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テニスラケットでおなじみのダイアデム(Diadem)は、ピックルボールのパドルでも人気が出てきています。ただ、日本語のレビューはまだほとんどありません。
そこでこの記事では、海外のピックルボール専門レビューサイトの評価とメーカーの公表スペックをもとに、人気の5本を比較しました。筆者は紹介するパドルをまだ試打していません。「テニスで例えると」は、スペックと海外評価から考えた筆者の主観です。
- 結論:海外ではウォーリアー系とエッジ系の評価が高く、国内で買いやすいのはアイコン インフィニティマックスとウォーリアー ブルーコア
- 5本のスペック比較
- 海外評価とテニス目線のまとめ
- 1. Warrior BluCore Pro(ウォーリアー ブルーコア プロ)
- 2. Edge 18K Power Max(エッジ18K パワーマックス)
- 3. Icon V2 XL(アイコンV2 XL)
- 4. Warrior Edge(ウォーリアーエッジ)
- 5. Icon Infinity Max(アイコン インフィニティマックス)
- 番外編:VICEとRUSHについて
- 国内での入手しやすさまとめ
- まとめ:テニス経験者ならこう選ぶ
- 参考
結論:海外ではウォーリアー系とエッジ系の評価が高く、国内で買いやすいのはアイコン インフィニティマックスとウォーリアー ブルーコア
海外のレビューでは、Warrior BluCore ProとEdge 18K Power Maxが5点満点中4.5以上の高評価です。一方、日本で手に入りやすいIcon Infinity Max(アイコン インフィニティマックス)は、海外では評価が割れています。
ダイアデムは2015年にテニスラケットからスタートし、2019年にピックルボールへ参入したブランドです。交換できるエッジガードなど、使い勝手を考えた仕組みを取り入れているのが特徴です。テニスラケットのほうはエレベート V4の記事や5大メーカー以外のメーカー紹介でも取り上げています。
5本のスペック比較
| モデル | 形状 | 重さ | 長さ×幅 | コア厚 | ハンドル長 | 面素材 | USA Pickleball公認 | 米国価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Warrior BluCore Pro | エロンゲート | 約221g(7.81oz) | 41.7×18.8cm | 14mm(16・19mmもあり) | 14.5cm(5.7インチ) | ケブラー+カーボン | 公認 | $280 |
| Edge 18K Power Max | ワイドボディ | 約226g(7.98oz) | 39.9×20.9cm | 14/16mm | 12.3cm(4.85インチ) | 18Kカーボン | 公認 | $239.95 |
| Icon V2 XL | エロンゲート | 約235g(8.28oz) | 41.9×18.3cm | 13.7mm | 14.0cm(5.5インチ) | カーボン+グリット塗装 | 公認 | 約$100弱 |
| Warrior Edge | エロンゲート | 約227g(8.0oz) | 41.7×19.1cm | 16mm | 12.7cm(5インチ) | 生カーボン | 公認(メーカー表記) | $124.95〜$174.95 |
| Icon Infinity Max | ワイドボディ | 約230g(8.1oz) | 39.8×20.8cm | 13.7mm | 12.7cm(5インチ) | 18Kカーボン(ダブルグリット) | 公認(販売店表記) | $219.95(定価) |
重さは海外レビューの実測値またはメーカー公表値です。米国価格は2026年10月時点で確認できた定価・販売価格で、セールで大きく変わります。
海外評価とテニス目線のまとめ
| モデル | 海外での評価の傾向 | テニスで例えると(筆者主観) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Warrior BluCore Pro | パワーとスピンは強力。ネット前の反応の速さはやや劣る | ピュアストライク系。しっかり振れる人が攻めるためのモデル | 中〜上級者、攻撃型、テニス出身者 |
| Edge 18K Power Max | 芯が広く、パワーとコントロールのバランスが良い。価格は高め | ピュアドライブ系。面が広くて楽に飛ぶ | 初〜中級者、ネット前で丁寧に打ちたい人 |
| Icon V2 XL | 約$100とは思えない出来。振動吸収も好評 | EZONE系。打球感がやさしくパワーもある | コスパ重視、腕への負担が気になる人 |
| Warrior Edge | スピンが高く、攻撃力のあるオールラウンド | ピュアアエロ系。スピンで組み立てるタイプ | スピン重視のストローカー |
| Icon Infinity Max | パワーと反発の安定感はあるが、球持ちが短いとの指摘 | 弾き重視で球持ちが短い、硬めのフレーム感 | パワー優先、短めのパドルが好きな人 |
1. Warrior BluCore Pro(ウォーリアー ブルーコア プロ)
海外での評価:海外のレビューサイトでは5点満点中4.75の高評価。測定ではボール速度が約41.8mph、スピン量が約1,194rpmと、パワーとスピンの数値がどちらも高く出ています。
- 良い点:楽にパワーが出る/スピンをかけやすい/芯を外しても安定/コア部分に生涯保証が付く
- 気になる点:スイングウェイトが高く、ネット前の速い打ち合いではやや遅れる/面全体での反発の均一さは、コントロール系パドルに劣る
- テニスで例えると:ピュアストライクのような、自分で振れる人向けの攻撃的モデルという印象です。海外のレビューでも、テニス出身で重めのスイングに慣れた人に向いていると紹介されています。
- 国内入手性:16mm版(プロ16)が国内通販で2万円台前半で販売されています。海外レビューは14mm版なので、厚みの違いに注意しましょう。16mm版を測った別の海外レビューでは、スイングウェイトが軽めで柔らかいコントロール型という評価でした。詳しくはダイアデム ウォーリアー ブルーコア プロ16の記事で解説しています。
2. Edge 18K Power Max(エッジ18K パワーマックス)
海外での評価:海外のレビューサイトで4.5/5。ワイドボディで芯が広く、パワーとコントロールのバランスが良いという評価です。コントロールの項目は満点でした。
- 良い点:スイートスポットが広くミスに強い/ネット前の繊細なショットがやりやすい/レビュアーはひじの痛みが出なかったと報告
- 気になる点:約$240と高価/ハンドルが短め(約12.3cm)で、両手バックハンドには不向きな可能性
- テニスで例えると:ピュアドライブのような、面が広くて楽に飛ぶタイプ。メーカーも初〜中級者向けのやさしいオールコートモデルと説明しています。
- 国内入手性:Power Max自体は、国内の大手通販では見つかりませんでした。同じEdge 18Kシリーズの「スピードプロ」はAmazonなどで買えますが、形やスペックはPower Maxとは別物なので注意してください。
3. Icon V2 XL(アイコンV2 XL)
海外での評価:海外のレビューサイトで4.5/5。約$100という価格帯では、とてもお買い得という評価です。
- 良い点:薄めのコア(13.7mm)で楽に弾く/ディンクやドロップの精度も良い/振動吸収が効いていて、90分プレーしても手や腕が楽だったとの報告
- 気になる点:スピンは同社の18Kシリーズに劣る/面のザラザラ塗装の耐久性を心配する声がある
- テニスで例えると:EZONEのような、打球感がやさしくパワーも出るタイプ。腕にやさしいパドルを探しているテニスひじ持ちの人にも候補になります。
- 国内入手性:国内の大手通販では見つかりませんでした。海外通販や並行輸入が中心です。
4. Warrior Edge(ウォーリアーエッジ)
海外での評価:海外のレビューサイトの100点満点評価で、スピン93、パワー83、コントロール84、ミスへの強さ83。スピンが高く、攻撃力のあるオールラウンドモデルという評価です。
- 良い点:生カーボン面でスピンが高い/8ozながらバランスがよく取り回しやすい/使い込むと打球感が柔らかくなる
- 気になる点:ベースラインからのドロップが浮きやすかった/他の生カーボン面パドルと比べて決定的な違いは少ない/ハンドルが5インチと短め
- テニスで例えると:ピュアアエロのような、スピンで組み立てる攻撃的オールラウンダー。
- 国内入手性:国内の大手通販では見つかりませんでした。発売から時間がたったモデルなので、後継モデルの有無も確認しましょう。
5. Icon Infinity Max(アイコン インフィニティマックス)
海外での評価:評価が割れています。厳しめのレビューでは3.0/5で、パワーと反発の安定感は認めつつ、ボールが面に乗る時間(ドウェルタイム)がほとんどなく、ネット前やリターンでミスが増えると指摘されています。
- 良い点:付け外しできる交換式エッジガード/パワーと反発が予測しやすい/面に傷が付きにくい
- 気になる点:球持ちが短く、ディンクやドロップが難しい/エッジガードが下の部分まで届かない/定価$200超に見合わないという意見
- テニスで例えると:弾き重視で球持ちが短い、硬めのボックス形状フレームのような感覚。タッチ系より、強く打ち込みたい人向けです。
- 国内入手性:国内で一番手に入りやすいモデルで、Amazonや家電量販店の通販などで2万円台前半〜半ばで売られています。詳しくはダイアデム アイコン インフィニティマックスの記事で解説しています。
番外編:VICEとRUSHについて
- VICE:EVAフォームコアと面の穴が特徴のコンセプトパドルで、USA Pickleball非公認です。静かでパワーもあり、レジャー向けには好評ですが、大会では使えません。
- RUSH:16mmのグラスファイバー面で、USA Pickleball公認。国内では約1万円で買える入門モデルです。海外での本格的なレビューは少なめでした。詳しくはダイアデム RUSHの記事で解説しています。
国内での入手しやすさまとめ
| モデル | 国内大手通販での取り扱い(2026年10月時点) | 国内価格の目安 |
|---|---|---|
| Icon Infinity Max | あり(Amazon、ヨドバシ.com、Joshin webなど) | 約2万〜2.5万円 |
| Warrior BluCore Pro(16mm) | あり(Amazon、Joshin webなど) | 約2.3万円 |
| RUSH | あり(Amazon、ヨドバシ.com、Joshin webなど) | 約8,500〜1万円 |
| Edge 18K Power Max/Icon V2 XL/Warrior Edge | 見つからず | 海外通販・並行輸入 |
価格は変動するため、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。
まとめ:テニス経験者ならこう選ぶ
- しっかり振れる攻撃型:Warrior BluCore Pro(国内なら16mm版)
- やさしさとバランス重視:Edge 18K Power Max
- コスパと腕へのやさしさ:Icon V2 XL
- 国内ですぐ欲しい・パワー優先:Icon Infinity Max(ただし球持ちの短さは要確認)
- まず1本お試し:RUSH
形・厚さ・ハンドル長など選び方の基本は、「テニス経験者のためのピックルボールパドルの選び方」にまとめています。
ダイアデム以外も含めて、国内で買えるパドルをレベル別に比べたい人は「ピックルボールパドルのおすすめ9本」、ピックルボールの記事一覧はピックルボールのページからどうぞ。
実際に試打できたモデルから、この記事に感想を追記していきます。
参考
- Warrior Edge(ダイアデム米国公式)
- Icon Infinity(ダイアデム米国公式)
- 各モデルの評価・実測値:海外のピックルボール専門レビューサイト各社(2026年10月時点)


