この記事ではグリップヘビーにしたい方や、打感を詰まった感じに変えたい方にオススメの改造方法になっています。
どうもじょりじょりです。
ラケットを重たくしたいけど、
レザーグリップって高いし、振動もしっかりくるしで苦手な方もいらっしゃると思います。
そんな方にオススメの方法があります。
それは
シリコン荷重(加重?)になります。
ウルトラツアー97とかグリップエンド外したら普通にシリコンが入ってますが、
あれって意外と安くて簡単で手軽に自分でもできます。
というか市販のものだとたまにひどい物があります笑
注入時に詰めすぎて変形したのかグリップの中が酷いことになっている物がありますね笑
逆にプロストックのウレタン注入のものはきれいすぎて感動します。
改造するラケット
今回改造するラケットは
可能性があると思ってずっと改造しようと思っていた、
REVO CV4.0の改造になります。
ボックス形状で24㎜フラットビームと、
リキッドメタル インスティンクトを彷彿させるスペックになっています。
しかし、重さが285gと少し軽めなので使っていてボールの重さが足りないと感じていました。
しかし鉛を荷重するならどんだけ荷重しないといけないんだというくらい、
ペタペタ貼らないといけないので今回はシリコン荷重を行いました。
シリコン荷重の方法
❢注意❢
この方法は取り返しはつきますが、除去は結構めんどくさいです。
もし行う場合は先に鉛とかで荷重して後悔しないとわかってからから行うのがおすすめです。
フリマにも出すときはシリコン荷重した旨も書いて頂いた方が優しさがあります。
昔フリマで買ったときに何か違うと思ってみたら荷重されていました笑
シリコン自体は100均とかアマゾンで売っている風呂用のシリコーンで大丈夫です。
今回は100均のを使いましたが、
セメダインのスーパーシールとかも使いやすくてオススメですよ。
チューブ絞りはあったほうが良いですね。
じゃないと力勝負になってかなりきついです笑
100均のものにはついてないので注意しましょう。
僕は初めてこの方法を行った時にいけるだろと思って行いましたが、
力を入れすぎて血圧が跳ね上がりました笑
妻からも顔真っ赤になっているけど何してるの?と
引き気味に言われました笑
①まずグリップエンドのキャップをマイナスドライバーとかで外す
マイナスドライバーや千枚通しで窪みに引っ掛けて取りましょう。
てこの原理で簡単に外れます。
砂とかついてるならついでに除去しましょう。
中は空洞なのでそこにシリコンを注入していく感じになります。
この時にそのまま注入してしまうと、
どれだけ重くなったかわからないので、先に重さを測りましょう。
風袋ボタンがあるなら、0点合わせしてから荷重するのがおすすめです。
②シリコンを注入
僕はボケてて今回マスキングテープを貼るのを忘れてますが、
注入する時は周りにはマスキングテープを貼るのがおすすめです。
拭くのが大変でした笑
後は奥の方に落としたかったら割り箸で奥に突っ込むか、
素振りをして遠心力で奥にシリコンを移動させましょう。
後はこまめに重さを測りながら目標の数値まで荷重しましょう。
なんとなくですが、シリコンを注入したところで穴ができているのは嫌なので、
最後はヘラとかで穴を埋めてます。
それまで終わったらしっかり乾かしましょう。
大体裏面にどのくらい乾かしたら良いか書いているので参考にしましょう。
③完成
だったラケットが
10gほど荷重できました。
結構手軽にできて、打感もしっかりというか中身が詰まった感じになるので気に入っています。
レザーグリップでも良いのですが、
僕はオーバーグリップ巻かないと手が痛くなること、細かい重さの調整が行いにくいのに対し、
こちらは荷重していく重さを微調整できるメリットがあります。
僕は荷重する時はこちらの方法を使っています。
ただ結構ヘッドライトになるので、
それが苦手な方は鉛テープをフェイスにつけるなどして調整しましょう。
↓↓仕上がり画像↓↓
失敗した笑
というか汚いな笑
やってしまいました笑
これは少し入れすぎて失敗ですね。
仕切りの部位が消えてしまってる笑
これはダメな例です笑
これはピュアドライブVSの方ですがちゃんとできれば、
本来は中身はこんな感じの見た目になります。
本来はこうなるべきでした笑
真ん中の部分のシリコーンは少しヤスリで削った方が見栄えが良さそうですね。
どうせ見えないので色は気にしませんでしたが、
クリアとか色が何種類かあるので自分の好きな色を注入するのもアリだと思います。
試し打ち
まだ軽かったので結局更に10g荷重して合計20g荷重しました。
まず結果ですが、
かなり良いラケットになりました。
中厚ボックスのパワーに重さが加わるので、
ストロークではスピードと重さを出しやすくなってかなり使いやすかったです。
打感は全然違いますがやはりリキッドメタルのインスティンクトに近いですね。
ボレー、サーブも総じて重さが加わったおかげで攻めやすくなっており、
使いやすさが増した感覚がありました。
欠点はどうしてもフレーム厚が厚いので振り抜きが悪いのと、
スライスが他のラケットに比べてかけにくかったですね。
ただチューン前よりかはかなり使いやすくなっていたので、
成功したと思います。
まとめ
この荷重方法は手軽にできて、
レザーグリップの感触が苦手でも重くはしたい方に
結構オススメです。
細かい調整もしやすいです。
人外ラケットにもしやすいですし、
プロ選手の使っている重さってどのくらいかなと試す時にも使える方法です。
除去する時はスプレーなどを使って除去しないといけないので少し面倒ですが笑
多少ならヤスリとか突っ込んで削って出してとかでもいけます。
ただ正直、
取り返しはつかないことはないですが、
労力を考えると取り返しはつかないくらいの労力を消費します笑
結構大変なのでやらないといけなくなったらげんなりします笑
なので先に鉛などで試し荷重するのがオススメです。
それでも打感も詰まった感じにもなるのでメリットも多く、気に入っている方法なので、
よろしければお試し下さい。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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