どうもじょりじょりです。
今回はエレーナ・リバキナ選手が実際に使っているセッティングになります。
ポリツアーファイアを56ポンドで張っているようですが、板みたいになるのかどうなのか気になるところです。
☆ポイント☆
・スナップバックの良さで硬さはあまり感じない。
・vcore自体の振動減衰性が良いので振動も感じにくい。
・シリコンコーティングストリングあるあるのふかしが少ない。
感想まとめ
レブ、ファイアとかにあるスナップバックしすぎの暴発が少なかった
ストロークでレブ、ファイアなどシリコンオイルを浸透させているストリングはたまに滑りすぎてぶっとんでいきますが、56ポンドという硬いテンションのおかげで、いつもより少ない印象でした。
また筆者はいつも他のストリングを50~52ポンドくらいで張っているので気持ち硬いくらいかなといった使用感で違和感なく使えました。
ボレーも弾きが強調されて安心感が増して打ちやすかったです。
サーブも変な滑りがないので使いやすい印象でした。
低テンションが流行っていますが、筆者は50~55台派ですね。
エレーナ・リバキナ選手
Embed from Getty Images Embed from Getty Images2022年ウインブルドン優勝、2023年全豪オープン準優勝、シングルス自己最高3位と
凄い成績を残しています。
ラケットを見ると確かに現行のヨーク部分の違い、写真が見づらいかもしれませんがヘッド近くの特徴的な凹凸構造、フレーム形状の違いなどがあるのでSV98ですね。
使用ストリングはポリツアーファイアを56ポンドで張っているようですね。
インプレ
ストローク性能
打感
硬くなると思いきや、ヘッドのラケットにリンクスを50ポンドくらいで張った感じ笑
思ったほど硬くならなかったですね。
YONEXのvcore自体がボワンといった感じの打感で打球情報が比較的少なめな打感をしておりますが、硬く張ることでしっかり潰し感を得ることができました。
打感はヘッドの硬い打感の感じに近いかなーといった印象で、YONEXの中では硬め、しっかりした感触でした。
振動は全然感じずさすがYONEXでした。
飛び・反発性
安定した飛び、ふかしの減少
SV98を使っていて合うのはポリツアープロかファイアだと思っていました。
ただファイアは変なふかしがあるから微妙かなと思っていましたが、55ポンドでしっかりとしたテンションで張ると滑りすぎるふかしは減ったように感じました。
しっかり振ってもガシッとした感じでコートに収まるのでより振り回す人向けで、そこからさらにスピードを求めるには良いセッティングでした。
スピン性能・軌道
スピン性能は並・軌道はより低め
スピン性能は大きく変わった印象は無いですが、潰せなかったら少し威力の落ちた球になって飛んでいきました。
軌道は45ポンドで張るより低めになった印象でしたが、安定性が増してフラットドライブを打ちやすかったです。
軌道のブレが減るのはかなり良かったです。
ストローク総評
ハードヒット+スピードをさらに求める人向け
ハードヒッターの人はブラストとかg-tour1とかパワーロスの少ないストリングでショットのキレを出していきますが、
このセッティングはもう少しスイングスピードが遅くても許容してくれる感じでした。
ファイア自体の反発性でスピードが乗っていく+vcore svのスピン性能と相手の嫌がる球を打ちやすいセッティングでした。
YONEXのラケットは振動減衰性が高いので高テンションでも使いやすいのは良いですね。
ボレー性能
ファイアの滑りが抑えられているのか軽快な弾き感を感じました。
硬めの感触かなと思いましたがシリコンオイルのおかげで程よく滑って程よく弾く感じでボレーはこの高テンションはかなり良かったです。
あまり球を持たないのでキレのあるボレーを打てました。
サーブ性能
サーブも低テンションで張るより断然この高テンションの方が好きでした。
しっかり振っても抜けた感じがないので打ちやすく、たまにあるすっぽ抜けがなくなったので個人的にはかなり高評価でした。
回転系もかけやすく、ファイア自体の反発性でフラットも良かったです。
まとめ
高テンションも意外と良い
硬くなりすぎるかなと思いましたが、ポリツアーファイア自体が滑りやすいので硬さは感じませんでした。逆に弾きを感じてかなり使いやすかったです。
レブ、ファイアにある暴発も少なくなって、張りたてはどれだけ振ってもコートに入りました。
ただファイア自体は伸びやすいので1か月後使ってみてなど経過も見ていきます。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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