どうもじょりじょりです。
今日はアマンダ・アニシモワ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
アニシモワ選手は2025年にウィンブルドンと全米オープンで準優勝した、今のWTAでもトップクラスのハードヒッターです。2026年10月時点のランキングは18位前後。
使っているのはウィルソンのブレードの塗装のラケットですが、中身は2012年のモデルスチーム100(16×20)と言われています。この型、実はWTAではかなりの人気モデルなんです。
※2026年10月17日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
▶ ほかの選手の使用ラケットは「プロ選手の使用ラケット一覧」で探せます
この記事のポイント
- 塗装はウィルソン ブレード、中身はスチーム100(2012年・16×20)と言われている
- もとはバボラのピュアドライブを使っていて、2022年に黒塗りのスチーム100を経てウィルソンへ
- スチーム100はWTAのトップ100に10人以上使っている選手がいる人気の型
- この型は2026年にブレードプロ100 V10として市販で復活した
- ストリングはルキシロン アルパワーと言われている(太さを変えたポリ×ポリのハイブリッドという話も)
アニシモワの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年9月の全米オープン(3回戦・ポタポワ戦)のものです。緑のブレードの塗装を使っています。
バボラのピュアドライブから、黒塗りのスチーム100へ
アニシモワ選手は、2021〜2022年ごろまではバボラのピュアドライブを使っていて、ピュアドライブの「顔」と言われるくらいの選手でした。
2022年の始めには、ロゴを隠した黒塗りのラケットで試合に出ていて、海外の掲示板Talk Tennisでは「中身はウィルソンのスチーム100」と話題になりました。そのあと正式にウィルソンと契約して、ブレードの塗装で使うようになっています。
掲示板では「アニシモワ選手は自分でもパワーがあるので、もう少しコントロールと打感の良いラケットが欲しかったのでは」という見方が多かったです。
中身はスチーム100(2012年・16×20)
スチーム100は2012年ごろに発売されたモデルで、100平方インチ・16×20・少し長い27.25インチという、ちょっと変わったスペックのラケットです。市販はとっくに終わっていますが、WTAではブレードの塗装の下でこの型を使っている選手がたくさんいます。
Talk Tennisでは、スチーム100を使っている選手をまとめたスレッドがあって、2025年4月時点で「トップ100に13人、トップ25に5人」。アンドレエワ選手、バドサ選手、オスタペンコ選手、ラドゥカヌ選手などと並んで、アニシモワ選手も入っていました。2025年のドーハの決勝(オスタペンコ戦)や、2026年のインディアンウェルズ(ラドゥカヌ戦)は「スチーム100対決」と呼ばれていたくらいです。
ちなみに、昔はメインのグロメット(ストリングを通す穴の部品)が白い4本になっているのがスチーム100の見分け方でしたが、今は塗装が変わって見分けにくくなっているそうです。
2026年に「ブレードプロ100」として復活
2026年4月、ウィルソンはこのスチーム100の型をブレードプロ100 V10として市販で復活させました。プロが使い続けている型を、そのまま一般向けに出した形ですね。ウィルソンのブレードV10の宣伝では、サバレンカ選手やメンシク選手と並んで、アニシモワ選手、アンドレエワ選手、ムボコ選手なども登場していました。
なお、掲示板には「スチーム99では」「ブレードのプロストック(H22)では」という書き込みもありますが、少数派です。この記事では、多くの人が言っているスチーム100で書いています。
アニシモワの使用ストリング
ストリングはルキシロン アルパワーと言われています。バボラ時代はRPMブラストを使っていたので、ウィルソンに変えたタイミングでストリングもウィルソン傘下のルキシロンに変えたようです。
2025年の全米オープンでは、イギリスのテレビの張り替えの特集で「縦アルパワー1.25(か1.20)を53ポンド、横アルパワー1.15を52ポンド」と紹介されていた、という話が海外のサイトのコメント欄に書かれていました。Talk Tennisでも、決勝のアニシモワ選手のラケットの写真に「ポリ×ポリのハイブリッドだらけ」という反応がありました。
同じアルパワーでも、横糸だけ細い1.15にして食いつきを良くしている…ということなら、かなりこだわったセッティングです。ただ、テレビの内容を直接確認できたわけではないので、未確認の情報として見てくださいね。
スチーム100とアルパワーを使った僕の感想
僕はスチーム100(2012年モデル)を打っています。アニシモワ選手の中身と同じ型です。
程よいアシストがあって、球際でも助けてくれるのに、しっかり振ってもコートの中に収まってくれるラケットでした。全部のショットが高水準で苦手なショットがなく、16×20なので16×19でたまにある暴発もありません。少し長い27.25インチなので、サーブのパワーも出ます。アニシモワ選手のように、とにかく強く叩いていく選手が使いたくなる理由がよく分かりました。
アルパワーは、打感もボールの質も「なぜプロが使い続けるのか」が分かるポリです。ボールがしっかり伸びるので、ニュートラルなラリーから優位に立ちやすいです。スチーム100の素直さとアルパワーの伸びは、かなり相性が良いと思います。
▶ 【Wilson】Steam 100(2012)インプレ|BLADE PRO 100 V10として復活した女子プロ人気モールド
▶ 【ルキシロン】アルパワー インプレ|なぜプロは使い続ける?発売30年でも色あせない名作
市販でアニシモワのセッティングに近づけるなら
- ラケット:市販のブレードプロ100 V10。中身はスチーム100と同じ型なので、2026年は新品で一番近いラケットが買える
- ストリング:ルキシロン アルパワー。横だけ細めにするとアニシモワ選手のセッティングに近い
- テンション:縦横ほぼ同じか、横を1ポンド下げるくらい。一般の人は縦48・横47ポンドくらいから
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よくある質問
Q. アニシモワのラケットは?
A. 塗装はウィルソンのブレードですが、中身は2012年のスチーム100(16×20)と言われています。
Q. アニシモワと同じラケットは買える?
A. 2026年にスチーム100の型がブレードプロ100 V10として市販で復活したので、新品で一番近いラケットが買えます。
Q. アニシモワのストリングは?
A. ルキシロン アルパワーと言われています。2025年の全米では縦と横で太さを変えたアルパワーのハイブリッドという話もあります(未確認)。
Q. アニシモワは前はバボラだった?
A. はい。2022年ごろまではバボラのピュアドライブを使っていて、2022年に黒塗りのスチーム100を経てウィルソンに変えました。
まとめ
- アニシモワ選手の塗装はブレード、中身はスチーム100(2012年・16×20)と言われている。
- スチーム100はWTAで大人気の型で、2026年にブレードプロ100 V10として復活。
- ストリングはルキシロン アルパワー。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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参考(確認日:2026年10月17日)
- Talk Tennis「Players using Wilson Steam 100 16×20」(2024〜2026年)
- Talk Tennis「Why did Babolat let Anisimova get away for Wilson?」(2026年2月)
- Talk Tennis「Anisimova With Blacked-Out Racquet?」(2022年1月)
- Talk Tennis「Steam 100/Blade Pro 100」(2026年)
- Talk Tennis「Anisimova strings ?」(2022〜2025年)
- Getty Images:Amanda Anisimova(2026年全米オープン)


