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JOOLA(ヨーラ)は卓球で有名なドイツ発のブランドで、ピックルボールでは世界トップ選手のベン・ジョンズと契約していることで知られています。「ハイペリオン CAS 16」は、そのベン・ジョンズのシグネチャーシリーズの中で、価格を抑えたコントロール寄りのモデルです。(ピックルボールでは、ラケットのことを「パドル」と呼びます。)
筆者はこのパドルをまだ試打していません。メーカーの公表スペックと、海外のピックルボール専門レビューサイト・販売店の情報をもとに、テニス経験者の目線で整理した記事です。「テニスで例えると」は筆者の主観です。
結論:コントロールと扱いやすさのバランスが良い、2万円以下の定番
- 海外評価はコントロール89%、パワー83%、スピン80%と、コントロール寄りのバランス型
- 重さが偏っていないので、ネット前の速い打ち合いでも振り遅れにくい
- 国内では1.8万円前後から買える
- 表面のザラザラは減りやすいという指摘あり
ハイペリオン CAS 16のスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 形状 | エロンゲート(細長い形) |
| 長さ×幅 | 約41.9×19.1cm(16.5×7.5インチ) |
| 重さ | 平均約235g(8.3oz) |
| コア厚 | 16mm(レスポンス・ポリマーコア) |
| 面素材 | グラスファイバー2層+カーボン1層、表面にCAS(ザラザラ加工) |
| ハンドル長 | 約14.0cm(5.5インチ) |
| グリップ周り | 4 1/4インチ |
| 公認 | USA Pickleball公認(国内販売ページの表記) |
| 米国価格 | 約$160 |
数値は2026年10月時点のメーカー・販売店の公表値です。重さには個体差があります。
海外での評価
海外のレビューサイトの100点満点評価では、コントロール89、パワー83、スピン80、ミスへの強さ84という結果でした。相手の速い球を吸収しやすく、ディンクやドロップ、リセットがやりやすいという評価です。
一方で、上位モデルのCFS 16と比べると打球感のつながりやパワーはやや劣り、表面のザラザラは数週間で目に見えて減ったと報告されています。「特別なところはないが、良くできたコントロールパドル」というのが全体の印象です。
- 良い点:速い球を吸収しやすくタッチショットが安定/重さが偏らず取り回しやすい/グラスファイバー層で、純粋なコントロール系より弾く/上位モデルより約60ドル安い
- 気になる点:上位モデルCFS 16よりパワーと打球感は劣る/表面のザラザラが減りやすい/発売から時間がたったモデルで、新しいシリーズも出ている
テニスで例えると
テニスで例えると、ブレードやプレステージのような「自分で打つ」系のラケットを、少しやさしくしたイメージです。弾きすぎないので狙ったところに置きやすい、コントロール重視のタイプです。
ベン・ジョンズのシリーズというブランド感もあって、テニスでいう「選手モデル」の入り口に近い存在ですね。
向いている人・向いていない人
- 向いている:初心者を卒業して、コントロールを重視したい人
- 向いている:ダブルスでネット前のタッチショットを磨きたい人
- 向いている:2万円以下で有名シリーズを使ってみたい人
- 向いていない:とにかく楽にパワーが欲しい人
- 向いていない:表面の摩耗を気にせず長く使いたい人
国内での買い方と価格
国内ではAmazonなどで1.8万円〜2万円ほどで売られています。似た名前の「ハイペリオン 16mm」や「CFS」など別モデルも多いので、「CAS 16」の表記を確認してから購入してください。
ほかのパドルと比べるなら
- JOOLA ペルセウス 3S デュアル 16mm:同じベン・ジョンズのシリーズで、攻撃型の上級モデル
- ウイルソン ベスパー コントロール17:同じくコントロール寄り。ワイドボディで面が大きい
- ヨネックス EZONE(ピックルボール):打球感の柔らかさ重視ならこちら
各パドルの位置関係は「ピックルボールパドル性能マップ」、レベル別のおすすめは「ピックルボールパドルのおすすめ16本|初心者〜上級者のレベル別」、選び方の基本は「テニス経験者のためのピックルボールパドルの選び方」にまとめています。ピックルボールの記事一覧はピックルボールのページから見られます。
実際に試打できたら、この記事に感想を追記します。


