どうもじょりじょりです。
今回は2026年の新作として登場したHEADの最新スピンモデル、「EXTREME(エクストリーム) MP」と「EXTREME PRO」のインプレまとめになります。
今作もどちらも良い意味でスピンが抑えられ、非常に扱いやすいラケットへ変わりました。
実際に打ち込んで、詳細なフィーリングをまとめました。
EXTREME MP vs PRO 基本スペック比較
| 項目 | EXTREME MP (2026) | EXTREME PRO (2026) |
| フェイスサイズ | 100平方インチ | 98平方インチ |
| 重さ(ウエイト) | 300g | 305g |
| バランスポイント | 320mm | 315mm |
| フレーム厚 | 23-26-21mm | 22-23-21mm |
| ストリングパターン | 16×19(センター付近はやや細かめ) | 16×19(やや粗め?) |
| CPI(コントロールパワーインデックス) | 500 | 400 |
エクストリーム MP(2026)のインプレまとめ

インプレ総評:癖がなく、程よいパワー感の万能ラケット

どのショットも癖がなく、アシスト感もちょうど良いです。
過剰に弾道が上がりすぎないため、男性競技者がしっかり振っていってもバックアウトしにくく、筆者としては130ゲージの太めのポリと組み合わせて、振り回していきたくなるモデルでした。
各ショットの詳細インプレ
- ストローク:程よい引っ掛かりと“振った分だけ”の上乗せアシスト。従来モデル(特にG360時代など)のような過剰に上がる弾道ではなく、「上がりすぎず低すぎない」軌道に落ち着いています。新素材「HY-BOR(ハイブリッドボロン)」の効果により、打球感は前作よりマイルドで柔らかく、インパクト時にボールをしっかりホールドして潰せる感覚があります。自分のスイングに対してパワーが少し上乗せされる程度の扱いやすいアシスト感なので、中上級者でも安心してハードヒットできます。ただし、他社のスピン特化型ラケットのような「急降下するスピン」を期待すると、少しスピン量が物足りなく感じるかもしれません。
- ボレー:面がブレない安定性と、深さをコントロールできる反発性中厚ラウンド形状らしい「適度な弾き」と「ストリング面での引っ掛かり感」のバランスが良いです。当てただけで浮き上がってしまうようなこともないため、勢いのあるショットを合わせるファーストボレーでも飛びすぎずアウトの心配もなかったです。HY-BOR搭載による面の安定感が最も活きるのがボレーで、オフセンターで芯を外しても面が負けず、ローボレーやハーフボレーも狙った深さにきっちりコントロールできました。
- サーブ:回転系のキレはもちろん、フラット系でもスピードを乗せられるスライスやスピンといった回転系の打ちやすさは今作でも健在。前作より打球感が柔らかいことで、よりボールを巻き込んでしっかり回転をかけられる感覚があります。さらに、フラット系で厚く当ててスピードを出すサーブとの相性も良かったです。PROと比べるとスピードや重さは一歩譲りますが、MPならではの球持ちや引っ掛かりがあるので、確率はこちらの方が良かったです。
エクストリーム MP(2026)が向いている人
- ラケットに「癖のなさ」と「扱いやすさ」を求める方
- アシストを感じつつフラットドライブ系を軸に、丁寧に攻めたい方。
- マイルドで柔らかい球持ち感を重視し、ボレーも含めてオールラウンドに器用に立ち回りたい方
2. エクストリーム PRO(2026)のインプレまとめ
インプレ総評:前作から大きな変化はないが、ほんのりマイルドに進化したツアーモデル

前作(Auxetic 2.0)のシンプルな扱いやすさを継承しつつ、今作は打感がさらにほんのり柔らかくマイルドになり、暴発が減ってさらに扱いやすくなりました。軌道もほんの少し上がった感じです。98平方インチのスペックを使いつつ、少しラケットの恩恵(アシスト)も受けたい方に最適な一本です。グロス塗装のデザインも非常に格好良い仕上がりになっています。
各ショットの詳細インプレ
- ストローク:軽快な弾きと程よいホールド感「エクストリーム=ガッツリ引っかけて超高弾道スピン」と思って打つと、良い意味で裏切られます。性能としては、テクニファイバーのT-FightやダンロップのFX 500 TOURのような、スピード感のある弾きと高いコントロール性を備えたオーソドックスな98平方インチのツアーモデルに近いです。インパクト時にボールを「グッ」と掴む適度な球持ち感がありつつも、そこから軽快に直線的に弾き出してくれるため、狙った深さにフラットドライブが打てました。競技志向のプレイヤーが叩いても暴れない安心感があります。
- ボレー:癖のない弾きと、前作以上に浮かない安心感非常に癖のない素直な弾きで、変なパワーロスをすることなく狙ったコースへシンプルに運べます。今作は前作に比べてわずかにボールを掴む感覚(ホールド感)が向上しているため、前作で少し気になった「他の98インチと比べて球が少し浮きやすい」という問題点が解消されています。相手の足元へのローボレーや当てるだけの返球になっても、意図せずボールが浮き上がることが格段に減り、安心感が増しています。
- サーブ:すべての球種をそつなくこなす性能と、強烈なフラットフラット、スライス、スピンのどれを打ってもそつなくこなせます。98平方インチならではのシャープな振り抜きの良さに加え、インパクトでの球持ちの良さがしっかり活きています。特にしっかり振り抜いたときのフラットサーブのスピード感とバウンド後のノビは非常に優秀で、コントロールの狙いも定めやすいです。回転系サーブもラケットの素直なアシストでイメージ通りの軌道を描けます。
エクストリーム PRO(2026)が向いている人
- 98平方インチのツアーモデルらしい「オーソドックスで癖のない性能」を求める方
- 打感の良さ(マイルドさ・ホールド感)を感じつつ、厚い当たりのフラットドライブで直線的に打ち抜きたい方
- ハードに振り切りたいけれど、ラケット自体の軽快な弾きやアシストによる「少しの楽さ」も欲しい方
比較表(mp&プロ比較)
今回インプレした2機種の比較表になります。
| 評価項目 | HEAD:エクストリーム MP (2026) | HEAD:エクストリーム PRO(2026) |
| 飛び(パワー) | 【程よい・適度】 振った分に少し上乗せされる自然なアシスト。男性競技者が叩いても暴れずコントロールしやすい。 | 【mpより控えめ】 スピンが少ない分、前への飛びを感じるが飛距離的にはやはりmp。 |
| 軌道 | 【上がりすぎない・中軌道】 過剰に弾道が上がらず、ネットの上を綺麗に通してライン際を狙える。 | 【低め・低軌道】 弾道はあまり上がらず、フラットドライブ気味の弾道。 |
| スピン性能 | 【ナチュラル・適度な引っ掛かり】 ホールド感から自然な順回転がかかる。スピン特化型として見るとスピン量はやや控えめ。 | 【mpと比べると少なめ】 mpと比べるともちろん、他のスピンモデルの98と比べても少なめ。どちらかというとフラット系の98っぽさがあり。 |
| 打球感 | 【マイルド・柔らかい】 新素材「HY-BOR」の効果で球持ちが良く、非常にしなやか。VCORE 2023の柔らかさに近い。 | 【シャープ・やや硬め】 前作より球持ちが良くなったが、mpと比べると弾き感があり、カチッとクリアな打ち応え。 |
まとめ:筆者のイチオシは「エクストリーム MP」!
2026年モデルのHEAD EXTREMEシリーズは他メーカーのラケットからもスムーズに移行できるほどオーソドックスで完成度の高い万能モデルと感じました。
前作(Auxetic 2.0)からの移行に関しては、PROは打感がさらにほんのり柔らかくなって暴発が減ったものの、基本性能は大きく変わらないため、まだ前作がキレイな状態であれば無理に買い替えなくても大丈夫です。これから新しく98インチクラスでマイルドかつシンプルな扱いやすさを求める方には、間違いなく最新のPROがおすすめです!
そして、今回筆者が特に大激推ししたいのが「MP」です!
ULTRA TOUR98が値上がりをして値段が下がらないのでメインラケットをピュアアエロにしようか迷っていたのですが、
このエクストリーム MPにその座を完全に奪われてしまいました笑。スピンモデルと思って使うと大人しく感じるかもしれませんが、ストロークでの上がりすぎない中軌道、ボレーの浮きにくさ、そして何より柔らかいホールド感がちょうど良いです。
また、VCORE 2026が硬くて飛びすぎて合わず、VCORE 2023の柔らかい打感を求めている方にも、ハマる性能をしています。
癖のなさと扱いやすさに加え、グロス塗装のデザインも非常におしゃれです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。


