【バボラ】使いやすさ〇 初級から上級まで 新作 ピュアアエロ 2022 2023 インプレ レビュー 評価 感想 人気シリーズ 名器

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インプレッション

どうもじょりじょりです。

今回は8月に発売された新作 ピュアアエロ 2022のインプレになります。

ポイント

・前作よりもスピン量は減った

・フラット系の球は打ちやすくなった

・前作ユーザーは慣れるのに時間がいるかも

・逆にアエロプロドライブからの乗り換えはスムーズ

・飛びも抑えられて個人的には使いやすい

・怪我持ちの方は試打から試すのがオススメ

デザインもガラッと変わってカッコ良くなってます。

今回は黒を基調として落ち着いた感じで個人的にはかなり好きなデザインです。

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じょりじょり

東北出身、テニス歴9年、釣り歴5年になります。

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。

年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えてます。

メイン:テクニファイバー t-fight 315 isoflex
使用ストリング:テクニファイバー レーザーコード 48ポンド 

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使用選手

カルロス・アルカラス選手

Embed from Getty Images

中身はピュアアエロVSで98平方インチのものになります。

デザインだけ新作になっていますね。

テクノロジー・変更点

テクノロジー

https://www.babolat.com/jp/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%AD-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AA%E3%81%97/101481.htmlより引用

ラケットのフレームにおける戦略的なポジションにアマを加えることで、振動を最適に和らげ、音の質と明瞭さを向上させ、類まれな打球感をもたらします。

https://www.babolat.com/jp/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%AD-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AA%E3%81%97/101481.htmlより引用
https://www.babolat.com/jp/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%AD-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AA%E3%81%97/101481.htmlより引用

新たなストリングパターンは、ゲームの激しさに合わせています。フレームの6時と12時の位置にあるスピングロメットは、ストリングの動きとスピンを促進します。ウーファーシステムがボールとストリングの接触時間を延ばすことで、グリップ感と打球感がさらに向上しています。

https://www.babolat.com/jp/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%AD-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AA%E3%81%97/101481.htmlより引用
https://www.babolat.com/jp/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%AD-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AA%E3%81%97/101481.htmlより引用

空気力学を追求したフレームにバンパーとグロメットを取り付けることで、ラケットヘッドの速度が増し、スピン性能をさらに向上させます。

https://www.babolat.com/jp/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%AD-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AA%E3%81%97/101481.htmlより引用

変更点

アエロプロドライブ時代のストリングパターンに戻すことで打球感をわかりやすくしたとのことです。

実際に張っていても旧作のアエロはメインの7穴、9穴にクロスを張るためストリングの幅が広がりやすくなっていましたが、

今作のアエロは8穴、10穴にクロスを張るように変わっており真ん中が密になっていました。

スペック

フェイスサイズ:100

重さ:300g

スイングウェイト:290

フレーム厚:23ー26-23

RA:69

完全な黄金スペックになっています。

RAはSX300より1固めの69なのでより硬くなっています。

セッティング

ブラックコードを縦50ポンド、横48ポンドで張りました。

ウィルソンのシンセティックパワーも張りましたが男性はポリの方がラケットの良さが出る気がしました。

怪我が不安な方は縦ポリ×横ナイロン、問題ない方は単ポリが良いと思います。

インプレ

youtuberさんのインプレ

ぬいさんぽさんもべた褒めされています。

僕もこのラケットは本当に良いと思います。

ストローク性能

打感

前作と比べ柔らかくなりました。

前作は打球感は柔らかいけどフレームは硬いからカンカンした感じがありましたが、今回は包み込むような重ための打感になっています。

ただ打ち方によって硬さを感じました。

僕はフラットドライブ寄りのスイングなのでその時はずっしりとして柔らかい打感でした。

擬音を使うとボスンという感じです。

意識して擦ったスピンをかけにいくと引っ掛かりを感じるので硬さは出てくるなという感触でした。

アエロプロドライブに近づいたということで打感も似るかなと思いましたが、

やっぱりむき出しウーファーの打感は再現できていなかったです。

スピン性能

前作よりかは確実に落ちてます。

しかし何だかんだアエロなのでボックス系とかに比べるとしっかりスピンはかかります。

落ちたというより、前のアエロはフラットドライブが打ちにくく、擦ったスピンがかなり打ちやすかったのでスピン量が多めになっていたのに対し、

今作はどのスイングでも打ちやすくなっているので擦らなくても良くなったから、スピン性能が落ちたと感じるのかもしれません。

筆者はいつもt-fight rs305を使っているのでかなりかかるなという印象でした。

飛び

前作よりも抑えられてコントロールしやすくなってます。

前作はたまに暴発していましたが、今回はそんなこともなく、黄金スペックの中では普通の飛びになります。

ピュアドライブよりは飛ばずにその他マイルド寄りのNOVA100よりかは飛ぶという、

暴発が少ない飛びになっています。

ストローク総評

個人的にはかなり高評価でした。

星をつけるなら4.5くらいですね。

しっかり振っても落ちるのと、状況に合わせてスイングを変えたらその通りのボールがいくので

かなり気に入りました。

前作のスピン性能が好きだった方は合わないと思いますが、

アエロプロドライブの打感を抜きにして性能が好きだった方はかなり合うと思います。

打感はむき出しウーファーではないのであの掴むような最高の打感はありませんでした。

ただ性能はかなり似ていたので打感を許容して頂けたら乗り換えは可能です。

ボレー

最高

ボレーは最高でした。

黄金スペックならではの当てるだけで良いボレーが返るのもありますが、暴発が本当になかったです。

意図しない暴発がなかったのでかなりボレーが打ちやすくなっていました。

コースも狙いやすく、ダブルスが多い方はボレーでこのラケットを選択するのはオススメです。

ドロップボレーも打ちやすくタッチの感触もかなり良かったです。

サーブ

前作と性能自体は変わった気はしませんでした。

しかし前作も含め元々速度、回転ともに高い性能を持っているラケットだったので、

安定感が増してかなり打ちやすく感じました。

アエロの良さは回転もかかりながらかなり速度が出るのでサーブを武器にできるため、

サーブ&ボレーもかなり行いやすいです。

サーブに関しては申し分ない性能で、特に不満はありませんでした。

試合

ダブルス

シングルス、男ダブ、ミックスで1ヶ月間メインでしっかり使いました。

試合で良かった点

・サーブ&ボレーがかなり行いやすい

・ボレーの許容範囲が広く、手堅いプレーも行いやすい

・ボレーは最高クラスに打ちやすい

・ある程度振ればかなり飛んでくれるのでメインだったt-fightよりも疲労感も少ない

・粘る時と攻める時のオンオフが行いやすい→スピン量などショットの細かい調整がしやすい。

試合で使いにくかった・慣れが必要な点

・ストロークがたまに暴発する

・前作より軌道は上がらなくなったとはいえ軌道は何だかんだ上がる

・カスタムなしだと少し打ち負ける?感覚がたまにあり→最初だけでした。

正直ここがダメという点はなく、素晴らしいラケットでした。

雁行陣の時はストロークで押せて、並行陣の時はボレーで相手を動かせるので

ダブルスでは申し分ない性能です。

軌道だけはどうしてもなところはありましたが、前作より回転がかからない分めちゃくちゃ上がるわけではないので慣れたら問題ありませんでした。

似たスペックとの比較

SX300(2020)

旧作のSX300はストリングパターンの真ん中が密になっており、今作のピュアアエロとかなり似ています。

その他のスペックもほぼ同じだったので使い比べてみました。

SX300(2020)との比較

スピン性能 ピュアアエロ

打感の柔らかさ SX300

飛び ピュアアエロ

サーブ速度 ピュアアエロ

パワーは完全に新作のアエロでした。

ただ2020のSX300は飛びは落ち着いているので暴発の心配はかなり少なく、

今作のアエロも飛びすぎという方は中古でも安く出回っている旧作のSX300はオススメです。

SX300の2022はピュアアエロ2018に近くなっています。

SX300とアエロで迷っている方は

・コントロール志向⇒ピュアアエロ2022かSX300(2020)

・スピン性能⇒ピュアアエロ2018はSX300(2022)

この組み合わせで比較して気に入った方を使うのがオススメです。

SX300もアエロも新作はそれぞれコンセプトが違うので別物だと思います。

新作のどっちかで迷っている方は比較するよりかは何を求めるかで決めるとスムーズに決まるかと思います。

SX300 2022のインプレはこちらからどうぞ!

歴代アエロと比べて

2016くらいからピュアアエロになりました。今作を含め3世代でています。

比較

打感の柔らかさ⇒2022≧2016>2018

弾き⇒2018>2016>2022

ラケットパワー(飛びの強さ)⇒2016>2018>2022

2016年のアエロが一番パワーがありますね。

柔らかさは一緒くらいですが2022はボワンとした感じで2016はねっとり張り付く感じで柔らかいのでそこは好みが分かれると思います。

試合で使うなら2016か2022だと思います。

まとめ

良かった点

・前作よりも癖がなくなり、万能な性能になった

・ボレー、サーブがかなり良くダブルスで素晴らしい性能

・脱力して振れれば省エネでテニスができる

・打感以外はアエロプロドライブなので2013年以前のユーザーは乗り換えやすい

個人的なマイナスな点

・外すと振動が他のラケットに比べてもあるので手首、肘の怪我ありの方にはあまり良くないかも(実際手首は少し痛くなった)

・ストリングで性能がかなり変わるのでマッチングする性能を見つけないといけない

・305g以上を使っている方は軽く感じる

・前作が気に入っていた方は乗り換えにくいかも

・力んでフルスイングしていると連戦は辛いかも

性能は申し分なくかなり気に入ったのでずっとメインにしています。

しかし筆者はtfcc損傷持ちなのでしっかり使った後に手首が怪しい感じがしました笑

なので怪我持ちの方はある程度使ってから自分の体の調子をみてからの方が良いと思います。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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