どうもじょりじょりです。
プリンスのラインナップにおいて、ハードスペックよりな「TOUR 95」。
2024年後半から2025年にかけて登場する最新モデルでは、プリンスの代名詞であるテキストリーム×トワロンをベースに、変わっていきました。
「95平方インチ、310g、ボックス形状」という、一見するとハードなスペック。しかし、実際に打ってみると意外とアシストのある使いやすい95平方インチでした。
今回は、この最新TOUR 95を徹底的に使い込んできました。
結論:95平方インチを感じさせない扱いやすさとアシスト
筆者はかなり好きでした。
95なので面ブレはなく、なおかつ球際のアシストもしっかりあります。
そしてスピンもかかりやすく、95平方インチを感じさせない性能でした。
アシストの少ないラケットを求める方にはあまりお勧めできませんが、
振り抜きが良く、アシストもほどほどに欲しい方にはオススメですね。
TOUR 95 2025のスペック・レーダーチャート

この緑の印字が良いですね。
すごくおしゃれです。

スペック詳細
| 項目 | スペック |
| ヘッドサイズ | 95平方インチ |
| 全長 | 27インチ |
| 重さ(未張り) | 310g |
| バランス | 310mm |
| フレーム厚 | 22.0 – 22.0 – 20.0mm |
| ストリングパターン | 16 × 19 |
| テクノロジー | テキストリーム×トワロン、ATS 2.0、PVS |
レーダーチャート

テクノロジー:ATS 2.0の最適化
今作の最大のポイントは、ATS(アンチ・トルク・システム)のさらなる進化です。シャフト部だけでなく、フェイスの2時・10時部分にテキストリーム×トワロンを配置することで、スイング中の不快なネジレを徹底排除。
前作で高く評価されたPVS(ピュリファイド・バイブレーション・システム)も継承されており、「情報のクリアさ」と「面の安定性」が過去最高レベルで融合しています。
打球感:ギュッと掴んでくれる打感
しなりは少なめでしっかり掴んでくれる
しなりも感じはしますが、どちらかというとギュッと掴む感触を強く感じました。
打った瞬間にボールがフェイスに吸い付き、飛ばすような弾きもある打感でした。
振動吸収がさらに進化
PVSの効果が非常に大きく、芯を外した時の嫌な手応えが劇的に軽減されています。
「95インチ=硬くて難しい」というイメージは、このラケットにはないですね。
芯を外しても振動が全然ないので、肘や手首の負担も問題なかったです。
ストローク
フラットドライブの伸びが〇
このラケットの本領発揮は、やはり厚い当たりで叩いた時です。
22mm-20mmの薄型ボックスフレームで、鋭く振り抜けます。叩けば叩くほど、ボールがベースライン際でグンと伸びていきます。
振って良さの出るラケットですね。
コントロールも〇
95インチの小ぶりなフェイスは、コントロール性能もかなり良かったです。
コースの隅を狙うときもブレないのでボールが散らばらず、かなり打ちやすいラケットでした。
意外なほど上がる弾道
「ボックス=上がらない」と思われがちですが、このTOUR95はスピンの掛かりもかなり良いです。エッグボールを打てますが、良さを出すならフラットドライブですかね。
軌道のコントロールも行いやすくかなり良い印象でした。
ボレー:操作性も良く、面ブレがない
310mmの超トップライト設計
重量は310gありますが、バランスが310mmと手元に寄っているため、操作性は100インチ・300gのラケットよりも高く感じます。
ダブルスの激しい突き球に対しても、ラケットが遅れることなく「面を作るだけ」でカウンターが打てます。
繊細なタッチショット
打球情報がクリアに手に伝わるため、ドロップボレーやアングルボレーなど、繊細な力加減が必要な場面でミスが減ります。
95平方インチでボックス形状なので、タッチショットはかなり打ちやすかったです。
サーブ:スピードとコースで勝負
振り抜きが良いのでラケットが走る
空気抵抗が少ないため、ラケットがとにかく走ります。
フラットサーブでは、初速の速さはもちろん、バウンド後のノビが良いです。
また引っ掛かりも良く、回転もかかりやすいのでセカンドの安定感もありました。
コースの打ち分けが容易
フェイスが小さい分、コースが散らばりにくいですね。ワイドに逃げるスライスサーブも、サイドラインを割るような鋭い角度が付けやすいです。
また相手のバックのここらへんかなとイメージして打つと、ほぼ誤差なくいったりとかなり使いやすいラケットでした。
辛かった点
- 100平方インチと比べるとパワーアシストは少ない:ラケットが勝手に飛ばしてくれる感覚はありません。ある程度のスイングスピードがないと、浅いボールになりがちです。
- ある程度集中力が必要:スイートスポットは100インチに比べれば当然狭いです。疲れて足が止まると、途端に難しさが顔を出します。
おすすめのプレーヤー
- 自分からガンガン振っていきたい攻撃型プレーヤー
- フラットドライブ主体で、弾道を低く抑えたい方
- ダブルスでネットプレーメインの方
おすすめセッティング
- G-TOUR 1 125 (48ポンド)
- TOUR 95のホールド感に、G-TOUR 1の「硬質な食いつき」をプラス。筆者オススメ。
- PHANTOM TOUCH 125 (46ポンド)
- 柔らかく、より打球感を優しくするならこれ。少しパワーロスを感じるので気になる方はファントムプロでも〇
- TOUR XX SPIN 125 (50ポンド)
- 少し弾きとスピンを足したい場合はこちら。少し球足が短くなるので軌道は高めにして奥深くに落とすイメージがオススメ。
参照記事はこちらから
まとめ
プリンス TOUR 95 2025は、95平方インチにしてはかなり優しいラケットで使いやすいです。
今のテニス界は100インチの中厚モデルや飛ぶ98平方インチが主流ですが、あえてこの「95インチ」もありです。
飛ばない98平方インチに近い性能をしているので振り抜きを求める方にはかなりおすすめです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。


