どうもじょりじょりです。
今回は2005年に発売されたアエロドライブの復刻版ピュアアエロ ラファ オリジンのインプレになります。
☆ポイント☆
・2005年のモールド・テクノロジーでも全然使える
・普通に使うなら290gが無難、記念ならオリジン
・昔のウーファーの打感が帰ってきた
・オリジンを試合で使える人はいるのだろうか
商品説明
ラファ仕様のオリジナルモデル。ヘビースピンを究めた317gのアエロラケット。
バボラ ピュアアエロ ラファ オリジンの商品説明より引用
ラファエル・ナダルが自ら開発に参加し、来季もともに戦う「ピュアアエロ・ラファ」が第2世代へとバージョンアップ。
今回のラファ仕様のオリジナルモデルは、バランス、重さ、硬さなど、ラファが実際にツアーで使用してきた実戦モデルと全く同じスペックを採用。
全仏初優勝以来、、ヘビースピンにこだわり、戦い続けてきた、絶対王者の本物の武器をあなたに。
筆者の感想まとめ
・ストローク性能:
打感はめちゃくちゃ良い。けど筆者はラケットが重すぎて楽しむテニスじゃないと無理でした。ただ使っているときはめちゃくちゃテニスが楽しかった。
・ボレー:
面ブレはなくボレーは現行のアエロと同じで打ちやすい。けど疲れてくると重さが目立ちだしました。
・サーブ:
キックはさすがアエロでしたが途中から肩ごと吹っ飛んでいきそうでした。打てる時は良いけど疲れるとラケットに持っていかれていました笑
スペック
フェイス面積 | 100平方インチ |
---|---|
フレーム厚 | 23.0-26.0-23.0mm |
長さ | 27inch |
重さ | 317g |
バランス | 330mm |
ストリングパターン | 16×19 |
テクノロジー
FSIスピン(Frame String Interaction)
ストリングパターンが打点時のストリングの可動域を拡大することにより、最適なスピンを生み出す。
Aero Modular3
ダンパーとグロメットのデザインを最適化し、トップ部の空気抵抗を限界まで削減。それによりヘッドスピードが向上し、より強烈なスピンを可能にした。
テクノロジーもそのままみたいですね。
今の2022年モデルはテクノロジーてんこ盛りになっています。
セッティング
友人のラケットを借りました。
Akproが縦46×横44ポンドで張っていました。
インプレ
ストローク性能
打感
昔のむき出しウーファーの打感でボールを掴んで飛ばしてくれるあの打感でした。
打った瞬間から「これこれ」と思い懐かしい気分になりました。
硬さ自体は感じますが昔のアエロと一緒なので打感はとても心地良いものがありました。
反発性・飛び
重い、トップヘビーなのでパワーがすごいですね。
ダメな時と良い時がわかりやすく、ダメな時はぶっ飛んでいきました。
良い時はベースライン付近でクイッと落ちる球が打て、速度もかなり出ます。
威力は最高です。
芯を喰った反発性は現行のアエロよりもあるかと思います。
スピン性能
重さで潰してスピンをかけるので、2018年のアエロや2022年のアエロとは微妙になんか違うスピン性能をしていました。
個人の感想なので違いはあると思いますが、2022年のアエロよりストリングはあまり動かず、ヘッドの重さで潰れてスピンをかけている感じがします。
スピン量自体はさすがアエロでえげつないエッグボールが打てました。
現行のラケットと比べてもスピン性能はかなり高いと思います。
しかしあくまで打ててる時の話です。
ストローク総評
打ててるときはベースライン付近で落ちてかなり跳ねる球を打てますがあくまで打ててる時だけですね。
しっかり打ててる時はさすがの性能で相手もミスが多かったです。
打感も昔のウーファーの打感、飛びも良く、スピンでしっかり落ちると打ててる時は
何も現行と差はないと思います。
しかし筆者はモブまたは一般人なのでラリーを10分~15分くらいしたときから怪しくなり最後は暴発、ネットとストロークがバラバラになりました笑
楽しむテニスとして使っていたのでそういったテニスでは最高のラケットでした。
終わった後、腕が崩壊しそうでしたが
ボレー
ボレーは重さが良い働きをしているのか面ブレはあまり感じず安定して打てました。
むき出しウーファーのおかげでボレーもつかむ感触があって打ちやすく、
オフセンターでも何だかんだ返ってくれていたのでボレーは重さが良い働きをしていました。
ただ使っているとだんだん重さが辛くなってきたので試合で使う自信はないですね。
サーブ
肩が…
しっかり打てたらアエロらしい回転量でえげつないキックが打てました。
サーブも回転量、スピード申し分はなかったですが、何せ重たすぎて笑
打てて振れている分にはえげつないサーブもラケットが仕事してくれて楽でしたが、
振れなくなってくるとコントロールは難しい印象でした。
オリジンを購入した2018アエロユーザーより
アエロらしくて使いやすいのは2018。
ラファオリジンはアエロプロの打感で芯を喰ったときはかなり気持ちよい。
ただバランス、重さがかなり厳しいので長くは使えない。
なのでまだ手に入る、アエロらしさ、今のテニスで使うと考えると2018派かな。
でもナダルモデルがでるような機会がまずないのとカッコいいので買いました。
試合
ダブルス
楽しむ分には最高のラケットでした。
ただ7ゲーム当たりから体力の限界がきてストロークがかなりしんどかったです。
途中からサーブ&ボレーとリターンダッシュの連発でひたすら楽をしていました。
しっかり使えているときはストロークでえげつないショットが打てますが繰り返せないので、
個人的には楽しむ用のラケットだなという印象でした。
現行のアエロと比べて
もちろん試合なら現行のアエロが楽ですね。
追い込まれた時のリカバリー性能が全然違います。
ただ打感は圧倒的にオリジンです。
2022のアエロは振動はほぼきませんが、打感は重く鈍いので好きなのはオリジンですね。
むき出しウーファーの打感が好きなので楽しむテニスならオリジンを選ぶかと思います。
まとめ
テニスが楽しくなる、懐かしくなるラケットでした。
友人とのテニスの時に借りましたが、あの時こんなラケットがあったねーとか話も広がるラケットで純粋にテニスを楽しめました。
試合で使うにはしんどいですが、楽しむ分には最高のラケットでした。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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