【ウイルソン】錦織全米準優勝に導いたラケット Steam 95 インプレ 評価 レビュー 感想

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どうもじょりじょりです。

多分テニス好きなら一度は見たことのあるラケットSteam 95のインプレになります。

理由は錦織圭選手を2014年の全米オープン準優勝に導いたラケットですね。

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☆ポイント☆

BURNやULTRAに比べると独特なホールド感がある

・球のノビも〇

・カウンターヴェイルいらなかった説

筆者の感想まとめ

・ストローク性能4.5

 独特のホールド感、着弾後の球のノビ、回転量全て素晴らしいです。そして打ち負けない。

・ボレー性能4.0

 ボレーはULTRAの方が良い。ただホールド感と球離れのバランスは良いので使いにくいとかは 

 ない。

・サーブ性能4.5

 BURN、ULTRAと違ってホールドしてくれるので回転量はSteamの方が上。速度も出るので

 かなり高評価

Steamを使ったらカウンターヴェイルの必要性をあまり感じませんでした

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じょりじょり

東北出身、テニス歴9年、釣り歴5年になります。

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。

年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えてます。

メイン:テクニファイバー t-fight 315 isoflex
使用ストリング:テクニファイバー レーザーコード 48ポンド 

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スペック

  • フェイスサイズ: 95平方インチ
  • ウエイト: 309g
  • バランス: 325mm
  • 厚さ: 22.0mm
  • 長さ: 27.25インチ
  • ストリングパターン: 16×20

現行のULTRA Tour 95と同じスペックですね。

セッティング

ルキシロン 4gを縦50ポンド×横48ポンドで張りました。

インプレ

ストローク性能

打感

軽い打球感にどこかホールド感があるという独特の打感ですね。ただ不快な感覚ではなく心地良い短いホールド感があり素直に打ちやすいです。

BURNやULTRAにある打球情報の少なさはなく、カウンターヴェイルがまだないおかげで打球情報は感じやすいです。

反発性・飛び

BURNほどパワーはなく、今のULTRAくらいのパワーですね。95のラウンド形状という独特のスペックで軽く振るだけでもかなり飛びます。

しっかり振るとノビ、重さ、スピードを兼ね備えた重たいボールがいきます。

スピン性能

かなりかかります。現行と同じで振り抜きの良さからくる回転量で他の黄金スペックのフラット系のラケットと同じくらいかかります。

下手したらスピン系ラケットに近い回転量もあるので他の95とはまた違ったスピン性能をしています。

ストローク総評

個人的には現行より打ちやすいです。

独特のホールド感、球離れのバランスが良くイメージ通りの飛びをしています。

また粘るときもスピンがかなりかかってくれるので時間を稼ぎやすく、錦織ラケットの中では

Steamでストロークは一旦完成したのではと思いました。

カウンターヴェイルは確かに疲労感は少なくなるかもしれませんが打感が結構ぼやけてイメージよりも飛んだり飛ばなかったりなのであまり使わなくても良いのではという印象でした。

ボレー

ボレーも独特のホールド感があり、球足は調整しやすいです。

しかしボレーはクラッシュゾーンのおかげかULTRAの方が打ちやすかったです。

ULTRAの方が少し外してもクラッシュゾーンのたわみで誤魔化せるので厳しいボールなどはULTRAの方が楽ですね。

ただ打ちにくいというわけではなく面ブレは一切ないので特に不満なくボレーが打てます。

オフセンターを含めるとULTRAに分があります。

サーブ

サーブは球離れのバランスの良さのおかげでファーストの確率はかなり上がりました。

元々打ちやすいスペックではあるのですが振り抜きの良さでフラット、スライス、スピンどれも良かったです。

特にキックの変化は素晴らしいものがありました。結構右に跳ねるので相手もかなり外に持っていくことができました。

他の人の感想

2018アエロユーザー

友人A
友人A

今更と思ったけど使ってみたら意外と良い。しっかり振ると回転がかかり落ちてくれるので安心して振れる。ただリカバリーはアエロの方が上。

2021 vcore proユーザー

ノビ、飛びは申し分ない。打感はボックスに比べたら硬いのでプロスタッフとかボックスから変えるなら合わないかも。しかししっかり振っても面ブレがないのでどんな球でも打つのは楽。タイミングのコントロールがかなり行いやすい。

試合

シングルス

ライジングがかなり打ちやすかったです。面ブレが一切ないので相手がエッグボールで逃げてきてもライジングで跳ね返せるので時間を奪うことができました。

友人A
友人A

球のノビもあり、重いボールが短いタイミングで来るので時間がない。

ダブルス

これといってめちゃくちゃ良いという点がないのとボレーの多いダブルスだとULTRAの方が良いかなという印象でした。

ストローク戦は分がありますがボレーは厳しいところでオフセンターで打った時はULTRAの方が楽だなあと思ってプレーをしていました。

まとめ

今となっては9年前になりますがULTRA Tour自体もクラシカルになりつつあるのでSteamも全然使えました。

ストロークがかなり打ちやすくて驚きました。

ホールド感のおかげでかなり打ちやすく、弾道コントロールも行いやすかったです。

カウンターヴェイルのない時の方が好きなので個人的にはかなり使いやすいと感じたラケットでした。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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コメント

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