どうもじょりじょりです。
今日は鄭欽文(ジェン・チンウェン)選手が実際に使っているラケットとストリングの紹介です。
鄭欽文選手は中国の選手で、2024年の全豪オープンで準優勝、パリ五輪で金メダルを取った選手です。2026年10月の中国オープンではベスト4に入っていて、ランキングは22位です。
使っているのはウイルソンのウルトラの塗装ですが、中身は20年近く前の名器nCode nTour 95の型と言われています。そしてウイルソンは2025年に、この型をもとにした「ウルトラツアー 95 QZ」という本人の名前入りのモデルまで出しています。
※2026年10月19日時点の情報です。プロストックの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。
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この記事のポイント
- 塗装はウイルソン ウルトラ(V5)。2025年まではプロスタッフの塗装だった
- 中身はnCode nTour 95の型(95平方インチ・16×20)
- ウイルソンはウルトラツアー 95 QZを発売。日本の公式では283g・バランス34.0cmのトップヘビー
- ただ、本人が今もnTour 95そのものを使っているのか、QZに変えたのかは掲示板でも意見が分かれている
- ストリングはルキシロン ビッグバンガー オリジナル 1.30(本人のバッグの中身紹介より)
鄭欽文の使用ラケット
Embed from Getty Images Embed from Getty Images上の写真は2026年10月、中国オープンの準決勝のものです。青いウルトラの塗装を使っています。
中身はnCode nTour 95の型
2022年、海外の掲示板Talk Tennisで「鄭欽文選手のラケットは?」というスレッドが立ちました。当時はプロスタッフの塗装でしたが、スロートの形から「nTour 95の型」という見方が出ています。2023年には「バンパーにnCodeの文字がはっきり見える」という書き込みもありました。
nTour 95は2005年ごろのモデルで、錦織選手もプロになったころに使っていた型です。95平方インチ・16×20で、長さは少し長い27.25インチ。ヘッド側が重い、いわゆる「ハンマーバランス」のラケットです。ちなみに、ジュニアのころはプロスタッフ97を使っていたそうです。
ウイルソンはこの「ツアー95」の型を、選手に合わせてプロスタッフやウルトラなど色々な塗装で出していて、鄭欽文選手とクビトバ選手にはプロスタッフ、錦織選手にはウルトラの塗装をしていたと説明されていました。
本人の名前入り「ウルトラツアー 95 QZ」
2025年、鄭欽文選手は塗装をプロスタッフからウルトラ V5に変えました。そしてウイルソンは、アジアで「ウルトラツアー 95 QZ V5」というモデルを出しています。QZは本人のイニシャルです。
| 項目 | ウルトラツアー 95 QZ V5(日本の公式) |
|---|---|
| フェイスサイズ | 95平方インチ |
| 重さ | 283g(平均) |
| バランス | 34.0cm(平均) |
| 長さ | 27インチ |
| フレーム厚 | 22mm(均一) |
| ストリングパターン | 16×20 |
| 素材 | BLX+高性能カーボン |
| 価格 | 41,140円(税込、日本の公式ストアでは発売日未定) |
掲示板では、「QZはツアー95の型に、昔のBLXツアー95のレイアップ」と説明されています。ただ、本人が今もnTour 95そのものを使っているのか、QZに変えたのかは意見が分かれていて、2026年2月には「プロスタッフの塗装のころのnCodeのグロメットから、新しいグロメットに替わっているだけ。中身はnTour 95のまま」という書き込みもありました。
また、ウイルソンのプロストックのnCodeのバンパーが付いたものは、市販品よりかなり硬い(RA68くらい)という話も出ていて、市販のQZと本人のラケットが同じ打感とは限りません。
鄭欽文の使用ストリング
中国版VOGUEの「バッグの中身」の企画で、本人がストリングのロールを取り出していて、それがルキシロン ビッグバンガー オリジナル 1.30だったそうです。掲示板では「金色に見えるので4Gでは」という見方もありましたが、写真によっては金色に見えないこともあり、本人の動画からビッグバンガー オリジナルと見るのが自然です。テンションは分かっていません。
nTour 95と4Gを使った僕の感想
僕はnTour 95を自分で持っていて、BLXツアー、ウルトラツアー 95CV、ウルトラツアー 98など、ツアー95の系統のラケットをかなり打ってきました。
nTour 95は、古いラケットなのに振動が少なく、フレームはしっかりしつつフェイスがたわむ柔らかい打感でした。同じ95平方インチの中ではかなり飛んで、スピンもピュアドライブ並みにかかります。ボレーも取り回しが良く、ハイボレーは感動レベル。正直、ここで完成されていたのでは、と感じたラケットです。
鄭欽文選手の大きく振って叩くフォアハンドは、このハンマーバランスでヘッドが走るnTour 95の性格にぴったりだと思います。古いラケットを使い続けるのも、それだけこの型が完成されているからでしょうね。
ビッグバンガー オリジナルは打ったことがないのですが、同じルキシロンの4Gは、週1〜2回で2か月使っても切れず、打球感が最後まで変わらないポリでした。
【錦織圭引退】歴代使用ラケット全推移まとめ|n Tour・Steam・Burn・Ultraを打った実体験インプレ
【ルキシロン】テンション維持最高 4G インプレ
市販で鄭欽文のセッティングに近づけるなら
- ラケット:ウルトラツアー 95 QZ V5(日本の公式ストアでは発売日未定)。中古でいくならnCode nTour 95かBLXツアー95
- ストリング:ルキシロン ビッグバンガー オリジナル 1.30。手に入りやすさなら4Gでも近い
- テンション:分かっていないので、一般の人は48〜50ポンドくらいから
- 重さ:QZは283gと軽いが、トップヘビーなので振ると重さを感じる。まずはそのままで
ウルトラツアー 95 QZはこちら
ウイルソン公式(日本):ULTRA TOUR 95 QZ V5
よくある質問
Q. 鄭欽文のラケットは?
A. 塗装はウイルソンのウルトラ(V5)ですが、中身はnCode nTour 95の型と言われています。
Q. ウルトラツアー 95 QZは本人と同じラケット?
A. 型は同じツアー95ですが、本人が今もnTour 95そのものを使っているのか、QZに変えたのかははっきりしていません。プロストックの方が硬いという話もあります。
Q. 鄭欽文のストリングは?
A. 本人のバッグの中身の動画では、ルキシロンのビッグバンガー オリジナル 1.30でした。
まとめ
- 塗装はウルトラ(2025年まではプロスタッフ)、中身はnCode nTour 95の型
- 本人の名前入りのウルトラツアー 95 QZが発売されている
- ストリングはビッグバンガー オリジナル 1.30
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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