どうもじょりじょりです。
去年とうとうブリヂストンさんはテニス事業から撤退してしまいましたね。
残念な限りです。
プロビームやデュアルコイル、X-BLADEシリーズなど名作を作っていたのですがいかんせんプロの使用率の低さであまり使っている人は見かけなかったですね。
ラケット自体はどれもすばらしいラケットなのに残念です。
プロビームは名器として有名ですね。
アクシムプロビームは使う機会があったのでインプレもしています。
そして今回紹介するラケットはX-BLADE RZ300になります。
青と黒でかっこいいラケットになっています。
というよりめちゃくちゃかっこいいですね笑
派手すぎないけど少し光沢のある青でデザイン。
僕はかなり好きなデザインです笑
ではインプレに移りたいと思います。
スペック
フェイスサイズ:100平方インチ
重さ:300g
フレーム厚:23-26-21mm
ストリングパターン:16×19
バランス:320mm
黄金スペックに位置するスペックになっております。
セッティング
家にあったブラックヴェノムを縦48ポンド横47ポンドでセッティングしました。
インプレ
ストローク
打感
動画にあるように一度掴んでから勢い良く押し出す感じですね。
しっかりガット部分が撓むのでつかむ感触が好きな方はハマりそうな打感です。
形はラウンドですが、ボックスのような打感を感じました。
黄金スペックによくある硬い感覚はなく、
ラウンドの中では柔らかい打感で打てました。
スピン性能
スピンもしっかりかかるのでアウトの心配はあまりないです。
しっかり振ったらラケットはボールを持ってくれるのでコントロールもしやすく、
黄金スペックあるあるの暴発も少なく感じました。
現行の他のラケットに比べると少しアシストは少ないですが邪魔をしすぎない程度にあるので楽にラリーができました。
飛び
つかんでから結構飛びますね。
嫌な飛びではなく、振り抜いたなりの飛びをしてくれるので
高反発ラケットにある暴発は少なく感じました。
それでもボックスよりかは飛ぶのでラウンドとボックスの中間の飛びでしたね。
ストローク総評
ピュアドライブなどの高反発ラケットの固さが苦手だったり、パワーが抑え込めないけど、
どうしてもラウンドが使いたいという方にはオススメですね。
ボックスに近いつかむ感触があり、ラウンドに近い飛びもしてくれるので、
結構良いツボを押さえたラケットになっています。
ボレー
ボレーは弾き重視の人には合わないですが、掴んでからコントロールをつける人にはとても使いやすいラケットです。
球をフェイスにのせたボレーが打てるので個人的にはかなり好みでした。
オフセンターの許容も大きく、ダブルスでも使いやすいと感じました。
シングルスでも使えますが、取り回しと感触といいダブルスのボレーボレーのときに個人的には真価を発揮していた気がします。
サーブ
サーブがちょっと個人的にはうーんという感じもありました。
別に悪いと言う意味ではないですが、フラットは打ちやすいんですけどスピンサーブに少し違和感がありました。
普段プレステージを使っているのですがプレステージはしっかり掴んで自分で好きな力加減でで押し出せるのですが、このラケットは掴んでくれるんですけど自分で飛んでいっちゃう感じですね。
もう少し回転かけようと思ったら勝手に出ていって待てよってなります笑
逆にその感覚のおかげでフラットはコントロールもしやすく確率は上がりました。
試合
ラリー、ボレーの安定感は素晴らしかったです。特にストロークですね。
一旦ボールを掴んでくれるのでコントロールしやすく、アシストもあるのでボールも勢いを加えれたため優位に立てる場面も多かったです。
ディフェンスの場面で掴むおかげでカウンターを狙いやすかったです。
サーブもフラットメインになりましたが、相手に低い打点を重点的に攻めることができ全体的に締まったプレーができました。
シングルスの後ダブルスでも使いましたがこのラケットはダブルス向きな気がしますね。
サーブ後のファーストタッチがラケットの特性上かなり打ちやすく、ローボレーなどのファーストタッチがほぼミスなくできました。
総評
もったいない名作ですね笑
このラケットが発表されてすぐにテニス事業撤退とニュースが流れたので最後のラケットですが、
もっと宣伝すればこのラケットは大ヒットしたと思います。
黄金スペックで飛びすぎたり、体に負担がかかってしんどい方にはとてもおすすめできるラケットなのでもう製造、更新されていかないのが非常に残念です。
むしろダブルスメインラケットにしようかなと思うくらい良いラケットだったのにとても悔やまれますね笑
まだネットには在庫があり安くなっているので興味がある方が是非ともお考えください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは今日はこのあたりでー
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