どうもじょりじょりです。
今日はエイドリアン・マナリノ選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
マナリノ選手はフランスの左利きの選手で、コンパクトなスイングと絶妙なタイミングで相手の球威を利用するテニスが持ち味です。30代後半になってもツアーで戦い続けていて、2026年10月のウィーンの大会にも予選から出場しています。ランキングは73位です。
マナリノ選手といえば、なんといっても<strong>ツアーで一番低いと言われるストリングのテンション</strong>。普段は<strong>9〜11kg(20〜24ポンドくらい)</strong>、最低では<strong>8kg</strong>まで下げたことがあると本人が話しています。ラケットも、ピュアアエロの塗装の下は<strong>昔のアエロプロドライブ</strong>と言われています。
※2026年10月25日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装は<strong>バボラ ピュアアエロ</strong>、中身は<strong>2013年ごろのアエロプロドライブ</strong>と言われている
- 新しい塗装を嫌って、一時期はバボラとの契約がなかったという話も
- ストリングは<strong>ルキシロン アルパワー 1.25</strong>
- テンションは本人いわく<strong>普段9〜11kg、最低8kg</strong>。200〜400g単位で細かく調整している
- 低いテンションの理由は「自分にはパワーがないので、それを補うため」
マナリノの使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年10月24日、ウィーンの大会(エルステバンク・オープン)予選のものです。
塗装はピュアアエロ、中身は昔のアエロプロドライブ
海外の掲示板Talk Tennisでは、マナリノ選手のラケットは「ピュアアエロの塗装をした2013年のアエロプロドライブ」と書かれています。2023年のマイアミでは、中継の解説者が「本人が気に入っているので、今も2015年のアエロを使っている」と話していたそうです。2013年と2015年で書き込みは分かれていますが、どちらにしても<strong>10年以上前のアエロの型</strong>を使い続けていることになります。
2016年ごろには、新しいピュアアエロの塗装が気に入らず、「新しい塗装を使わないなら契約は延長しない」と言うバボラに対して、契約なしで自分の好きなラケットを使い続けた、という話も掲示板に出ています。今は2019年からまたバボラと契約していて、昔のアエロプロドライブにピュアアエロの塗装をしたものを使っている、とされています。
重さは「ガットなしで330g」という書き込みがあり、グリップはレザーにしているそうです。
| 項目 | マナリノ選手(言われている中身) | 市販 ピュアアエロ(2026) |
|---|---|---|
| 塗装 | ピュアアエロ | ピュアアエロ |
| 中身 | アエロプロドライブ(2013年 or 2015年ごろ) | 2026年モデル |
| フェイスサイズ | 100平方インチ | 100平方インチ |
| 重さ(ガットなし) | 330gという書き込み | 300g |
| グリップ | レザー | シンテックプロ |
マナリノの使用ストリング
アルパワーを「8〜11kg」で張る
ストリングは<strong>ルキシロン アルパワー 1.25</strong>です。テンションについては、2025年のウィンブルドン期間中にフランスのテニスメディア「Tennis Majors」のインタビューで本人が詳しく話しています。
- 普段は<strong>9〜11kgくらい</strong>。大会やストリンガーによって変わる
- 今までで一番低かったのは<strong>8kg</strong>、ここ2年で一番高かったのは11.5kg
- 最初は20kg以上だったが、何年もかけて少しずつ下げてきた
- テンションは<strong>200〜400g単位</strong>で調整していて、大会に着いたらまず何本か張って感覚を確かめる
- 回転をあまりかけないので、ストリングはほとんど切れない
- 最後の結び目だけは20kgで結んでもらう(低すぎると振動止めが外れるため)
- 大会には新しいラケットを3〜6本持っていく
低いテンションの理由について、本人は「自分にはパワーがないので、トランポリンのように弾む低いテンションでそれを補っている。テンションを上げると感覚がなくなってネットが増える」という趣旨の話をしています。
昔は20kg、どんどん下がっていった
| 時期 | ストリング | テンション |
|---|---|---|
| 2015年 | ルキシロン アルパワー | 20kgくらい(夏の大会) |
| 2020年 全仏オープン | ルキシロン アルパワー | 9.5kg(本人が話す過去最低に近い数字) |
| 2021年 | ルキシロン アルパワー | ウィンブルドン10.2kg、ストックホルム10〜10.5kg |
| 2023年 | ルキシロン アルパワー | デルレイビーチで19ポンド(中継の解説)、マイアミ10.5kg |
| 2025年 | ルキシロン アルパワー | 普段9〜11kg(本人談) |
掲示板には、マイアミでラケットを張りに出したときに、主審が「10.5」と伝えていたという書き込みもありました。ちなみに、ストリンガーからは「0.1〜0.2kg単位で上げ下げしてほしいと頼まれた」という話も出ていて、本当に細かい選手のようです。
アエロプロドライブとアルパワーを使った僕の感想
マナリノ選手が使っていると言われる2013年モデルではありませんが、僕は<strong>アエロプロドライブ 2010</strong>を打ったことがあります。むき出しのウーファーで、ボールをグチャッと潰して飛ばす昔のバボラの打感がとても気持ちいいラケットでした。今のピュアアエロより目が少し細かく、飛びは控えめで、フラットドライブも打ちやすかったです。ボールを一度掴んでくれる感覚があるので、マナリノ選手のように「相手の球威を受け止めて返す」テニスに合うのも分かる気がします。
アルパワーは、手で触ると硬いのに、打つと芯のある柔らかい打感のストリングです。テンション維持は良くないのですが、そのぶん打感の気持ちよさは他にないものがあります。
ちなみに9〜11kgは、一般の人が普通に張る20〜25kgの半分くらいです。真似すると飛びすぎてコントロールできない人がほとんどだと思うので、試すならまずは2〜3kg下げるくらいからがおすすめです。
【バボラ】アエロプロドライブ 2010 インプレ|むき出しウーファーの打感が最高な名器<br>【ルキシロン】アルパワー インプレ|なぜプロは使い続ける?発売30年でも色あせない名作
市販でマナリノのセッティングに近づけるなら
- <strong>ラケット</strong>:今買えるならピュアアエロ(2026)。中身まで近づけたいなら、中古のアエロプロドライブ(2013年ごろ)
- <strong>ストリング</strong>:ルキシロン アルパワー 1.25
- <strong>テンション</strong>:本人は9〜11kg。一般の人はいきなり真似せず、今のテンションから2〜3kg下げて様子を見るのがおすすめ
- <strong>グリップ</strong>:レザーグリップにすると重さと打感が近づきます
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よくある質問
<strong>Q. マナリノのラケットは?</strong><br>A. 塗装はバボラのピュアアエロですが、中身は昔のアエロプロドライブ(2013年ごろ)と言われています。
<strong>Q. マナリノのテンションは?</strong><br>A. 本人によると普段は9〜11kgで、最低は8kgです。アルパワー 1.25を張っています。
<strong>Q. なぜそんなに低いテンション?</strong><br>A. 本人は「パワーがないのを補うため」と話しています。テンションを上げると感覚がなくなり、ネットが増えるそうです。
まとめ
- 塗装はピュアアエロ、中身は10年以上前のアエロプロドライブ
- アルパワーを普段9〜11kg、最低8kgというツアー屈指の低テンション
- テンションは200〜400g単位で調整する細かさ
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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