【テクニファイバー】アイスコードの打ち心地を徹底解説|硬さ・飛び・スピン性能・耐久性まとめ【初めてのポリにも?】

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どうもじょりじょりです。

今日はテクニファイバーのアイスコードのインプレをしたいと思います。

テクニファイバー(Tecnifibre)の「アイスコード(Ice Code)」は、発売からしばらく経った現在でも使用者が多く、使いやすいポリエステルストリングです。
一見すると“硬めのガット”に分類されるものの、実際に使ってみると「硬いのに飛ぶ」「意外と扱いやすい」「コントロールが良い」という性能が特徴です。

この記事では、アイスコードを実際に使用した観点から、
打感・硬さ・飛び・スピン性能・テンション維持・耐久性・向いているプレイヤータイプ を徹底的に解説します。

ポリを初めて使う方や、ストリング選びで悩んでいる方にも役立つ内容に仕上げていますので、ぜひ参考にしてください。


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じょりじょり

東北出身、テニス歴9年、釣り歴5年になります。

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。

年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えてます。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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1. アイスコードとは?特徴を簡単に解説

テクニファイバーは、プロ選手の使用率が高いガットメーカーとして有名です。
その中でも アイスコード(Ice Code) は、

  • 柔らかめの打感
  • ボールを潰せるホールド感
  • コントロール性能
  • 比較的コスパが良い

と評判のポリガット。

しかし、実際に使ってみるとネット上の評価とは異なる印象もあり、

「柔らかいと言われているが意外と硬い」
「スイングが弱いと飛ばない」

という声も。


2. 使用ラケット・張り方

  • ラケット:SX300 2020
  • テンション:48ポンド
  • 張り方:手張り(クリッパーメイト)
  • シチュエーション:屋外コートで複数日使用

手張りで感じたのは 「ポリの中では伸びがある」 という点。
ただし、張りやすいというほど柔らかいわけでもなく、適度に硬さが残るタイプのポリといった印象です。


3. ストローク評価|意外と“ガツン”と来る芯の強さ

● 打感:口コミより硬さを感じる

「柔らかいポリ」と紹介されがちですが、実際に打つと、

やや硬めで、芯のあるフィーリング。

ソフトポリを想像していると「思っていたのと違う」と感じるかもしれません。

レーザーコードより少し硬さをなくした感じですね。

● 飛び:反発は控えめでコントロール重視

飛びは抑えめで、

  • 強く振ればしっかり飛ぶ
  • 弱いスイングだと硬さがでてネットしやすい

という性質があります。

そのため、スイングスピードが速いプレーヤーと相性が良いです。

● スピン性能:引っかけるより“潰して回転”

スピンの質は、

  • 角で引っ掛けてスピン!
    ではなく、
  • ボールを潰してスピンをかけるタイプ

で、ナイロンや極端にスナップバックが強いポリとは違うスピンのかかり方です。

厚めの当たりでかけるタイプですね。

● 収まりが良い:暴発が起きにくい

コントロール性能が高め、強く打ってもアウトしにくいのが大きなメリット。

攻撃しながらミスを減らしたい人には理想的。


4. ボレー評価|安定するが、柔らかさは少なめ

ボレーでは「扱いやすいけれど硬さを感じる」という評価に。

● 良い点

  • ボールを受け止める安定感
  • 余計な飛びがなくコントロールがしやすい
  • 速いボールの処理が安心

● 気になる点

  • オフセンターに厳しい
  • 柔らかいナイロンのような「包み込む感覚」はない

特にタッチ系ショットを多用する人は、別ガットのほうがフィーリングが合う可能性があります。


5. サーブ評価|強打すれば良いが、軽いスイングは厳しめ

サーブでは、ポリガットの中でも特徴がはっきり出ます。

● フラットサーブ

強めに振ると
コントロールも球速も安定する優秀なポリ

ただし、

  • 軽く振ったサーブは速度が出にくい
  • 稀に「ぴゅん」と暴発するポリ挙動が出る

というマイナス点もあります。

● スライス・スピンサーブ

潰して回転をかけるタイプのため、
スイングを大きく使える人には最適
一方、ラクに回転をかけたい人には少し不向きです。


6. 耐久性・テンション維持

● 耐久性はかなり優秀

筆者は1カ月使用しても切れず、
打感の劣化も大きくありませんでした。

  • ポリの中でも耐久性は〇
  • こまめに張り替えたくない人には最適

● テンション維持は “平均〜やや悪い”

  • 1〜2週間でテンションが落ちる
  • その後は比較的安定。

でした。

最初の1~2週間はテンション降下に敏感な人は苦手かもです。

「4Gのようなテンション維持の良さ」を求める人には向かないかもしれませんが、実用上の問題はありません。


7. 競合ガットとの比較

● RPMブラスト vs アイスコード

  • ブラストの方が硬く重い打感
  • アイスコードのほうが軽い打感
  • スピンはブラストが上
  • 変な滑りがない分は安定性はアイスコードが上

● レブ vs アイスコード

  • 柔らかさはレブが上。
  • スピン量・スナップバックはレブのほうが強い
  • 変なスナップバックがない分コントロールはアイスコードのほうが安定

8. どんな人におすすめ?合わない人は?

● アイスコードが合う人

  • 初めてポリガットを試してみたい
  • 柔らかいポリより 芯がある打感が好き。でも硬いポリは苦手な方に。
  • 自分は強く振るタイプ
  • コントロールミスを減らしたい
  • 耐久性を重視する

● 合わない人

  • 超ソフトなポリが好き
  • ナイロンのような包み込む感覚を求める
  • 弱いスイングで飛ばしたい
  • 肘・手首に不安がある

9. 代わりにおすすめできるポリガット3選

アイスコードが合わない人向けに、
「柔らかい・使いやすい・スピンがかかる」
という観点で代替候補のガットを紹介します。


① ルキシロン アルパワー

  • 打感が柔らかい
  • ホールド感が強い
  • 飛びが良い
  • 初心者〜中級でも扱いやすい

ルキシロン独特のホールド感が一番でているアルパワー。
アイスコードの硬さがダメだった人に最適です。


② ヨネックス ポリツアーレブ

  • スナップバックによりアイスコードより柔らかく感じる
  • スピン性能が高い
  • 食いつきと反発のバランスが良い


③ ヨネックス ポリツアーファイア

  • 柔らかいのに反発力がある
  • スピンもかかる
  • 軽いスイングでも楽に飛ばせる

アイスコードの
「弱く振るとネットする」
という弱点を補ってくれるガット。

ただ暴発リスクは上がります。


10. 結論|アイスコードは“コントロール系の優等生”

総合すると、アイスコードは

  • 振れる人にはオススメのコントロール性能
  • 潰して打てるスピン
  • ミスが減りやすい安定感

です。

一方で、

  • 柔らかいと思って買うと“意外と硬い”
  • 軽いスイングでは飛ばない
  • 肘に負担を感じる人もいる

といった注意点もあります。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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