PR

【現役時代】ハースの使用ラケット・ストリング|中身はPT57A、ダンロップ契約中にロゴを描いたヘッドで試合に

トミー・ハースの使用ラケット テニス
記事内に広告が含まれています。

どうもじょりじょりです。

今日は、トミー・ハース選手が現役時代に実際に使っていたラケットとストリングの紹介です。

ハース選手はドイツの選手で、2002年に世界2位、2000年のシドニーオリンピックでは銀メダル。ツアー優勝は15回です。きれいな片手バックハンドと、何度も大ケガから戻ってきた粘り強さで人気があり、35歳になった2013年にもミュンヘンとウィーンで優勝しました。2018年に引退し、今はインディアンウェルズ(BNPパリバ・オープン)の大会ディレクターをしています。

ハース選手のラケットは、契約がダンロップでもヘッドでも、中身は自分の好きな型を使っていたことで有名です。後半はヘッドの有名なプロストック「PT57A」でした。

※2026年11月2日時点でまとめた情報です。プロのラケットの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。

▶ ほかの選手の使用ラケットは「プロ選手の使用ラケット一覧」で探せます

スポンサーリンク

この記事のポイント

  • ジュニアのころはヘッド。ツアーに出てきたころはプロツアー630(PT57A)だったと言われている
  • その後はダンロップと契約。マッスルウィーブ200Gやホットメルト200Gの塗装で、中身はダンロップのプロ用の型
  • 2009年、ダンロップと契約中なのにヘッドのラケットにダンロップのロゴを描いて試合に出て、その年の全仏の途中で正式にヘッドへ
  • ヘッドでの中身はPT57A(プロツアー630)。塗装はマイクロジェルやユーテックIGのプレステージ
  • 2012年の全豪で16×19を試し、マイアミで18×20に戻したという話
  • ストリングは長くバボラのVSガットのフル張り。2004年は35/33kgというかなりの高テンション
  • 2009年ごろからナチュラルとポリのハイブリッドに

ハースの使用ラケット

Embed from Getty Images Embed from Getty Images

上の写真は、ダンロップ時代の2002年の全豪オープン(この大会でベスト4)と、ヘッドに変わった後の2013年のマイアミ(ベスト4)のものです。2013年は赤いプレステージの塗装ですね。

最初はヘッドのプロツアー630

ハース選手は、ジュニアのころはヘッドを使っていて、その後ダンロップと契約したと言われています。海外の掲示板Talk Tennisでは、ヘッドのラケットに詳しい人が「ハースはPT57A(プロツアー630)と長い付き合いがある。ツアーに出てきたころに使っていたのもそれ」と書いていました。

プロツアー630は、クエルテン選手やマレー選手も使った、ヘッドのプロストックの中でも一番有名な型です。品番の「PT57A」で呼ばれることが多いです。

ダンロップ時代:200Gの塗装で、中身はプロ用の型

2000年代前半のハース選手は、ダンロップのマッスルウィーブ200Gやホットメルト200Gの塗装を使っていました。2002年の全仏ではホットメルト、カナダではマッスルウィーブと、大会によって塗装が違ったこともあったそうです。

ただ中身は市販の200Gとは別物で、2004年の掲示板では「ブレイク選手などと同じ型で、プロツアー630に近い」という書き込みがありました。ほかにも「テクニファイバーのTF-335に近いダンロップの特注の型」「ブレイク選手、ベルディハ選手(ヘッドに移る前)と同じダンロップのプロ用の型」といった声があり、ダンロップの選手が共通で使っていたプロ用の型だったと見られます。

2009年:ダンロップのロゴを描いたヘッドで試合に

面白いのが2009年です。ハース選手は4月のヒューストン(全米クレーコート選手権)から、ダンロップとの契約が残っているのにヘッドのラケットにダンロップのロゴを描いて試合に出ていました。「マイクロジェル プレステージにダンロップのロゴが描いてある」と掲示板でも話題になっています。

そして全仏オープンの途中から、ロゴもヘッドに変わり、正式にヘッドへ移りました。掲示板では「ヘッドから契約を持ちかけられたのではなく、本人が自分で変えた」という話もありました。

このときのラケットは、塗装はマイクロジェル プレステージ(ミッドプラス)で、中身はPT57A(またはPT57E)と言われています。つまり、若いころに使っていたプロツアー630の型に戻ったということですね。

ヘッド時代:PT57Aを塗装だけ変えて

その後もハース選手は、塗装をユーテックIGのプレステージなど新しいモデルに変えながら、中身はPT57Aを使い続けました。2013年の掲示板では、「プロツアー630を、ユーテックIG プレステージ ミッドプラスの塗装で使っている。グロメットは黒いCAPシステム」と紹介されています。

同じスレッドでは、ストリングを通す溝がグロメットより長く伸びているのが、プロツアー630の型の見分け方という話も出ていました。また、ハース選手はグリップの形も特注だったそうです。

16×19を試して18×20に戻す

2012年の全豪オープンでは、同じPT57Aの16×19を試したそうです。ただ、3月のマイアミ(キービスケーン)では18×20に戻したと言われています。PT57Aは18×20で使う選手が多い型で、2015年の掲示板でも、ハース選手はシモン選手、ガルビス選手、ソデルリング選手などと並んで18×20の側に入っていました。

2016年、復帰に向けてスピードを試す

2016年には、ケガからの復帰に向けて、ヘッドが公開した動画でハース選手がスピードの塗装のラケットを試していました。掲示板では「ズベレフ選手が使っているIG スピードMP 18×20に見える」という声もありましたが、試合でどれを使ったかははっきりしません。

時期塗装中身と言われているもの
ツアーに出てきたころヘッドプロツアー630(PT57A)
2000年代前半〜2009年ダンロップ マッスルウィーブ200G・ホットメルト200Gダンロップのプロ用の型(プロツアー630に近い)
2009年〜ヘッド マイクロジェル プレステージ(4〜5月はダンロップのロゴ)PT57A(PT57Eという説も)
2012年〜ヘッド ユーテックIG プレステージ ミッドプラスPT57A 18×20(全豪だけ16×19)

ハースの使用ストリング

ハース選手は、長くバボラのVSガット(ナチュラル)のフル張りでした。そのテンションがかなり高くて、2004年のマイアミの大会のストリンガーの記録では、縦35kg・横33kg(約75/70ポンド)だったそうです。

2006年の掲示板では「34/32kg」という話のほか、「肩を痛めてからは27kgくらいに下げた」「1月の暑い日には34/33kgまで上げたこともある」という書き込みもありました。サンプラス選手のように、ストリングの摩擦を防ぐストリングセーバーも使っていたそうです。

そして2009年にヘッドへ移ったころから、ナチュラルとポリのハイブリッドに変えたと言われています。

プレステージとナチュラルを使った僕の感想

PT57Aそのものは打ったことがないのですが、近い時代のプレステージは何本か打っています。マイクロジェル プレステージ PROは、プレステージ独特の柔らかい打感で、ボールを潰しやすく、自然と重く伸びるボールが行くラケットでした。アシストはほぼないので、自分でしっかり振れる人向けですね。

もっと古いプレステージ ツアー600(クラシック600)は、しなりが本当にすごくて、芯を食った時の打感は最高でした。ただ弾道は上がらず重たいので、今のテニスで使うのはかなり大変です。ハース選手が若いころに使っていたプロツアー630も同じ時代のヘッドのラケットなので、あのころのしなる打感で世界のトップと戦っていたんだと思うと、すごいですね。

【HEAD】マイクロジェル プレステージ PRO インプレ|すごい伸びと重さ、アシストはほぼなし
【HEAD】プレステージ ツアー600(クラシック600)インプレ|2023年に復刻された名器の打感は最高

市販でハースのセッティングに近づけるなら

  • ラケット:PT57Aの型は市販されていないので、中古のプロツアー630を探すか、今のプレステージ プロ・ツアーで雰囲気を
  • クラシックな打感が欲しいなら、プレステージ クラシック2.0(クラシック600の流れをくむ復刻モデル)
  • ストリング:VSタッチのフル張りか、縦ナチュラル×横ポリのハイブリッド
  • テンション:ハース選手の35/33kgは一般のプレーヤーにはまず無理。ナチュラルなら普段のポリより少し高め、くらいから

プレステージ クラシック 2.0の購入はこちら

VSタッチの購入はこちら

よくある質問

Q. ハースのラケットは?
A. 若いころと2009年以降はヘッドのプロツアー630(PT57A)、その間のダンロップ時代は200Gの塗装で、ダンロップのプロ用の型を使っていたと言われています。

Q. ダンロップのロゴのヘッドって本当?
A. 2009年4〜5月、ダンロップとの契約中にヘッドのラケットにダンロップのロゴを描いて試合に出ていたと、掲示板で話題になりました。

Q. ハースのストリングとテンションは?
A. 長くバボラのVSガットのフル張りで、2004年は35/33kgという高テンション。2009年ごろからナチュラルとポリのハイブリッドと言われています。

まとめ

  • ハース選手はダンロップでもヘッドでも、中身は自分の好きな型を使っていた
  • ヘッド時代はPT57A(プロツアー630)の18×20を、塗装だけ変えて使い続けた
  • ストリングは長くVSガットのフル張り。2004年は35/33kgの超高テンション

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

関連記事

参考(確認日:2026年11月2日)

じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

じょりじょりをフォローする
スポンサーリンク
テニスプロ選手の使用ラケット
スポンサーリンク
シェアする
じょりじょりをフォローする
タイトルとURLをコピーしました