この記事は2021/7/25に公開された記事をリライトしています。
どうもじょりじょりです。
今日はグラフィン360+ プレステージSのインプレになります。
プレステージといえばヘッドの上級者モデルになりますね。
その中でも軽量で使いやすいスペックのラケットになっております。
このグラフィン360+シリーズはどのラケットも使いやすくなっており、
特にプレステージは昔よりもかなりとっつきやすくなっています。
このプレステージSはその中でも一番使いやすいスペックになっており、
ラウンドからの移行も行いやすかったです。
それではインプレに移ります。
スペック
フェイスサイズ:99インチ
重さ:295g
ストリングパターン:16/19
バランス:325mm
フレーム厚:21.5mm
スイングウェイト:313
RA:64
ボックス形状のラケットになります。
重さ、スイングウェイトといい軽めのスペックでトップヘビーなので振り抜きがとても良いです。
インプレ
ストローク
打感
ボックス形状、フルキャップグロメットのため打感はかなり柔らかく、ボールを包む感覚になります。しかしストリングパターンの影響か他のスペックに比べると少し弾く感覚はありました。
それでもプレステージ特有の心地よい打感はこのスペックでもしっかりありました。
スピン性能
他のプレステージよりかはかかります。
16×19の影響で程よくかかりますがエクストリームやピュアアエロのような劇的スピンというわけではないので自然にボールが落ちる球は意識しないと打てません。
他のボックスと比べてもVcore proなどよりかはしっかりかかります。
そのあたりのラケットと比べても99平方インチのおかげで目が粗いからでしょうね。
飛び
としてはピュアドライブやezoneほどの爆発的な飛びはないです。
かといってプロスタッフや他のプレステージなどと飛びは変わらないかというとそれよりは飛ぶので、ちょうど中間ですね。
個人的にはプリンスの2017年くらいのノーマルのファントム、ヨネックスのvcore pro 100jpが一番飛びとしては近かったです。
ストローク総評
弾道も優しいスペックとはいえプレステージなのでフラットドライブ気味の低い弾道が多くなります。
個人的にはストロークは打感、球の伸びも最高でした。
プレステージの打感は好きだけどハードスペックは厳しいという方には、
ストロークはかなり使いやすいラケットになっていました。
ボレー
弾きが少し感じられる分、個人的には打ちやすかったです。
少し掴んで少し弾くというバランスの良い感覚で打つことができました。
ネックなのは重さが軽いのでアタックなどをされてブロックするときに少し面ブレ、振動を感じました。
鉛で少し荷重しても良いかもしれません。
実際にグリップに合計5g鉛を入れると、面の安定性も増して面ブレもほぼなくなったので自分好みのチューンも考慮しても良いかもしれません。
サーブ
さすがプレステージでした。
元々再現性が高いと言われているラケットでしたが、
この軽さとプレステージということでスピンスライス、スピンサーブなどの回転系のサーブがかなり安定しダブルフォルト知らずになりましたね。
フラットも十分打てますし球の伸びも素晴らしいのですが回転系に感動しました。
サーブで悩んでいる方は考慮しても良いと思います。
僕はエクストリームやピュアドライブを使っていましたがサーブのときに弾きがありすぎて回転を掛ける前に出ていく感覚があって飛びすぎるときもあったのでこの球持ちは良い方向に働きました。
ゲームで使ってみて
グリップの5g荷重した状態で使用しました。
ストリングはポリファイバー TCS 1.25
縦40ポンド横39ポンドくらいでした。(本当は縦48横47で張ってましたがポリオレフィン特有のテンション低下でここまで下がってました笑)
サーブアンドボレー、ストローク試しましたがオールラウンドに使えますね。
軽いので振り回されてもカウンターを狙えますし、ラリーとなっても球の伸びも良いので相手も差し込まれていました。
しかし自然にスピンがかかって落ちたりは無いので、アウトが気持ち多かった点が少しネックでした。
スピンラケットを使っているけどアウトミスを減らしたい人にはおすすめはできませんね。
球の伸びも考えるとフラット系メインの人におすすめですね。
総評
合う方
・ボックスの打感で飛びが欲しい
・ハードスペックは苦手
・弾道を下げたい方
合わない方
・弾道を上げたい方
・スピン性能を求める方
・ラウンド並みの弾きを求める方
誰でも使えるプレステージでした笑
個人的にはかなり気に入っています。
ラウンド形状の硬さがしんどかったり飛びすぎ、ボックス形状だと飛ばないなど悩んでいる方におすすめのラケットですね。
かなり使いやすいラケットになりますので一度試打してみて頂けたらと思います。
ただ僕の感覚でしたがノーチューンだと軽いスペックでトップヘビーなので振り遅れではなく振りが早くなりすぎてサイドアウトが増えた感じがありました。
なので少し鉛で感覚を調節した方が良いかもしれません。
余談ですがマイクロジェル ラジカルOSの感覚に近い感じがあったのでラジカルOSから移行先が行方不明の方にはおすすめです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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