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【引退】ラオニッチの使用ラケット・ストリング|中身はずっとKブレード98 18×20、プロではめずらしいM2プロ

ミロシュ・ラオニッチの使用ラケット テニス
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どうもじょりじょりです。

今日は、2026年1月に引退を発表したミロシュ・ラオニッチ選手が使っていたラケットとストリングの紹介です。

ラオニッチ選手はカナダの選手で、196cmの長身から打ち下ろすビッグサーブが武器でした。2016年のウィンブルドンでは準決勝でフェデラー選手を破って準優勝し、同じ年に自己最高の世界3位に。ツアー優勝は8回です。最後の試合は2024年のパリオリンピックでした。

ラオニッチ選手のラケットは、ずっとウイルソンのKブレード98 18×20の系統です。デビューしたころは「市販のKブレードでは?」と言われ、その後はKブレードをもとにしたプロストックを、ブレードの塗装で使っていました。

※2026年11月2日時点でまとめた情報です。プロのラケットの中身はメーカーが公表していないので、型や中身の話は海外の掲示板などで言われている情報です。

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この記事のポイント

  • ラケットはウイルソンのKブレード98 18×20の系統
  • 2011年ごろは「中身はH22?」という声もあったが、グランドスラムのストリンガーが市販のKブレードと答えていた
  • その後はKブレードをもとにしたプロストック。ゴファン選手やチチパス選手と同じ系統と言われている
  • 塗装は、Kブレード→BLXブレード→Kブレード→その後のブレード
  • 2016年の掲示板の数字ではガットなし321g・バランス32.5cm・スイングウェイト326。12時に鉛
  • ストリングはルキシロンのM2プロ(ポリではないマルチ系)を、42/44ポンドくらいの横のほうが高いテンションで

ラオニッチの使用ラケット

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上の写真は、ベスト16に入ってブレイクした2011年の全豪オープンと、準優勝した2016年のウィンブルドン決勝のものです。2011年は黒とオレンジのKブレードの塗装、2016年は黒いブレードの塗装ですね。

2011年:中身は市販のKブレード98?

2011年、ラオニッチ選手が一気にトップ30まで上がってきたころ、海外の掲示板Talk Tennisでは「ラケットは何?」と話題になりました。「ウイルソンのプロストックのH22では」という声もありましたが、フレームの形がH22より細くて面も大きく見えることや、バンパーに市販品と同じ金色の「K FACTOR」の文字が入っていることから、市販のKブレード98という見方が強くなっていきます。

そして、グランドスラムで張っているストリンガーで掲示板のメンバーでもある人が「H22ではなく市販のKブレード」と答えていたそうです。ストリングパターンは18×20でした。

ちなみにこのころ、ラオニッチ選手は股関節のケガの前はBLXブレードの塗装を使っていて、ケガから戻るとまたKブレードの塗装に戻した、という話もありました。デルポトロ選手と同じように、ケガをしたときの塗装を避けたのかも、という見方も出ていました。

その後:Kブレードをもとにしたプロストック

2016年の掲示板では、「ラオニッチのラケットはプロストックのブレード98の型で、ゴファン選手と同じ。H22でもH19でもない」という書き込みがありました。2018年にも「H22には変えていない。今もプロストックのKブレード」と言われています。

ウイルソンのプロストックのブレードには、有名なH22のほかに、Kブレードをもとにしたものがあると言われていて、2021年の掲示板では、チチパス選手、ラオニッチ選手、ゴファン選手が使っているのがそれでは、という話が出ていました。つまり、デビュー当時の市販のKブレード98を、プロストックとして作り続けてもらっていたと考えられます。

スペックはガットなし321g・スイングウェイト326

2016年12月の掲示板では、ラオニッチ選手のラケットはガットなしで321g、バランス32.5cm、スイングウェイト326という数字が紹介されていました。ガットやグリップを付けると、345g前後になるのでは、という計算もされています。

同じ年の写真では、フレームの12時の位置に鉛が貼られているのが確認されています。市販のKブレード98(18×20)は305gくらいなので、そこから15g前後重くして、トップに重さを足していたということですね。

項目ラオニッチ選手(2016年の掲示板の数字)市販 ブレード98 18×20 V10
フェイスサイズ98平方インチ98平方インチ
ストリングパターン18×2018×20
重さ(ガットなし)321g305g
バランス(ガットなし)32.5cm―
スイングウェイト326―
カスタム12時に鉛―

ラオニッチの使用ストリング

ストリングは、ルキシロンのM2プロです。ポリではなくマルチフィラメント系のストリングで、ポリが主流のプロの中ではかなり珍しいセッティングでした。

2011年の掲示板では、オーストラリアのブリスベンの大会のストリンガーの話として、Kブレード98 18×20にM2プロを42/44ポンド(縦42・横44)と紹介されていました。2016年には44/46ポンドという書き込みもあり、どちらも横のほうを高く張っているのが特徴です。

18×20の目の細かいラケットに、柔らかいマルチを低めのテンションで張って、飛びと打感を足していたセッティングだと思います。

ブレードとKシックスワンのプロストックを使った僕の感想

Kブレードそのものは打ったことがないのですが、今のブレード98 16×19 V10はインプレを書いています。面がブレず、軌道は低め。厚く当てたときの球のノビで勝負するラケットでした。

また、同じ時代のウイルソンのプロストック、Kシックスワン95のプロストック(中身はH19?)も打ったことがあります。18×20とは思えないくらいスピンがかかったのが印象的でした。プロストックは市販品より重さや打感がしっかりしていることが多いので、ラオニッチ選手のように大きな選手がサーブで押し込むには合っていたんだと思います。

【Wilson】BLADE 98 16×19 V10 インプレ|コントロールと球の伸びで勝負する98
【ウイルソン】K SIX ONE 95 プロストック(中身はH19?)インプレ|18×20とは思えないスピン量

市販でラオニッチのセッティングに近づけるなら

  • ラケット:中身まで近づけるなら、中古のKブレード98 18×20。手軽にいくなら、今のブレード98 18×20 V10
  • 重さ:12時に鉛を少しずつ。ラオニッチ選手はガットなしで市販より15gほど重い
  • ストリング:ルキシロンのM2プロか、柔らかめのマルチ
  • テンション:42/44ポンドくらいの低め。横を2ポンド高くするのがラオニッチ流

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よくある質問

Q. ラオニッチのラケットは?
A. ウイルソンのKブレード98 18×20の系統です。最初は市販品と言われ、その後はKブレードをもとにしたプロストックを、ブレードの塗装で使っていました。

Q. 中身はH22?
A. 掲示板では何度か「H22では」と言われましたが、H22でもH19でもなく、Kブレード系のプロストックという見方が強いです。

Q. ラオニッチのストリングは?
A. ルキシロンのM2プロです。2011年は42/44ポンド、2016年は44/46ポンドという話があります。

まとめ

  • ラオニッチ選手のラケットは、ずっとKブレード98 18×20の系統
  • デビュー当時の市販のKブレードを、プロストックとして作り続けてもらっていたと見られる
  • ストリングはプロでは珍しいM2プロを、横を高めにして低めのテンションで

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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参考(確認日:2026年11月2日)

じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は200を越えています。

メイン:プリンス ビースト100 2026
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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