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【ダンロップ】LX800 2024 インプレ・評価|軽く振って飛ぶ楽ラケ、ボレーは置くだけでダブルスが楽しい

ダンロップ LX800 2024年モデル 試打インプレ・評価 テニス
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どうもじょりじょりです。

今回はダンロップの厚ラケ「LX800 2024年モデル」を打ってきたので、インプレをまとめます。

LX800は110平方インチ・255g・バランス355mmの、軽くてトップヘビーないわゆる「楽ラケ」。普段300gの黄金スペックを使っている筆者が、ストローク・ボレー・サーブ・シングルス・ダブルスまで一通り試して、「どんな打ち方なら活きるのか」「誰には合わないのか」を正直に書いていきます。

ダンロップ LX800 2024年モデル オムニコートで試打
ダンロップ LX800(筆者が試打したラケット)
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結論:全体を通して楽。前に出てこそ楽しいラケット

先に結論です。LX800は全体を通して楽なラケットでした。打感は柔らかめで、合わせるだけのスイングでもしっかり飛んでくれます。

ただし、しっかり振り抜いてガンガン打つラケットではありません。薄めのグリップで丁寧にコースを突き、サーブ&ボレーやリターンダッシュで前を取ると、このラケットの楽さがそのまま強みになります。特にダブルスは結構楽で楽しかったです。

項目LX800 2024の評価
打感柔らかめ
軌道割と高めに出やすい。横振りならある程度低めも打てる
飛び合わせるスイングでもしっかり飛ぶ
スピンかかるけど、スイングでかけていくラケットではない
おすすめのグリップ厚いグリップより薄いグリップ(イースタンくらい)
ボレーかなり楽。面を置いておくだけでOK、オフセンターも誤魔化せる
サーブ軽く振ってもスピードが出る。回転をかけて打つのが一番良い
シングルス意外といける。ただし丁寧にコースを突くスタイル限定
ダブルス結構楽で楽しい

※あくまで筆者の感想です。


スペック

項目LX800 2024年モデル
フェイス面積110平方インチ
重量255g(フレームのみ・平均)
バランス355mm(フレームのみ・平均)
長さ27.0インチ
フレーム厚26-27-26mm
ストリングパターン16×18
推奨テンション40〜55ポンド
主なテクノロジーパワーブーストグルーブ、制振ゴム(バイブロシールド)、ソフトグロメット
品番DS22407
発売日2024年9月14日
メーカー希望小売価格41,800円(税込)※実売はショップにより異なる

※メーカー・販売店の公表値です(2026年11月確認)。購入前は販売店のページで最新情報を確認してください。

数字を見ると、255gと軽いのにバランスは355mmとかなりトップ寄り。軽さで振り抜きやすく、ヘッド側の重さと110平方インチの面の大きさでボールを飛ばしてくれる、典型的な「楽に飛ばす」設計です。

メーカーのリリースによると、前作(2021年モデル)からは長さが27.5インチから27.0インチに短くなっています。販売店の説明でも、取り回しの良さ、特にネット前での扱いやすさが挙げられていて、後で書くボレーの印象とも合っていました。

テクノロジー

パワーブーストグルーブは、グロメット下の中央に溝を作ってストリングがたわむ量を増やす構造で、メーカーは前作比でたわみ量+9%としています。また、制振ゴムとソフトグロメットで振動減衰率が前作比+32%とのこと。柔らかめの打感は、このあたりの作りも効いているのだと思います。

レーダーチャート

ダンロップ LX800 2024 レーダーチャート

※筆者の感想のため、使う人によって差はでます。参考程度にお願いします。

セッティング

※試打時のストリング・テンションは記録がないため記載していません。

ストローク:柔らかい打感で、合わせるだけでしっかり飛ぶ

打感

打感は柔らかめです。110インチの厚ラケと聞くと弾き感の強い硬い打感を想像するかもしれませんが、LX800は柔らかめでした。

飛び

飛びは十分です。大きく振らなくても、合わせるスイングでしっかり飛んでくれます。自分でパワーを出さなくてもボールが飛んでいくので、「楽ラケ」という言葉の通りでした。

軌道とスピン

軌道は割と高めに出やすいです。ただ、ラケットを横に振る(横振り)と、ある程度低めの軌道も打てました。

スピンもかかります。ただ、スイングスピードでガンガン回転をかけていくラケットではないという印象です。厚いグリップで下から上に強く振り上げるより、合わせて運ぶ打ち方の方がこのラケットの良さが出ます。

グリップは厚いより薄めがおすすめ

以上の理由から、厚いグリップより薄いグリップの方がおすすめです。イースタンくらいの薄めのグリップで、面を合わせて運ぶように打つ方がこのラケットには合っていました。

ボレー:面を置いておくだけでOK、オフセンターにも強い

ボレーはかなり楽でした。

面白かったのが打ち方で、基本のスライスをかけて運ぶボレーより、ボールの軌道にラケットを置いておく方が良かったです。飛ぶラケットなので、自分で振りにいくより、面を置いて飛びに任せる方が合うのだと思います。

また、オフセンターを結構誤魔化せます。110インチの大きな面のおかげで、少し芯を外しても球がしっかり返ってくれました。取り回しも良かったです。27.0インチに短くなったのも効いていると思います。

サーブ:軽く振ってスピードが出る。振りすぎは暴発注意

サーブは軽く振ってもスピードが出ます。

なので、スピードを出しにいくより、スライスやスピンなどの回転をかけて打つのが一番良かったです。スピードはラケットが出してくれるので、自分は回転をかけることに集中した方が活きるラケットだと思います。

ちなみに、しっかり振ったらもちろん暴発しました笑。フラットで思い切り叩きたい人には、飛びすぎて扱いにくいと思います。

シングルス・ダブルスでの使いやすさ

シングルス:意外といける。ただし丁寧にコースを突く人向け

シングルスは意外といけました。イースタンくらいのグリップで、丁寧にコースを突く感じで組み立てれば、軽さと飛びに助けられて意外と戦えます。

ただ、あくまで「意外といける」レベルです。若い人はもちろん、しっかり振っていくタイプの人には合いません。サーブでしっかり振ったら暴発したように、強く振るほど飛びすぎにつながりやすいので、ストロークで押し切りたい人は黄金スペックや重めのモデルを選んだ方がいいです。

ダブルス:結構楽で楽しかった

ダブルスは結構楽で楽しかったです。

見た目通り、突き球をガンガン打つラケットではありません。サーブ&ボレー、リターンダッシュ、リターンロブで前を取ると、このラケットの良さが一気に出ます。サーブは軽く振ってスピードが出て、ボレーは面を置くだけでよく、オフセンターも誤魔化せる。前に出るダブルスとの相性は良いと思います。


LXシリーズ・他モデルとの比較

同じダンロップのLXシリーズとスペックを比べるとこうなります。

項目LX800 2024LX800 TOURLX1000
フェイス面積110110115
重量255g285g255g
バランス355mm325mm360mm
フレーム厚26〜27mm26〜27mm26〜28mm
パターン16×1816×1816×18
長さ27.0インチ27.0インチ27.0インチ

※メーカー公表値(フレームのみ。LX1000は2026年6月の限定カラー発売時の公表値)。LX800 TOURは2026年6月13日発売の数量限定モデルです。

筆者が打ったのはLX800だけなので、他の2本は数字からの話になりますが、LX1000は面がさらに大きく、よりトップヘビー。LX800 TOURは30g重く、バランスも手元寄りなので、LX800より自分で振っていける人向けの設計です。今回「しっかり振ると暴発した」と感じた人は、TOURの方が合う可能性があります。

100インチ・300gのダンロップと比べたい人は、こちらも参考にしてください。

▶ 【徹底比較】ダンロップ CX400ツアー・SX300・FX500|100インチ・300gの3本を打ち比べ

▶ ダンロップ SX300 2025 インプレ・評価|飛ばない?前作との違いと疲れてからの強さ

LX800 2024がおすすめな人

  • 力を使わずに、楽に飛ばしたい人
  • ダブルスが多く、サーブ&ボレーやリターンダッシュで前に出たい人
  • ボレーで面を合わせるだけで返したい人
  • 薄めのグリップで、丁寧にコースを突くタイプの人
  • 柔らかめの打感が好きな人

逆に合わないかもしれない人

  • 厚いグリップで、しっかり振ってスピンをかけたい人
  • 突き球やフラットのサーブでガンガン攻めたい人(暴発しやすい)
  • シングルスでストロークを強く振り抜いていきたい若い人

よくある質問

Q. LX800は飛ぶ?
A. 飛びます。合わせるスイングでもしっかり飛んでくれます。逆に、しっかり振ると飛びすぎることがあります。

Q. 厚いグリップでも使える?
A. 使えなくはないですが、筆者は薄いグリップ(イースタンくらい)をおすすめします。スピンはかかるものの、スイングで回転をかけていくラケットではないので、面を合わせて運ぶ打ち方の方が合います。

Q. シングルスでも使える?
A. 意外といけます。薄めのグリップで丁寧にコースを突くスタイルなら戦えます。ただ、しっかり振っていく人には合いません。

Q. LX800 TOURとの違いは?
A. 面の大きさ(110インチ)は同じで、TOURは285gと30g重く、バランスも325mmと手元寄りです。LX800は「楽に飛ばす」、TOURは「もう少し自分で振っていける」設計です。

まとめ

LX800 2024は、柔らかめの打感で、合わせるだけでしっかり飛ぶ、全体を通して楽なラケットでした。

しっかり振り抜いて押すラケットではありませんが、薄めのグリップで丁寧にコースを突き、サーブ&ボレーやリターンダッシュで前を取れば、ボレーの楽さがそのまま武器になります。特にダブルスでは結構楽で楽しかったので、前に出るダブルスを楽しみたい人にはおすすめです。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

参考記事

【ダンロップ】FX500 2025(2026年モデル)インプレ・評価|サクサク乾いた打感で速いテンポ、ボレーとダブルスが強い黄金スペック

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じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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