どうもじょりじょりです。
今回は2025年1月に発売されたWilson CLASH V3のインプレになります。
しなりがセールスポイントのシリーズですがV3になりどう変化したのか試打してきました。
「今日からラリーが楽しくなるラケット」とのことです。
☆ポイント☆
・ntour95など2000年代のしなりと硬さに似ている。
・ちょっとパワーロスが大きいかも
・今の硬いラケットが苦手な方向き
筆者の感想まとめ
しなりを感じて柔らかいけど試合ではパワーロスを感じた。
打感も柔らかく、2000年代のしなりを感じるラケットでした。
ラリーもアップの時はコントロールしやすかったですが、試合になるとそれなりに頑張る必要がありました。
軌道は上がりにくく、フラットドライブで攻めやすかったです。
しかし正直他の現行のラケットの方が楽でした。
ボレーは前作より好みで少し飛ばしてくれるようになりました。
サーブはしなりますが、押せるのでストローク程パワーロス感はありませんでした。
試合で使うにはレスポンスの速さが足りないので筆者には合わないかなと感じました。
そして手首、肘に優しいとありますがピュアアエロとかで痛くならなかった筆者ですが、このラケット使ったら肘が痛くなりました笑
アームフレンドリーなはずですが全然フレンドリーじゃなかったです笑
気になるテクノロジー
FORTYFIVEテクノロジー
ウイルソン独自のFORTYFIVEテクノロジーを採用し、最高レベルのしなりと、フレームのブレの抑制を同時に実現させ、高い安定性とコントロール性能をもたらす
インプレ動画
スペック
ヘッドサイズ:100平方インチ
ストリングパターン:16×20
重さ:305g
厚み:24.0-24.0-24.0mm
バランス:310mm
長さ:27インチ

デザインはかっこいいですね。
インプレ
ストローク性能
打感
しなりを感じるがフレーム自体はしっかりしている。
打感は柔らかく、かなりしなりを感じました。
昔のntour95やプロオープンなど使ったときの打感に似ていました。
今のラケットにない柔らかさでしたが、その中でフレーム自体の硬さも感じることができました。
2000年代のラケットに近く感じました。
飛び、反発性
パワーロスは結構感じた。
飛びはめちゃくちゃ悪いというわけではないですが、この厚さの割には飛ばないなといった印象です。
パワーロスは結構感じました。ラリーの時も速くなってくると振って飛ばすにしても結構押さないといけなく、ロスを感じました。
筆者はプレステージツアーとかよりしんどく感じましたね。
スピン・軌道
フラットドライブ気味の低軌道がオススメ
16×20のため割と低めにでました。
フラットドライブで打つとちょうど良い軌道で打てました。
回転自体はラケットがしなるので上げようと思ったらしっかり上がりました。
ただこのスペックだと良さを出すにはフラットドライブかなとおもいます。
ストローク総評
試合で使うには少ししんどいかも
打感も柔らかく、好きな部類のラケットではあります。
しかし試合で使うにはパワーロス感がちょっと気になるなと感じました。
筆者は振るときはしっかり振るのでその時のロスが辛かったです。
試合ではウイルソンだとプロスタッフXやブレード100の方が使いやすかったです。
クラッシュだと攻めるにしてもある程度力が必要なのでもうちょっと弾きが欲しいなと思いました。
ボレー
弾きがもう少し欲しい。
柔らかく、掴んでくれますがダブルスの時はもう少しスピード感が欲しいかなと思いました。
同じストリングパターンならウルトラツアー100の方が長さ関係なくダブルスでも好みでした。
ちょっと球持ちが良すぎるんですかね。
サーブ
回転系のコントロール〇
フラットは押し込める感じはあり、そこそこ打てていました。
ただこのラケットは回転系のサーブが良いですね。
しなりの良さが回転に繋がって打ちやすいです。
試合
シングルス
結構必死でした笑
しなりのパワーロスがつらいですね笑
一緒に持って行っていたラジカルmp2025の方が硬いですがロスがなく楽でした。
コントロールは最後までつけやすいですが、ライジングとかになるとブレすぎて辛かったですわ笑
打っていて気持ち良かったですが、撓りすぎているのか段々肘と手首に負担がきて最後らへん痛かったですね笑
まとめ
のんびりラリーするときにオススメ
しなりもあって打ちやすいかと思いましたが、速い展開になるとしなりが辛くなりました。
アップのラリーするくらいだとちょうど良いしなりで楽しくラリーができました。
一つ言えるのは決して肘や手首には優しくないです笑
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
コメント