【ダンロップ】SX300 歴代比較 2020・2022・2025 どう変わった? インプレ 評価 レビュー

ダンロップ SX300 歴代比較 2020・2022・2025 まとめ記事

どうもじょりじょりです。

今回はダンロップ SX300の歴代比較になります。

2020年モデル(初代)、2022年モデル、2025年モデルと3世代全部使ってきたので、どう変わってきたのかをまとめていきます。

スペックは3世代とも「100平方インチ・300g・320mm」の黄金スペックで同じですが、打感やスピンのかかり方は世代ごとに結構違います。

☆ポイント☆

・スペックは3世代とも同じ黄金スペック。変わったのは打感とスピンのかかり方

・2020はしなって球持ちが良い。2022はスピンが自動でかかる。2025は弾き強めで調整しやすい

・スピン量は2022が一番。2025は軌道が少し低めに出て、テンポを上げやすい

・ボレーは3世代とも優秀

・打感重視なら2020、スピンで粘るなら2022、今から新品で買うなら2025

筆者の感想まとめ

打った瞬間の好みは初代の2020でした。ただ試合でしっかり使うと2022の方が勝率が良く、評価が変わったラケットでもあります笑。今から買うなら2025がおすすめですね。

今買える最新の2025年モデルはこちらです。

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歴代スペック比較

項目2020年モデル2022年モデル2025年モデル
フェイスサイズ100平方インチ100平方インチ100平方インチ
重量(平均)300g300g300g
バランス320mm320mm320mm
フレーム厚23~26mm23~26mm23~26mm
長さ27.0インチ27.0インチ27.0インチ
ストリングパターン16×1916×19(目を粗く)16×19(目をさらに広く)
RA6468―
主なテクノロジースピンブーストグロメット、パワーグリッドストリングテックスピンブーストグロメット(12本分に拡大)、スピンブーストストリングテック、ソニックコアインフィナジースピンブーストフレームジオメトリー、V-ENERGY SHAFT、スピンブーストXTグロメット

数値だけ見ると3世代ともほぼ一緒です。

大きく変わったのは2022でRAが64→68に上がったところと、メインストリングを通す穴を変えて目を粗くしたところですね。ここでスピン性能がかなり上がりました。

2025はフレームの3時9時部分を厚くして面の安定性を上げつつ、6時側のグロメットを広げてストリングが動きやすくなっています。

歴代の性格比較

項目2020年モデル2022年モデル2025年モデル
打感柔らかい・しなる・球持ち◎柔らかいが打球情報は少なめ弾き強め・すっきり
飛び黄金スペックらしく強め、でも調整しやすいフラットだと飛ぶ、スピンをかけると浅くなる控えめで調整しやすい
スピンかけた分かかる自動でかかる・量は歴代最多調整しやすい
軌道低め・伸びる高め・しっかり落ちる2022より少し低め
ボレー◎(タッチが出しやすい)◎(ミスに寛容)〇(男性ダブルスなら少し荷重したい)
得意なサーブフラットも回転系も回転系フラットが良くなった
向いている人打感重視・ダブルススピンで粘るシングルステンポを上げたい・疲れてからも戦いたい

2020年モデル:しなって球持ちが良い初代

SX300 2020

まずは2020年モデルです。

スリクソン時代のrevo cv3.0が硬くて弾く打感だったのに対し、ダンロップに戻って出た初代SX300はかなりしなるラケットになっていました。

RA64と3世代で一番柔らかく、ダンロップ独特の柔らかい打球感がしっかり出ています。黄金スペックにありがちなカンカン弾く感じがなく、ボールに乗せて打てるので打球情報を感じやすかったです。

スピンはイメージ以上にかかります。ただ勝手にかかるというより、打感を感じながら自分でかけた分だけかかるタイプなので、コントロールはしやすかったです。軌道は低めで伸びていく印象でした。

ボレーはかなり好感触でした。中央の目が細かいダンロップ独特のパターンのおかげで、真ん中でとらえればコントロールは競技者向けのラケットとほぼ変わらないくらいです。

サーブは回転系はもちろん、意外とフラットも打ちやすかったです。しっかり叩いてもブレずに潰していけました。

ダブルスはピュアアエロに少し球持ち感が加わった感じで、全部〇でした。

2022年モデル:スピンが自動でかかる粘りのラケット

SX300 2022

次に2022年モデルです。

前作はメインストリングを7、9番の穴に通して目を密にしていましたが、今作は8、10番の穴に通して目を広げています。ピュアアエロとは真逆の変更ですね。

この変更でスピン量がかなり増えました。打つだけで軌道が上がって自動的にスピンがかかり、意識してかけるとえげつない弾道も打てます。特にエッグボールはかなり打ちやすく、スピン量は当時の現行モデルでトップクラスだったと思います。

打感はRAが上がった影響か、前作のしなる感じから弾く感じに変わりました。弾くといってもダンロップらしく柔らかいですが、打球情報は感じにくくなっています。

走らされて無理やり持っていっても暴発せず、振り回されても「何か入った」ってボールが増えました笑。粘ってミスを誘うプレースタイルにはかなり合います。

逆に気になったのは、しっかり落ちる分決めにくいところです。決めにいっても勝手にスピンがかかって相手が間に合ったりしていました。ダブルスでは何も考えずに打つと軌道が上がりやすいので、慣れるまでは前衛に叩かれることもありました。

ボレーは面ブレもなく良好で、ピュアアエロ2018とほぼ変わらない感覚でした。ミスへの寛容さは2022が一番だと思います。

2025年モデル:弾きが強くなり調整しやすく

SX300 2025

最後に2025年モデルです。

打感は弾きが強くなり、黄金スペックらしいフレームの硬さを感じつつ、しなりも微妙に感じるというcv3.0っぽさがありました。

前作は弾道補正でガンガン軌道が上がっていましたが、今作はそこが少し落ち着いた印象です。何も考えずに打った時の軌道は少し低めになり、スピン量や飛びを自分で調整しやすくなりました。

ライジングでフラット気味に打つなど、テンポを上げた時の性能は前作より良いですね。

サーブは前作が回転系で目立っていたのに対し、今作はフラットもかなり良かったです。アシストもちょうど良く、ファーストの確率も上がりました。

ボレーはすっきりした打感で打ちやすいですが、フレームのしなりからか微妙にブレを感じたので、男性同士のダブルスなら少し荷重した方が良いと思います。

一番良かったのは疲れてからです。スタミナが切れて振れなくなってきた時に、軌道を高くして逃げたり、テンポを上げて早くポイントを終わらせたりと融通が利きました。

詳しいインプレはこちらからどうぞ。

・ダンロップ SX300 2025 インプレ・評価|飛ばない?前作との違いと疲れてからの強さ

また2026年9月には、限定カラーの「シャドーブラック」も発売されています。公表スペックは2025年モデルと同じ(300g・320mm・23-26-23mm・16×19)で、ブラック×イエローの精悍なデザインです。2025年モデルのデザインが写真で気になっていた方はこちらも候補になると思います笑

世代ごとの変化まとめ

打感

2020(柔らかい・しなる)→ 2022(柔らかいが情報少なめ・弾き寄り)→ 2025(弾き強め・すっきり)

一番変わったのはここですね。世代を追うごとにしなりが減って、弾き寄りになってきています。

飛び・反発性

3世代とも黄金スペックらしいアシストはあります。2022はフラットに当てると一番飛びますが、スピンをかけると浅くなりやすいです。2025は飛びのコントロールがしやすくなりました。

スピン・軌道

2020は自分でかけるタイプ、2022は自動でかかるタイプ、2025はその中間で調整しやすいタイプです。スピン量の最大値は2022が一番でした。

ボレー

3世代ともスピン系の中では優秀です。タッチなら2020、ミスへの寛容さなら2022、すっきりした打感なら2025ですね。

サーブ

2020はフラットも回転系も、2022は回転系、2025はフラットが強化と、少しずつ性格が変わっています。

使い込んで評価が変わった話

実は初代の2020を打った時点では「2022より2020派」でした。打感が好みだったんです。

ところが2022をしっかり試合で使っていくと、なぜか勝率は2022の方が良く、自分にも合ってきました笑。低めの軌道でもスピンがしっかりかかってボールが伸びていたのが大きかったと思います。

試打の第一印象と、試合で使い込んだ時の評価は意外と違うものですね。SX300に限らず、試打だけで決めずに数回は試合で使ってみるのがおすすめです。

どの世代がおすすめ?

・2020年モデル

柔らかい打感でボールに乗せて打ちたい方、ダブルスメインの方。使いやすくてユーザーが多いのか中古はなかなか出てこないですが、見つけたらぜひ。

・2022年モデル

スピンで相手を下げて粘り勝ちしたい方、ディフェンス重視の方、アウトが嫌でとにかく相手コートに入れたい方。値段が下がっていればコスパも良いです。

・2025年モデル

今から新品で買う方。高い軌道で粘るだけでなく、テンポを上げて攻めたい方。体力に自信がなくなってきた方にもおすすめです。

相性の良いストリング

SX300はラケットがスピンの仕事をしてくれるので、どの世代もストリングをあまり選びません。ナチュラルでもポリでも無難に使えました。

筆者のセッティングは以下です。

・2020:エクスプロッシブスピン 1.25 縦50ポンド、横48ポンド

・2022:ブラックコード 縦50ポンド、横48ポンド。アドレナリン×シンセティックパワーのハイブリッドが一番合っていました

2022で軌道が上がりすぎる、決めにくいと感じる方は、横にナイロンを入れると弾道がある程度抑えられてフラットドライブも打ちやすくなりました。

よくある質問

Q. SX300は飛ばない?

A. 黄金スペックなので飛び自体はしっかりあります。ただ2022はスピンがかかりすぎて浅くなることがあり、2025は飛びが控えめで調整しやすい方向になったので「飛ばない」と感じる方もいると思います。飛びが欲しい場合はストリングのテンションを少し下げるのがおすすめです。

Q. 2020と2022はどっちがいい?

A. 打感を感じたいなら2020、スピンで粘りたいなら2022です。筆者は試打では2020派でしたが、試合の勝率は2022の方が良かったです。

Q. ピュアアエロとどっちがいい?

A. 叩いて攻めるならピュアアエロ、高い軌道で粘るならSX300です。他のスピン系との比較はこちらにまとめています。

・【2026年】黄金スペックのスピン系ラケット5本を徹底比較

・【歴代比較】ピュアアエロ2016・2019・2022・2026の違い

まとめ

SX300は3世代通して「100平方インチ・300gのスピン系黄金スペック」のど真ん中にいるラケットです。

スペックは変えずに、打感としなり、スピンのかかり方を世代ごとに調整してきた感じですね。

個人的には打感の好みで2020、試合の結果で2022、今買うなら2025です。どの世代もボレーが良く、スピン系を初めて使う方や他メーカーから乗り換える方にも使いやすいラケットだと思います。

限定カラーのシャドーブラックはこちら

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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