どうもじょりじょりです。
手首の調子が悪い時はよくマイクロジェルラジカルOSを使いますが、
たまにこのユーテックラジカルOSも使います。
違いとしてはこのラケット、フェイス部分がラウンド形状なんです。
シャフトはボックス形状なんですけどユーテックからフェイス部分がラウンド形状になったので打感が少し硬くなっています。
この一つ前の無印ユーテックのときからモールドが変わりましたね。
そしてこのラケットを最後にラジカルもOSがなくなってしまいました。
僕はちょうど怪我もありテニスをやっていない時期に入ったので移行先が行方不明にならなかったですが結構この代で移行先を見失った人がいたみたいですね笑
今また違うメーカーですがOSのシリーズが出てきていますのでまた出てくることを望んでいます。
それではインプレになります。
スペック
フェイスサイズ:107平方インチ
ウェイト:約295g
長さ:27.0インチ
バランス:約320mm
フレーム厚:21.5mm
ストリングパターン:18×19
セッティング
縦 シグナムプロ ファイアーストーム 48ポンド 横 AKpro16を44ポンドで張りました。
4時間で御臨終しました笑
ストローク
無印のユーテックも持っていますが、マイクロジェルのシリーズと比べると少し硬さがあり、反発性も高くなっています。
現代のラケットの打感に近いです。オーバーサイズのおかげで飛びとスピードがしっかりでて、ストリングパターンのおかげでしっかりボールを潰せるのでフラットドライブがかなり打ちやすいです。
しかしロブとかになるとマイクロジェルは乗せれる感覚があったのですが、ユーテックIgになるとボールを乗せようとしても先に弾くので個人的には少し使いにくい感じがありました。
ラジカルOSのライジングの打ちやすさはしっかりあり、弾きの良さがロブのときとは違い良い方向に働いてくれたので速いライジングが打ちやすかったです。
スピン性能はOSのおかげでしっかりスピンはかけれましたが、マイクロジェルのようなインパクトしてからかける感覚ではなく、ボールを潰してかける感覚ですね。
ある程度スイングスピードがある方が良さを感じられるのでこの辺りは好みが分かれるかもしれません。
ボレー
弾きもよく基本的には打ちやすかったです。特に相手の球が速い時はOSの面の大きさによる撓りとラウンド形状の弾きの良さが上手いことマッチングしてコースを狙ったボレーがかなり打ちやすかったです。
滑るスライスのボレーも面の大きさのおかげで打てました。
打感も硬さは感じなかったですね。柔らかいという感じもないですがちょうど良い感覚でした。
ボレーに関してはラウンド形状に変えたのがかなりメリットになっていました。
サーブ
しっかり振らないと良さが出ませんでした。
OSだからスイングスピードは多少遅くても打てるという優しさはなかったです笑
しっかり潰すようにスピンを掛けたらかなりサーブが安定しましたが、試しにゆっくり打つとボールが先にでてしまい安定感にかける感覚がありました。
ストロークやボレーに比べて自分から打つショットなのでしっかり振らないとラケットの良さが出せないのはメリットでもありデメリットだなという感じがありました。
振れば振るほどかなり打ちやすいと感じましたが、スタミナ的にはしんどかったです笑
ゲームで使用してみて
うーんライジングとか速い展開の時は良いですが、相手の球がゆるいとボールを潰さないと軽いボールがいっていたのでOSに見えて実は結構競技者向けと言う感じでした。
マイクロジェルの方がボールに対しての寛容性はあると思います。ユーテックIgはしっかり振っていける人ならかなり良いので僕としては好きな部類ですが意外とかんたんなラケットではないなと感じました。
サーブは振れば振るほど安定するので気兼ねなくスイングできたのは良い点だと感じました。
シングルスではサーブでしっかりスピンを掛けて甘い返球をライジングで叩いて決めるという速いタイミングのテニスにはかなり適正の高いラケットでした。
ダブルスではフェイスサイズが大きいのでサーブアンドボレーもしやすかったですし、積極的に平行陣までポジションを上げることができました。
今平行陣でボレーよりは若干ですがストローク主体になってきており、その展開でもライジングで叩けるので相手のペースを崩しやすかったですね。
総評
初心者の方にも使えますが完全な初心者だと少し使いにくいのと良さは出しにくいかなと思いました。
マイクロジェルのときと比べ自分から打つという意識が必要なラケットだと感じました。
しっかり振った時はボールの弾道も安定し、フラット系のボールが打ちやすかったのでスイングの強さが直結するラケットでしたね。
現代のテニスにはかなりマッチングするラケットになっています。
HEADさんもう一度OSを出してくれないかなあ…笑
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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