持ち主からは「市販品よりフレームが柔らかい(しなる)」という話も出ています。キリオス選手は肘を痛めていた時期もあるので、柔らかめの中身にしているのかもしれません。
バンパーの下の鉛とレザーグリップ
2022年11月には、キリオス選手のラケットの写真から「バンパーの下に鉛テープが貼ってある」と話題になりました。4gくらいでは、という声もあります。本人は自分で重りは足していないと話しているそうなので、メーカー側で調整しているのかもしれません。
グリップはヨネックスのプロ用のレザーグリップに、オーバーグリップを巻いています。レザーグリップは普通の合成グリップより重いので、手元が重くなってバランスが31cm台と、かなりトップライトになっています。振動止めは付けていません。
2023年には黒塗りのラケットも
2023年3月、ケガで休んでいる間に、キリオス選手がInstagramのストーリーで黒塗りのラケットを打っている姿を見せていました。リハビリ中に別のラケットを試していたのかもしれませんが、その後の試合ではまたEZONE 98の塗装に戻っています。
今の市販のEZONE 98のスペックは次のとおりです。
| 項目 | 市販 EZONE 98 |
|---|---|
| フェイスサイズ | 98平方インチ |
| 重さ(ガットなし) | 305g |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 長さ | 27インチ |
キリオスの使用ストリング
ストリングはヨネックスのポリツアープロ 1.20と言われています。もともとはルキシロンのアルパワーフルオロを使っていましたが、今はヨネックスで統一しているようです。
テンションは55ポンド(25kg)くらいと紹介している海外のサイトもありますが、どこで聞いた数字なのかは確認できませんでした。参考程度に見てください。
EZONE 98とポリツアープロを使った僕の感想
2022年のEZONE 98を試打したときは、前作よりスピンがかかりすぎなくなって、軽く振っても飛んでくれる扱いやすい98という印象でした。ボレーはEZONEらしく弾きと柔らかさがあって、スイートスポットも広く、どんなボールにも対応しやすかったです。
ポリツアープロは、僕がいろいろ試しても結局戻ってくる定番のポリです。弾き・柔らかさ・スピンのバランスが良くて、張りたてはコシがあり、1〜2週間すると柔らかくなってホールド感が出てきます。テンション維持は高いポリほど良くないですが、キリオス選手のように細いゲージで張ると、もっと食いつきが出ると思います。
【YONEX】EZONE 98(2022)インプレ|スピンのかかりすぎが解消、スイングに合わせて飛んでくれる98
【YONEX】ポリツアープロ インプレ|困ったらこれ、結局戻ってくる定番ポリ
市販でキリオスのセッティングに近づけるなら
- ラケット:EZONE 98(16×19)。今のモデルは顔の形がXi 98に近いと言われている
- グリップ:レザーグリップに替えると、手元が重くなってキリオス選手に近いバランスになる
- ストリング:ポリツアープロ 1.20
- テンション:55ポンドくらいと言われているが、硬く感じたら下げる
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よくある質問
Q. キリオスのラケットは?
A. 塗装はヨネックスのEZONE 98ですが、中身はジュニアのころから使っているEZONE Xi 98のプロストックと言われています。
Q. キリオスのラケットの重さは?
A. 試合で使ったラケットを計った人によると、張り上がりで336g、スイングウェイト317、バランス31.03cmでした。
Q. キリオスのストリングは?
A. ヨネックスのポリツアープロ 1.20と言われています。テンションは55ポンドくらいという情報がありますが未確認です。
まとめ
- 塗装はEZONE 98、中身はジュニアのころからのEZONE Xi 98
- 張り上がり336g・スイングウェイト317と、プロとしては軽めの振り抜き重視
- バンパー下の鉛とレザーグリップで調整
- ストリングはポリツアープロ 1.20
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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